「天地人々ワレ一体」は宇宙からのギフト

先日、都内の書道具屋さんに買物に行くと、見覚えのある後ろ姿が目に入った。天真書法塾の師範仲間、Jさんだ!

彼女に声をかけると私を見てあっ!と叫び、そしてバッグから「天地人々ワレ一体」を取り出して、「私ね、いつもこの本を持ち歩いて勉強してるのよ。天真体道について全部を網羅していて、とってもわかりやすく整理されて書かれているし、本当に色々勉強になって、生徒に教えるのにすごく助かってるのよ」と、ちょっと興奮気味に本を見せてくれた(Dのサイン入り)。

「ありがとう〜、本人に伝えます」と言ってそれぞれの買物に戻ったのだが、Jさん、いつもバッグ入れてこんなふうに熟読してくださっていたとは!(私が書いた本ではないのに大感謝されて恐縮してしまったが)普段師範科クラスでお会いしている道友から、思いがけず率直な感想を頂けたことはとても嬉しかった。大切に読んでいただいていることはもちろん、Jさんの言葉を、著者であるDにすぐに伝えた。

私は、この本が生まれるまでのプロセスをずっと見てきているせいか、何となく内容を理解しているかのような感覚に陥るけれど、それは大きな錯覚、勘違いというものだろう。Jさんの言葉に触発され、私もまっさらな真摯な気持ちで、何度でも読み返して学ばなくては!と素直に思った。なぜなら、「天地人々ワレ一体」が今ここに存在していることは、天真体道を学ぶ人・教える人にとってのみならず、道を求める全ての人にとってギフトそのものなのだから。

ちょっと手前味噌のような話に聞こえるかもしれない。しかし書道具屋さんで道友に偶然会うのは、意外にも人生初の出来事だ。だからこの機会を特別なものとして捉え感謝し、Jさんの言葉に敬意を払おうと思うのだ。これはシンクロを活かす重要な技。そしてもちろん、著者のDに感謝である。(L)

太陽の月16日 5・星(KIN148)

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