「13週間=7ウェイブスペル」という視点
1年は52週間と1日である。
これはグレゴリオ暦や「13の月の暦」に限らず、週7日、1年365日で数える暦であれば常に成り立つ表現である。ただ、+1日の部分を「時間をはずした日」とし、ひと月を28(7×4)日で揃えている「13の月の暦」の方がずっとこの構造を認識し易いので、以下、「時間をはずした日」を除いた364日の「13の月の暦」で話を進めてみよう。
1年52週間であるなら、4分の1年に当たる四半期は13週間、つまり91日(7×13)となる。ちょうどKIN104(13・種)だった昨日で、KIN14(1・魔法使い)から始まった「白い磁気の魔法使いの年」の最初の四半期(13週間)が完了し、今日、KIN105(1・蛇)から新しい四半期(13週間)が始まった。
四半期の始まりの「銀河の音」が「1(磁気)」で終わりが「13(宇宙)」というような、美しくて分かり易いパターンになるのは13年に一度、元旦の「銀河の音」が「1(磁気)」で始まる年に限られる。その理由は、以下のような関係性があるからである。
「7(日)×13(週間)」=「13(日)×7(ウェイブスペル)」=「91日」
今年は、2番目の魔法使いのウェイブスペル(13日間)と同期して新年が始まったので、ちょうど昨日で8番目の人のウェイブスペル(13日間)が完了したのである。ツォルキンを『ドリームスペル』旅程盤のスタイルでイメージしている人だと、このことが把握しやすいはずだ。
ところで、91といえば、チチェン・イツァのククルカンピラミッド(春分秋分に光と影の魔術によって蛇が降臨する有名な場所)の四方に配置されている階段の数と同じだ。当然、古代マヤ人もそれが1年の4分の1に当たることを理解していたのである。
トップ画像は『マヤン・ファクター』監訳者の滝元さん(KIN190)と1999年に訪れた時のスナップ写真だが、当時はまだピラミッドに登ることができたので、階段部分に人影を確認する事ができる。
いずれにしても、同じ91日を「13週間」と見る見方もあれば、「7ウェイブスペル」と見る見方もあるという事だ。同じ期間(スケール)を異なる枠組みで認識するこうした視点は、リアリティの(無意識的)認識に強い影響をもたらす。だからこそ、「13の月の暦に替える平和の運動」では、多様な枠組みが包含されている「13の月の暦」への集合的シフトが訴えられて来たのだ。
実際、我々が認識する世界(リアリティ)は、感覚器官の状態だけではなく、意識の状態によっても大きく変わる。睡眠中に夢を見るのも特定の状態の一つだ。各種の行や瞑想、ある種の植物などを通じてそうした体験をする人は少なくないが、「暦」という無意識領域に静かに作用する「枠組み」を替える事で、新しいリアリティを体験した人はまだそう多くはないと思う。しかし、それこそが銀河マヤからの贈り物なのだ。
さて、今日から始まる新たな四半期は、KIN14から始まった1年の第14週目の初日というだけではなく、28日間の「時間トンネル」初日でもあり、明日からは10連続GAP(銀河の活性化の正門)も始まるという大波続き。波は眺めているだけでいいという人はそれで構わないが、乗って体感したいと思うのならまずは行動してみる事だ。
関西の方は10/26(土)、関東の方は11/2(土)にチャンスが巡って来る。波はいつでも生じているが、こんなに位相が揃うタイミングは滅多にない。「時空のサーファー」の資質を持つ者なら、「またの機会」というのは実は永遠に巡って来ない事を知っているはずである。
最後におまけを一つ。KIN104(13・種)だった昨日、久々に古代マヤ暦のツォルキンを調べてみたらパカル王の死の日付「6エツナブ」であった。気になって MAYA3Dで計算してみたら、パカルの死から1877回ツォルキンが巡ったタイミングだったと判明。遺跡の日付と計算が合うその暦こそが、本来「マヤ暦」と呼ぶべき暦なのだ。
こうした基礎的な背景も理解していないような人々が行う鑑定やアドバイスを、いちいち真に受ける必要は全くない。その殆どは『ドリームスペル(13の月の暦)』という銀河の贈り物を捻じ曲げて捏造された偽マヤ暦で、根本的に全く意味をなしていないものなのだから。(D)
自己存在の月8日 1・蛇(KIN105)
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