「赤い宇宙の月の年」元旦から100日
『13の月の暦(ドリームスペル)』の365日暦元旦(磁気の月1日)は、1990年に『ドリームスペル』として発表された時に、グレゴリオ暦の7/26と定められた(*)。
『13の月の暦』では、古代メソアメリカのやり方に倣って365日暦と260日暦を併用するが、1年の名前は、365日暦元旦に同期する260日暦(ツォルキン)の日付によって決まる。今年は「赤い宇宙の月(13・月)」がG7/26(磁気の月1日)に入っていたので「赤い宇宙の月の年」という事になる。
元旦に同期するツォルキンの日付は「年の担い手」とも呼ばれるので、今年の「年の担い手」は「赤い宇宙の月」と言うことも可能だ。
「赤い宇宙の月」のキン番号はKIN169なので、そこからぴったり100日が経過するとKIN269となるはずだが、ツォルキンは260までしか日付が無いので、その分を差し引いて「KIN9」、つまり今日となる。今日は、この暦で元旦からぴったり100日経ったタイミングなのだ!
さて、「赤い月」という「太陽の紋章」は20日に一度巡ってくるので、古代マヤのハアブ(365日暦)のやり方に倣ってひと月を20日で数えると、必ず毎月の始まりは「赤い月」という事になる。
『13の月の暦・A3』(こよみ屋)の裏面にあるウィナルカレンダーは、1年がこのハアブの区切りで表記されているので、視覚的に捉えたい方には大いに役立つ。手元にある方なら、今日から6番目の「シュル月」に入った事が確認できるだろう。
ウィナルカレンダーで「赤い月」の下に記されているG暦の日付は一見ランダムに見えるが、実際には20日ずつ進んでいるだけで、『ドリームスペル』の心臓部とも言える「銀河の羅針盤」の周囲の(緑の部分に書かれている)日付と完全に一致する。
尚、ウィナルの毎月の下に添えられている「一文」は、『テレクトノン』マニュアルに初めて登場した「太陽の知恵」に関する物語で、出典がはっきりしないのだが、おそらくアグエイアス夫妻による創作(またはチャネル)だと思われる。例えば、今日から始まったシュル月には「偉大な知恵とともに、種が蒔かれる」という文が添えられている。
ところで、古代マヤの宇宙観では「13」は「天界」を、「9」は「冥界(地下世界)」を意味する。「赤い月」のキーワード「普遍的な水を清める」と、この世界観を組み合わせてイメージを広げると、今年は「天の普遍的な水を清める」1年で、今日は「地下の普遍的な水を清める」1日、と見なす事もできる。
注意が必要なのは『13の月の暦(ドリームスペル)』は、使用者が主体的かつ創造的にイメージするもので、「遥か古代からそのように決まっている」だとか「宇宙の法則でそう決まっている」というような事は、どこにも書かれていない。そもそも、この暦の成り立ちを知れば、その手の説明はインチキだと直ぐに分かるだろう。
従って、「このように見る事が可能」という言い方ができるのみである。ただ、12:60的な洗脳呪術に長けた者は「そう運命付けられている」等と言えば、実際に洗脳可能である事をよく知っているから、つぎはぎパクリのデタラメ三昧でも「言い切り型」の表現をするのだ。
『13の月の暦』は、そうした洗脳(集合的催眠)状態からの解放を目的にした銀河からの贈り物であり、依存状態や盲信状態から離れるための自律促進ツールであることを、使用者は忘れてはならない。(D)
自己存在の月17日 9・月(KIN9)
(*)1987年に書かれた『マヤン・ファクター』でも、既に元旦をG7/26とする数え方が紹介されているが、この時点では「ウェイブスペル」「キン番号」「銀河の音」「太陽の紋章」「青い○○」等という表現は一切出て来ないので『13の月の暦』とは言えない。その上、閏日の調整方法も『13の月の暦』とは異なっているので、ホゼの中でもまだ試験中というか未完成な状態にあったのではないかと思う。
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