十勝・満月の安月庵にて
前回の北海道から13年ぶり。KIN260満月のとかち空港に降り立ち、私たちがまっすぐ案内された先は、一軒家の「おうちご飯割烹 安月庵」というとても素敵なところでした。
アプローチから玄関に向かい引き戸を開けると、何とも寛げる美しい空間がぱーーーっと広がっていて、私のテンションいきなりマックス!今回のワークショップを主催してくださった瀧川さんの計らいで、こちらのお店で打合わせとランチをいただく段取りになっていました。
私たちのために早朝からお店を開け、心を込めてお料理を用意してくださっていた「安月庵」のじゅん子さん、そして瀧川さんのおもてなしに感謝です。いただくお料理は全て美味しくて美味しくて、もうこのまま東京に帰ってもいいな〜と今回のミッションを忘れるほどでした。心よりありがとうございました。
★記録のために写真をUP。(しかし途中から食べることとお話しに夢中になりそれどころではなくなってしまいましたので、写真はほんの一部です。)
★左上:こちらの看板料理のひとつだそうです、ゴボウのきんぴら(見てくださいこの繊細さ!いくらでもいけるほど美味しいです)。右上:トマトとオニオンの甘酢づけ(季節によって変わりゆく素材の味を活かされたそうです)。
★左から:柿の生ハム巻き(柿の甘みとハムの塩加減が口の中で絶妙〜)。十勝和牛のローストビーフ(添えられている山わさびの醤油麹漬けはオリジナルだそうです。まるで魔法。発売されたらマジ買いたい!)。栗の渋皮煮シロップで煮た金時芋(まるで黄金の栗のようでした)。輝く黒豆。お豆腐の味噌漬け(甘酒と日本酒を溶かした味噌の中に漬け込んだそうです)。
★郷土料理、ちゃんちゃん焼きも普通のちゃんちゃん焼きではありません!添えられていたマッシュポテトのトリュフ和えも絶品でした。ほかにも、鮭のお造り(タレはオリジナル)、湯葉の美しい煮物、長芋のお味噌汁やご飯、漬物、全て悶絶もの。
★〆はこちら。夢のように美味しかったです。あまりの美味しさに、小豆屋さんからもレシピをきかれるそうですよ。お店のお名前、安月庵は小豆が由来だそうで、暑い時には冷たくして、寒い時には暖かい、小豆のデザートを用意してくださるそうです。そんな計らいも素敵ですね。
じゅん子さんのご出身は東京で、北海道にいらしてから十勝の食材の美味しさに驚かれ、豊かな食材の虜となられたそうです。「安月庵」のお料理は十勝の素材を使いつつ、どれも素晴らしく独創的でちょっと他にはない秘密がある。
「こんなに美味しいお料理をどうやって考えつくのですか〜〜?」と伺うと、じゅん子さんは「美味しいものが大好き。食べることが大好き。どうやったら美味しいものがさらに美味しくなるのか、みんなに喜んでもらえるのか、いつもそればかりを考えています」と迷わずきっぱり。流石です!「安月庵」のトレードマークは月。満月のタイミングに伺えて時間の法則に感謝です(笑)。
さてこのブログをお読みくださるみなさま!十勝へ行ったら「おうちご飯割烹 安月庵」です!じゅん子さんは世界中から引っ張りだこなので、ご予約をお忘れなく。
自己存在の月13日 5・蛇(KIN5)
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