スリランカへの祈りの回路
なぜ物事は同時に起こるのだろう。
イースターの前日、別府のマナブレッドから、直径30センチほどもある丸い大きなカンパーニュが届いた。焼いて送ってくれたのはマナブレッドのオーナーシェフで友人のチエちゃん。彼女のパンを頂くのはとても久しぶりだったので、ちょっとしたイベントだ。私のために特別に焼いてくれたという巨大なカンパーニュをいただきながら、何かの回路が開かれているのを感じた。
実はチエちゃんと我々は、13年前に共にスリランカに降り立っている。スケジュールの関係でチエちゃんとは2日だけご一緒し、我々はその後スリランカの旅を続けた(詳細は「シンクロニック・ジャーニー(小原大典著)」参照)。チエちゃんはその後別府でパン屋さんを開店した。
ご一緒したのはコロンボとニゴンボの2箇所だけである。それゆえ、パンの届いた翌日に、スリランカ、それもコロンボとニゴンボ(追記:後にあと一箇所バッティカロアと判明)で起きた悲惨な事件を知り、大きな衝撃を受けている。この爆発テロ事件によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被害に遇われた方々にお見舞い申し上げます。
何故このような事件が起こってしまったのか真相はわからない。たった今我々にできるのは彼の地のために心を込めて祈ることだろう。”光り輝く島 スリランカ”は宝石のように美しい島だ。旅から13年が経ち当時とは様子が変わっているにせよ、スリランカの信仰篤く温かい人々や、太陽も海も風も緑も、今でもありありとイメージできる回路を我々は保持しているのだから。(L)
★現地に嫁いだ友人Reikoちゃんのブログ「スリランカに恋して」より
スリランカの連続爆弾テロについて(1)
惑星の月20日 11・太陽(KIN180)
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