心を揺さぶられない「自分軸」が立つ

昨年の11月末に、心身全体のメンテナンスということでウォーターセラピーのセッションに来られた桜田さん(仮名)。新年を迎えてから頂いたメールを、まずはそのままご紹介します。

飲み始めてしばらくは、いろんな感情が湧いてきて不安定になったのですが、飲み続けていると、ある時、身体の深いところに意識が引っ張られて、そこから身体の中に柱が立ったような感覚になりました。

そしたら、自分を取り巻いていたネガティブな感情や想念は柱の外をぐるぐると飛び交うだけで、心が揺さぶられなくなってきて。波動と水の力ってすごいなと思ったのでした。

柱=意思を立てることは、結界のようなもので、自分の軸を持つことは、無防備でありながら最強の武器を手に入れることなのかなと思いました。

お水をいただいてからの変化には、驚きでした。古事記に黄泉の国から戻ったイザナギが禊をする話がありましたが、自分の内側で起こっている状況が、どこか通じるような気もしました。

初めて作成したウォーターレメディ(波動水)で、素晴らしい体験をされた様子が伝わって来ます。

ウォーターセラピーでは常に、そして初回の時は特に、好転反応的な応答が強く出ないよう、全体のバランスを考慮してお水を作成(波動転写)しますが、それでも今まで体験した事がない形で心身に多次元的な刺激が加えられるので、飲み始めてしばらくは、心身に多少不安定な状況が訪れる事があります。

しかし、今回の桜田さんが体験されたように、殆どの場合はしばらくすると落ち着いて、その後、非常に気持ちがすっきりしたり、快適な身体感覚を覚えたりします。

桜田さんの測定結果は、意識のより深い領域で影響力を持つ感情として「妄念・強迫観念」「過ちを繰り返す」「ストレス」「自己嫌悪」「罪の意識」などが、比較的最近の浅い影響力として「孤立的」「短気、いらいら」などが見られました。

一方、身体面では、慢性的に働きが鈍りがちなポイントとして「自律神経系」「血液循環」「リンパ球」「ホルモンバランス」などの波動に応答が見られました。

いずれも、桜田さんの「心身全体のメンテナンス」というリクエストに応じて得られた反応で、それに基づいて作成されたレメディ(波動水)を飲み続けた結果が上記の報告であることを振り返ると、桜田さんの「メンテナンス」という言葉の中には「自分の意思をしっかり持ちたい」という意図が含まれていたのではないかと推察されます。

だからこそ、レメディの飲用によって、「柱(自分軸)が立つ」という感覚や、イザナギの禊の喩えが出て来たのではないかと思うのです。

「心身全体のメンテナンス」は良くある一般的なリクエストの1つで、ある意味漠然とした表現ですが、実際そこに込められている意味合いは一人一人異なるものであり、それ故に、測定に基づいて作成したレメディによる心身の応答も、人それぞれで違って来る訳です。

生きていれば、様々な感情や想いが生まれるのは自然な事であり、それ自体はごく健全な反応だと思います。しかし、生み出された1つ1つの感情を後から何とかしようとするのは、あまり有効なアプローチとは思えません。結局、反応を追い続ける反応の連鎖を生み出すからです。

そういう意味で、今回、桜田さんに起こった「柱(自分軸)が立つ」感覚は、自分自身を健全に保つ非常に有効なあり方で、レメディを作成する時のリクエストとしても、「自分の意思(柱)を立てる」は広く役立つものの1つだと思えます。

あまりにも多くの情報が錯綜し、時に同じ分野の専門家達の間でも真逆の意見が飛び交う現代において、自分軸(自分の意思)を立てることは、揺るぎない心を養い、落ち着いてものを見、判断する土台にもなりますし、結果として心身を健全に保つ秘訣にもなると思います。

一人一人が心を揺さぶられない落ち着いた状態で居られれば、そこに平和が訪れます。そんなことを、桜田さんの報告から思ったのでした。(D)

*ブログ「ウォーターセラピーの現場から」には他にも様々な解決例が記録されています

共振の月6日 6・人(KIN32)

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