ジョジョリオン20巻発売日の「等価交換」体験!
今にして思えば前夜眠る前に予兆があった。どこから現れたのか、ゴマ粒ほどの小さなスクリューが机の上にポトン、と落ちたのだ。それが何かはわからないまま、あまり気にも留めず、その夜は眠ってしまった。
翌日は待ちに待った荒木飛呂彦作「ジョジョリオン20巻」電子版の発売日だった。朝起きていそいそと購入し(=付箋紙にメモってあった大事なタスク完了)iPadに無事DL。そして「そうだ。今日は新しいメガネを作らなきゃ」と突然思い立った。
少し前から「そろそろメガネを新しくした方がいいかな〜でもまだ当分先でもいいな」と思っていたのに、「今日よ今日今日。絶対に今日作るのよ!」とスイッチの入った自分に驚いたが、しかしこのモードに入った私を止められるものは何もない(笑)。ま、大抵はメガネ程度のことだから大げさに考えなくて良いのだけれど。
メガネ屋さんに行く前に、予定していた用事を済ませるために自由が丘に出かけ、待ち時間にジョジョリオン20巻を読み始めた。この話は「等価交換」が鍵。「何かを得ると、何かを失う」というものだ。その「等価交換」のドラマが予測不可能すぎて、読者はこの話を追いかけずにはいられなくなり、すっかりジョジョワールドに引きずり込まれてしまう。(ああ、もう、ドクター・ウーがっ!岩人間がっ!←読者以外には意味不明で申し訳ありません。)
用事を済ませ、その足でメガネ屋さんに行った。イメージに近いフレームをあれこれ試して、よしこれにしようかしら、と決めた途端、その時かけていたメガネが壊れた!正確に言うと、左のテンプル(つる)が、いきなり「ボトン」と足元に落ちた。何が起こったのかその瞬間はわからなかったが、右のテンプルだけで残りのパーツを支えられる訳がない。即座にずるずるっとメガネが床に滑り落ちた。
そして全てわかった!昨夜の謎のゴマ粒スクリューはメガネのテンプル丁番の一部だったのだ!あの時点ではまさか翌日にメガネを新調する予定はなかったのに、翌朝起きて突然メガネを新しく作ろうとスイッチが入った。そしてメガネ店で新しいフレームを決めた途端、かけていたメガネが崩壊した。しかもゴマ粒スクリューは見た目がまるで、岩人間、ドクター・ウーの欠片そのものなのだ!
「何かを得ると何かを失う」のか「何かを失ったから何かを得た」のか、このさい順番はどうでも良い。つまりは「ジョジョリオン」を読むとリアルな世界でも「等価交換」体験が起こるから、読んだ方々どうぞお楽しみに!というお話でした(笑)。岩人間の破片はどこにでも飛来できてどんな形にでもなれるんだよな〜。ああ、続編が待ち遠しい。(L)
太陽の月15日 4・手(KIN147)
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