「13の月の暦」から見た「大嘗祭」の共時性秩序

大嘗祭は、新天皇が即位後に初めて行う重要な祭祀で、新穀を天照大神や祖先に供え、五穀豊穣と国の安寧を願う大規模な儀式。毎年11月23日に行われる新嘗祭のスペシャルバージョンとも言えるが、一世一度だけであることや、この祭祀のためだけに大嘗宮が造られる事を知れば、このご神事が如何に特別なものであるかが分かると言うもの。

ちなみに、大嘗宮は、地鎮祭の後、祭の7日前から造り始め、5日間以内に造り終え、「大嘗宮の儀」後にはただちに撤去されるという。まるで儀式の時に宮殿として諸尊を招きつつも、灌頂終了後は破壇してしまうカーラチャクラ砂マンダラのようだ。

新天皇ご即位にまつわるニュースの中で、大嘗祭についても何となく見聞きはしていたものの、実際のところ、何時、どこで行われるのかは、実はごく最近まで知らずにいた。【伊勢内宮への国道23号、皇居東御苑への国道1号】に記したような背景により、五十の誕生日(KIN31)に皇居東御苑を初めて訪れた事で、まさにその御苑(千代田1-1)で行われるのを知ったのだった。

大嘗宮の模型(本丸休憩所にて)

そして、儀式の日程について知ったのは、翌KIN32(8/13)の事。宮内庁の資料によると、大嘗祭の中心儀礼である「大嘗宮の儀」は、11/14(悠紀殿供饌の儀)〜11/15(主基殿供饌の儀)で、夜を通して行われる模様。伊勢の式年遷宮における遷御の儀と同じく、最重要儀式は、夜密やかに行われるものなのだろう。

さて、この日程を『13の月の暦』で見てみると、11/14は「自己存在の月28日」、11/15は「倍音の月1日」という事で、「行為の基礎を確立する」最初の4ヶ月の仕上げと「行為のリズムを拡張する」次の4ヶ月の始まりという、13ヶ月の「惑星奉仕のウェイブスペル」の中でも特別なターニングポイントに当たっている事が分かった。

加えて、260日暦では11/14がKIN125(8・蛇)、11/15がKIN126(9・世界の橋渡し)である事も分かった。このどちらにも、私は激しい驚きと衝撃を覚えずには居られなかった。理由を一つ一つ書いて行こう。

まず、特筆すべきは、上皇陛下が第125代天皇で、今上陛下が第126代天皇であるという事。126代天皇としての最初にして最大のご神事が、KIN125に始まってKIN126に完了すること、「世界の橋渡し」が惑星ホロンで日本のエリアに対応することを鑑みれば、このドリームスペル(13の月の暦)ツォルキンとの一致を、単なる偶然として済ます事はできないだろう。

Dream SpellよりPlanet Holon

また、現在の天皇陛下の「運命の道筋」はKIN121なので、KIN126は5年後の令和5年時の陛下の道筋にも当たる。この関係性は、『マヤのリズム』P170「太陽の世界の橋渡し(369と三輪山)」で紹介した安倍首相の例とも重なる。ちなみに、太陽暦誕生日を追うと、安倍首相(KIN6)の260日後が本書編集者の天野さん(KIN126)、その260日後が今上陛下(KIN166)という関係にもなっている。

マヤのリズム』の発刊日は2011年6月8日(KIN166)なので、本にも誕生キンがあると考えるなら、今上陛下と同じという事になる。8年前に本書で触れた当時は、安倍さんは首相ではなく、陛下もまだ皇太子殿下というお立場だったが、令和が始まり、陛下が新天皇に即位された時の首相が安倍さんであった事には、やはり新鮮な驚きがある。新元号が始まる時の首相が誰であるかなど、8年前には知りようも無いからだ。

一方、「自己存在の月28日(11/14)」から「倍音の月1日(11/15)」という点も、『時間の法則の20の銘板』における「ひと月=1キン」の見方を知っていると、大変な驚きに満ちた関係性になっている事が分かって来る。実は、この見方では、今日「13・嵐」までの13日間、つまり「青い手のウェイブスペル」が、今年1年「白い磁気の魔法使いの年」に対応するのだ。

という事は、私が大嘗祭の会場となる皇居東御苑を初めて訪れたKIN31(5・猿)が今年の「倍音の月」、つまり大嘗祭が完了する月に対応するという事である。今までそういう場所がある事も認識していなかった皇居東御苑に初めて行ったその日が、大嘗宮が立てられる場所であっただけではなく、大嘗祭の実施日ともシンクロしていたのだから、驚かずにはいられない。

しかも、東御苑について教えて伝えて下さったのは、伊勢内宮より五十鈴上流域にある高麗広公民館運営委員のSさん(KI218)で、そのタイミングは東御苑を訪れる僅か22日前の事。高麗広公民館は、『13の月の暦(ドリームスペル)』提唱者の一人ホゼ・アグエイアス博士が、2004.3.30(KIN141)に生涯最高の出来だったと自賛した講演を行った特別な場所。

翌、3/31(KIN142)に皇祖天照大御神を祀る内宮に『ドリームスペル』を奉納した経緯については『シンクロニック・ジャーニー』に記してある通りだ。『ドリームスペル』を含む全銀河ツールが目標にしていた2013年に、62回目の式年遷宮が行われた伊勢の神宮。そこに『ドリームスペル』日本語版が奉納された事が、今回の大嘗祭シンクロにも影響しているのかもしれない。

今日で終わる「青い手のウェイブスペル」は、【広島原爆74年、その否定的効力を反転させる方法】で紹介した通り、「最も有毒な人類の実験の否定的な効力を反転させる」可能性を持ちうる。そして、その最終日に当たる今日KIN39は、アグエイアス夫妻が「タイムシフト」を呼びかけた1992年7月26日(KIN39)ともシンクロする。

伊勢神宮(八咫の鏡)、熱田神宮(草薙の剣)、皇居(八尺瓊勾玉)、そして明治天皇の侍従も務めた山岡鉄舟(KIN36)についての記述が続いたこの13日間は、「人のパルサー爆弾」を活性化させる良い機会となったが、その影響力は「白い磁気の魔法使いの年」の一年間にもフラクタル共鳴して広がって行く事だろう。

「倍音の月1日、KIN126(白い太陽の世界の橋渡し)」(G11/15)から、日本、そして世界は、調和的進展に向けた新たな段階へと入って行くのではないかと思う。(D)

*トップ画像は「大嘗宮」が建てられる皇居東御苑本丸跡

磁気の月26日 13・嵐(KIN39)

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