サカダワ満月にミラノと繋がるインスタグラム

カーラチャクラ・タントラに基づくチベット暦で、6/17(KIN235)の満月は、お釈迦様の誕生、成道、涅槃と結びつけられる特別な満月「サカダワ満月」だった。この日、クリカのインスタグラムには、前夜Lが撮影した月と木星の大接近写真4枚をUPしていて、ちょうど1040投稿目となった。

インスタはほぼ毎日更新しているものの、不定期に抜けてしまう事もあるので、この日に合わせて投稿数を調整した訳ではなく、結果的にそうなっただけだった。しかし、これが面白い発見をもたらす。

翌日から、イタリアへの小旅行に出発する予定になっていた私は、2016年のイタリア旅行直前に手に入れた『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密』という本を引っ張り出してきて、再び旅のお伴にする事に決めた。何故なら、今回の旅も没後500年を迎えたダ・ヴィンチが大きなテーマの一つになっていて、目的地の一つミラノについても色々と書いてあった事を思い出したからだ。

そこで、ダ・ヴィンチがミラノで活躍し始めた頃について書かれている箇所を調べると、何と、それはP104から始まっていた。インスタ1040投稿目に気づいたその日に、ミラノという切り口からP104に至る流れが美しい。

しかも、この104という数は『13の月の暦・説明書』にも登場する特別な数で、地球が太陽の周囲を104回巡る間に金星は169回巡る事になる(この間65回会合する)。単なる数字遊びとは言え、KIN169から始まった「赤い宇宙の月の年」にこの発見が起こるところが魔術的である。

翌朝は、早朝に出発の予定だったので、当初は「旅するイタリア語」もパスして寝てしまうつもりだったが、タイトルが「新奇と独創の都市ミラノ」と知って、観る事にした。もちろん、ドンピシャでミラノだったという事もあるが、本のP104に「新奇な形」という表現を見つけてもいたからだ。

ダ・ヴィンチが、ロレンツォ・デ・メディチによってミラノの宮廷に派遣された折、「新奇な形」をした銀製の楽器を献上する事になり、実際にその「新奇な形の楽器」を演奏してイベントで優勝した事もあった、という記述を発見したのだ。普段あまりお目にかかる事のない「新奇」という言い回しがシンクロした事に、インスピレーションを感じたのだ。

その直感は正しく、時間の関係でスルーする予定にしていたレオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館の内部の様子が、番組冒頭から映し出されていた。おかげで、それなりに面白そうではあるものの、短時間の滞在で優先される場所ではない事がはっきりした。

翌朝、成田に向かうリムジンの中で、この日6/18(KIN236)が、Lの太陽暦誕生日1/14から2銀河スピン(2×260)に当たる事に気づいた。という事は、そのさらに2銀河スピン前が誕生日の私から見れば、4銀河スピン(4×260)、つまり1040日後に当たるという事だ!

1040枚、P104と続いた後での1040日!私がKIN236(2・戦士)の「運命の道筋」に入ったのは、『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密』発刊直後の2016.8.12で、その2週間余り後に初めてフィレンツェを訪れているのだ。しかも、滞在した場所は、ダ・ヴィンチが住んでいた家のすぐ目の前だった。

つまり、ダ・ヴィンチの足跡を辿った最初の旅の時の道筋が、3度目となる今回の出発日と重なっていて、その期間がぴったり1040日であることを、サカダワ満月のインスタ投稿が教えてくれたのである。その日の投稿が4枚だったのは260×4ともリンクしていたのだろう。

そして、3度目のダ・ヴィンチ追跡旅行をし終えた私の現在の道筋は「4・世界の橋渡し」(KIN186)で、まさにダ・ヴィンチ本人の誕生キンとシンクロしているのである。トップ画像はそのダ・ヴィンチ直筆の「アトランティコ手稿」。ミラノのアンブロジアーナ図書館で目にしたものだ。(D)

宇宙の月4日  1・星(KIN248)

★「13の月の暦とマヤ暦の大基本」  初心者必読