「ひと月=1キン」で数える「20の銘板クロノグラフ」

ドリームスペル(13の月の暦)』が他の暦と決定的に異なる特徴の一つは、フラクタル(自己相似形)な構造を持っている点だ。フラクタルとは、大きさや長さのスケールを変えても同じような形や周期が繰り返される、入れ子構造のこと。

この構造があるが故に、4日を4年と見立てたり、13週間を13日に置き換えたりという視点や発想が得られるのである。ただ、入門書『宇宙の暦は13ヶ月』を手にして下さった方からは、フラクタルについて書かれている辺りから分からなくなるという話をお聞きする事が時々ある。確かに、暦をそのように見た経験がなければ、イメージが湧かないのかもしれない。

しかし、枯山水などを通じて「見立て」に馴染む文化を育んで来た日本人なら、その発想自体は感覚的に理解可能だと思うし、空間的なものを時間的なものに応用すれば良いだけだと気づけば、比較的容易に取り入れられるとも思うのである。そこで、今日は、このブログでも時々引用している「ひと月=1キン」の置き換えについて整理してみたいと思う。

「ひと月=1キン」の見方がはっきりとした形で示されているのは『時間の法則の20の銘板』(以下『20の銘板』)のクロノグラフである。そこでは、「黄色い倍音の種の年」(1997.7.26〜)の「磁気の月」をKIN1として数え始め、「月の月」をKIN2、「電気の月」をKIN3と数えて行く。

『20の銘板』は1997年に発表され、2013年までの16年間が実践期間だった関係で、それ以前や以降については特に定められている訳ではないが、どこかで対応関係が定義されていればその前後もカウント可能なのは、様々な暦のアプリが存在する事からも分かる。まず、実践期間に対応するクロノグラフを具体的に列記してみよう。

「黄色い倍音の種の年」     (1997.7.26〜1998.7.25)KIN 1〜KIN13
「赤い律動の月の年」      (1998.7.26〜1999.7.25)KIN14〜KIN26
「白い共振の魔法使いの年」   (1999.7.26〜2000.7.25)KIN26〜KIN39
「青い銀河の嵐の年」      (2000.7.26〜2001.7.25)KIN40〜KIN52

「黄色い太陽の種の年」     (2001.7.26〜2002.7.25)KIN53〜KIN65
「赤い惑星の月の年」      (2002.7.26〜2003.7.25)KIN66〜KIN78
「白いスペクトルの魔法使いの年」(2003.7.26〜2004.7.25)KIN79〜KIN91
「青い水晶の嵐の年」      (2004.7.26〜2005.7.25)KIN92〜KIN104

「黄色い宇宙の種の年」     (2005.7.26〜2006.7.25)KIN105〜KIN117
「赤い磁気の月の年」      (2006.7.26〜2007.7.25)KIN118〜KIN130
「白い月の魔法使いの年」    (2007.7.26〜2008.7.25)KIN130〜KIN143
「青い電気の嵐の年」      (2008.7.26〜2009.7.25)KIN144〜KIN156

「黄色い自己存在の種の年」   (2009.7.26〜2010.7.25)KIN157〜KIN169
「赤い倍音の月の年」      (2010.7.26〜2011.7.25)KIN170〜KIN182
「白い律動の魔法使いの年」   (2011.7.26〜2012.7.25)KIN183〜KIN195
「青い共振の嵐の年」      (2012.7.26〜2013.7.25)KIN196〜KIN208

ご覧の通り、「ひと月=1キン」という事は、1年で13キン、つまり1ウェイブスペルずつ進んで行く事になる。そして、208(13×16)ヶ月をカウントしたところで、「青い共振の嵐の年」の「宇宙の月」を迎え、その年の「時間をはずした日」をもって全プログラムが終了する形になっていた。

つまり、「ひと月=1キン」の置き換えを活用するなら、今日KIN208は「青い共振の嵐の年」の「宇宙の月」の1ヶ月に対応していて、明日のKIN209が、全銀河ツールの目標点であった2013.7.26「銀河の同期(黄色い銀河の種)」を含む「磁気の月」に対応する事になるのだ。これは1日を1ヶ月にスケールアップするひとつの見方である。

では、逆に上記クロノグラフの数え方を続けた場合、今月「スペクトルの月」はKIN何番に対応するのだろうか?せっかくなので、2013年以降の動きを追ってみることにしよう。

「黄色い銀河の種の年」     (2013.7.26〜2014.7.25)KIN209〜KIN221
「赤い太陽のの月の年」     (2014.7.26〜2015.7.25)KIN222〜KIN234
「白い惑星の魔法使いの年」   (2015.7.26〜2016.7.25)KIN235〜KIN247
「青いスペクトルの嵐の年」   (2016.7.26〜2017.7.25)KIN248〜KIN260

ここまでで、クロノグラフが数えられるようになってちょうど20年(20×13ヶ月=260ヶ月)が経過した事になる。そして、2巡目に入った「黄色い水晶の種の年」から、間も無く始まる「白い磁気の魔法使いの年」までを書いておくと、以下のようになる。

「黄色い水晶の種の年」     (2017.7.26〜2018.7.25)KIN 1〜KIN13
「赤い宇宙のの月の年」(現在) (2018.7.26〜2019.7.25)KIN14〜KIN26
「白い磁気の魔法使いの年」   (2019.7.26〜2020.7.25)KIN27〜KIN39

ここから、現在「赤い宇宙の月の年」の「スペクトルの月」は、KIN24(11・種)に対応している事が明らかになる。こちらは、1ヶ月を1日にスケールダウンする見方と言える。このスケールアップとスケールダウンの両方を意識できるようになると、かなり面白い時空の繋がりに気づけるようになる。

勘の良い人なら、今回の情報からすぐ応用できるようになるだろうし、ちょっと混乱してしまった方も、少しずつ慣れて行けば、そのうち様々な楽しみ方ができるようになるだろう。ポイントは、対応関係がデタラメに決まっているのではなく、とても綺麗な構造(フラクタル)になっているという所であり、そこに時間魔術の扉があるという事である。

この記事を読んだ方にとって、明日への「魔術飛行」が最高の飛躍の機会になる事を願うと共に、この情報を(フェアな形で)広く共有し、活用する「地球の魔法使い」仲間が増える事を祈る。(D)

スペクトルの月20日 13・星(KIN208)

★「13の月の暦とマヤ暦の大基本」  初心者必読!

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