「青い嵐」の冒険者たち
先日の「青い嵐」の日のブログ「サハラと菩提樹」に、ボダナートと九品仏のシンクロについて書いた。しかし、この二つの場所をつなぐとても重要な人物(特にチベットに関して)がいることに気づいたので、メモしておきたい。
その人物とは、河口慧海(1866年2月26日- 1945年2月24日)である。仏教学者にして探検家。鎖国状態にあったチベットに入国を果たした初めての日本人といわれている。実は、この河口慧海を記念する碑が、ボダナートと九品仏の両方にあるのだ。ボダナートの碑は常宿から3分ほど、九品仏の石碑は、サハラからもシャンバラ教室の稽古場からも同じく3分ほどのところにある。またしてもピンポイントすぎる。
ボダナートの碑の内容:「ここに日本とネパールの友好が始まる 河口慧海1899年2月、仏教の原典を求めてチベットへの旅の途上、日本人として初めてネパールを訪れた河口慧海は、ブッダ・バジラ・ラマ師の庇護をえて、ここボードンクァートに滞在し、苦難の末チベットへ入り多くの貴重な原典を日本に持ち帰った。ブッダ・バジラ・ラマ師をはじめとする多くのネパールの人々の温かい支えなしにこの偉業は成功しなかった。ここに、ネパールとネパールの人々への感謝をこめて、初めてネパールを訪れた日本人である河口慧海ゆかりの地に、日本とネパール両国民の永遠の友好を祈念して顕彰碑を設置するものである。」
ところで、日本人として初めてチベット入国を果たした河口慧海の誕生KINは、青い惑星の嵐/KIN179。同じ誕生KINを持つ人物に、メキシコに魅せられた美術家・利根山光人、言わずと知れたエジプト学者・吉村作治がいる。チベット・メキシコ・エジプト。時代や状況は全く違えども、「青い嵐」は私にとって道無き道を行く冒険者として記憶される。(L)
倍音の月21日 2・竜(KIN41)
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