アンジェロ岩の猫は見ていた
スタートから今年10年目を迎えた天真書法塾シャンバラ教室。現在教室では、この夏に世田谷美術館ギャラリーで行われる発表会の作品制作が佳境を迎えていて、教室の空気がマジで熱い!まるで燃える闘魂!みんなの背後からゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーー!!と音が聞こえてくるようです。
「はい、もう十分素晴らしく仕上がっているからこの作品提出しましょう!」と言おうものなら、「いやです!締め切り日までまだまだ書きます!」といって、誰も私の言葉に耳を傾けてくれない(笑)。それにしても、先生が提出のOKを出しているのに「いやです!」っていったいどういうこと??(笑)
いやいや、本当はその気持ちよーーくわかるよ。人は皆、新しい世界に出会いたいのだ。書の稽古を通してでなければ出会えない新しい自分、全く新しい美の世界に出会いたい。ただただ、そこに向かって書いているのだから気の済むまで書きたい!という願い。もちろんそれは普段の稽古でも同じこと。しかし、年に一度の大きな会場での作品展は、未知なる世界への大冒険、精神的な宇宙旅行のようなものかもしれない。だから自発的な「いやです!まだ書きたい!」は、師範を務めるものとしてはとても嬉しい。
冒頭の写真は、そんなこととは関係なく、稽古場の庭のアンジェロ岩(JOJOファンならわかりますよね!?)でお昼寝の猫。この場所が彼の定位置で、いつも岩の上から私たちの書の稽古を優雅に見つめているのです。シャンバラ教室の稽古場は複数あり、こちらはスタートの時から使っているお馴染みの場所。緑濃く、季節の花々が咲き、自然の変化をいつも楽しませてもらっている。
さて、お正月明けから準備を重ねてきた作品制作も、今日が作品提出締切日!「天真書法塾シャンバラ教室 世田谷美術館ギャラリー展(7/4〜7/7)」の詳細は、もうすぐこちらのブログでもご案内させていただきます。今年の七夕はぜひ世田谷美術館へ!( L)
スペクトルの月14日 7・風(KIN202)
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