グローバルサミット2020へのコンバージェンス33
SDG’s(持続可能な開発目標)という言葉、日本も国家レベルでその取り組みに関わっているだけあって、以前に比べると目にする機会も増えて来たように思う。出所は2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す17の国際目標が定められている。
『天地人々ワレ一体』のあとがきで触れたルシエル財団との不思議な繋がりから、天真体道(剣武天真流)もSDG’sに向けて活動する様々な団体や個人との繋がりが生まれ、【SDGsに直結する映画『THE TWELVE』が伝える地球の声】に書いたように、その流れは「ホリスティック・ヴィジョン・シンポジウム」等に引き継がれて、今も続いている。
明日、8/9(KIN133)〜8/17(KIN141)までの9日間に渡って行われる「Global Summit 2020」も、そうした流れの中で天真体道との繋がりが生まれた国際的なイベントの一つだ。
「Global Summit」は、2008年にサンフランシスコで発足し、“より良い世界をともに創っていきましょう” をモットーにSDGsへのアクションを起こし、認知拡大に取り組むNPO団体。
その代表で今回のイベントの主催者でもあるMelanie St. Jamesさんは、このイベントのために1年前から東京に移住して準備をし続けて来た方で、移住と共に剣武天真流にも入門した稽古仲間でもあるが、流石にこれだけのイベントを主催し続けて来られた方だけあって、オープンハートで温かさと明るさに満ち溢れた素晴らしい方である。
イベントとしての「Global Summit」は、2012年から1年おきに7大陸の内の1ヵ国で、また、4年に1度オリンピックイヤーに合わせてオリンピック開催地にて開催されて来たとの事だが、武漢発新型コロナによる五輪延期の関係で、今回は初のオンライン開催が決定。内容は各種パネルトークとあらかじめ収録された7大陸のアーティストのパフォーマンスで構成されている。
その中で、剣武天真流の青木宏之宗家が「2020 リーダーズ・フォーラム」に、モチヅキ吉田倫子本部正師範が「アーティスト・イン・アクション・ユナイトコンサート」に出演するので、以下に詳細を案内しておこう。
・8/9(日)20:00〜(この枠の中の5分)
「アーティスト・イン・アクション・ユナイトコンサート」(モチヅキ吉田倫子 パフォーマンス出演)
・8/11(火)8:45〜10:50(この枠の中の15分)
「2020 リーダーズ・フォーラム」(青木宗家 登壇)
奇しくも、会期は、長崎に原爆が投下されて75年に当たる8/9(KIN133)から、原爆投下の多次元的影響を反転させる意図も含んで1987年に行われた世界規模の平和の祭典「ハーモニック・コンバージェンス」から33周年となる8/17(KIN141)まで。このイベントには、人類の大きな集合意識が関わっているように感じられる。
プログラムへの参加の仕方は多様で、私も把握しきれていないところがあるが、こういうイベントが東京と世界を繋いで行われているという事に気持ちを合わせるだけでも、地球や人類に対して貢献することになるのではないかと私は思う。また、これからの地球に対して、自分に何ができるのかを考える良い機会にもなるだろう。
タイミングが合う方は、是非、青木宗家の挨拶と吉田倫子師範のパフォーマンスもご覧いただければと思う。天真体道や剣武天真流が世界にどのように貢献できるのか、具体的なイメージをつかむ事が出来るに違いない。(D)
磁気の月14日 2・人(KIN132)HC33周年の調波33の終わりに
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