チョギャム・トゥルンパの「精神の物質主義」

”精神的な道を歩むことは、非常に微妙なプロセスだ。単純に飛び込んでゆけばよいものではない。ゆがめられた利己的な精神性につながる数知れない横道がある。実際は精神的なテクニックを使って利己主義を増長させていながら、自分は精神性を深めているのだと自分を欺くこともできる。このエゴの根本的な歪曲を「精神の物質主義」と呼ぶことができるだろう。” (チョギャム・トゥルンパ著『タントラへの道』序章より)

昨日、20200202の夜、15年余り前に友人からプレゼントしてもらったこの本を、改めて読み直す機会があった。そこに至るプロセスと、今、再びチョギャム・トゥルンパ(アグエイアス夫妻の師でもあった)に焦点が当たっていることにこれからの流れを感じたので、メモしておきたいと思う。

13日前の1/21(KIN193)、「時のからだ塾」に大分から参加しているNさん(KIN106)が、塾生用MLで「KOHOROと大分」というイベント(G1/25~2/3)についてシェアして下さった。何でもNさんの友人たちが複数参加するとの事。驚くべき事に、会場のKOHOROは二子玉川、それも家から100mほどの超至近距離にあるお店で、ほぼ毎日にようにその前を通るような所。

Nさんが「時のからだ塾」に参加し始めたのは5ヶ月ほど前で、大分でNさん主催の暦のワークショップ開催が決定したのは、このイベント案内が届く1週間ほど前のこと。私達にとってはお馴染みのプロセスだが、冷静に考えればタイミングも場所もあまりにピンポイントである。

Nさんの友人たちが在廊するのは初日のみとの事だったので、新月の1/25(KIN197)に会場へ。ちなみに、案内のあったKIN193(11・空歩く者)も初日のKIN197(2・地球)も、8名しかいない「時のからだ塾」の塾生たちの誕生キン。誰の采配かは知らないが見事である。

タオ・オーガニック・キッチンの米澤陽子さん、木工のスガハラジュンさんらと少しお話をし、会場にはいらっしゃらなかったが、Nさんの親友とお聞きした岩田史絵さん(つばめ食堂)のクッキーと米澤さんのビーガンチョコスプレッドを頂いて帰宅。

ゲットしたお宝たち

2/1(KIN204)に、ナディアで「シャンバラへの通路/マヤとチベットのテレクトノン」というテーマで話をするに当たり、前日1/31(KIN203)にレーリヒの著書『シャンバラの道』を再確認。発行が1996.11.20(KIN56)で、そのぴったり10年後の2006.11.20(KIN66)がNPOクリカの設立日と気づく。

レーリヒ(KIN204)の204回目の誕生キンに当たっていた2/1、午前の基礎クラスで例題に立候補して下さったIさんは、何と、倍音の月1日(G11/15)生まれのKIN66(1・世界の橋渡し)で、NPOクリカの設立キン、そして「時のからだ塾生」Yさんの誕生キン。ここまで塾生のキンが関わって来るのも興味深い。

手帳で直近のKIN66(G9/16)のメモを見ると、箱寺さんの『ゾクチェン瞑想マニュアル』が手元に届いた日であり、この日の「チベット」というテーマとも見事にシンクロ。そして、「時のからだ塾」第6リズム(今期)の最後の一人として、大分のNさん(KIN106)が申込みをされた「まさにその日」でもあった!

また、Iさんの現在の「運命の道筋」KIN126(9・世界の橋渡し)は、最近ずっと法話映像を見続けているゾンサル・ケンツェ・リンポチェの誕生キン。一連の映像の中には、チョギャム・トゥルンパ・リンポチェ(11・地球)ゆかりの地ハリファクス(カナダ)で行われたものも含まれていた。

スターウォーズシリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスもKIN126だが、ナディアからの帰り道、FBの友達申請が入ったのを確認すると、1/13(KIN185)の箱寺さんとのコラボイベントに、時のからだ塾生Kさん(KIN197)とご夫婦で参加して下さったルーカスさんからであった。

私がナディアでそんな体験をしていた時、当のNさんは、二子玉川KOHOROにクッキーなどを出品中の岩田さんらと米澤さんのお宅に集っていて、本棚にあったチョギャム・トゥルンパの『タントラへの道』(1981/10/15初版発行)を借りて帰ったという事が、2/2(KIN205)の朝、塾のMLに投稿されていた。

その日(KIN205)は、「時のからだ塾」第6リズム第5回目で、Nさん(KIN106)とYさん(KIN66)の「橋渡し」コンビがお休み。私達と同じタイミングでKOHOROを訪れていたKIN26(13・橋渡し)のSさんが、米澤さんの酵素ドリンクを炭酸で割って全員に配って下さった。

クラスの中で「共振の月」とシンクロするKIN33(7・空歩く者)のRさんが「111」を話題に出した後で、渋谷フクラス(旧:東急プラザ)に初ランチに寄ると、エスカレーターを上がった場所に「111」というお店を発見。

帰宅後、本棚の奥から『タントラへの道』を引っ張り出し、Nさんが借りたのと同じ本である事を確認。そして、挟まっていた手紙を見て驚く。何とその日付は、倍音の月1日、KIN111(7・猿)であった!(この組み合わせになるのは2004.11.15)

ナディアで例題になって下さったIさんの365日暦誕生日とシンクロしているだけでなく、KIN241の私の「反対のパートナー」で、私が『13の月の暦』に出会った時の道筋でもあるKIN111。それも「111」が話題になり、目にした日の夜の話だ。

PANの自律的なボランティアメンバーとして、銀河ツールの配布にも多大なる協力をして下さった山梨の岩田隆さん(KIN120)が、結婚のお祝いとしてレインボーカラーのヘンプ糸で作ったブレスレットと共に、トゥルンパの著書2冊を送って下さっていたのだ。

そういえば、ナディアのクラスに朝から3クラス連続で参加して下さった2名のうちのお一人は、岩田さんと同じKIN120のOさんであった。きりがないので、この辺までにしておくが、大分のワークショップは「日食の夏至」である6/21(KIN84)に開催予定。何と、私の父方の祖父(KIN84)の生誕177銀河スピンで、ほぼ126周年!

以上で、火星軌道に対応するKIN193(11・空歩く者)から始まって、KOHOROでの展示の最終日でもあったKIN206(11・世界の橋渡し)までの13日間の旅の記録を終える。…と書いたところで、KIN193のKさんが昨日のクラスに火星の隕石(とされるもの)を持って来て見せて下さった事を思い出した。

この13日の中に圧縮されている物語が完全解凍されると、より長大な物語になりそうだが、その一部はきっと大分で解き放たれるのであろう。(D)

共振の月25日 11・世界の橋渡し(KIN206)

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