ティミの街角で1
ドリームスペルでは今日から「赤い空歩く者」のウェイブスペルの始まりです。さて、今日は中世の面影を色濃く残す街、ネパールのティミを一緒にお散歩しましょう。
先月、滞在先のボダナートから車で山を越えて南に15分、先住民族ネワール族の街、ティミを訪ねる機会がありました。カトマンズ在住の道友、木村悟郎さんの大切なプロジェクト(*)がティミにて進行中とのことで、ご案内いただいたのですが、同じネワール族の街だからなのでしょう、美の都として名高いパタン(ラリトプル)や、映画リトルブッダの撮影地にもなったバクタプルと、雰囲気がとてもよく似ています。けれど、ティミを訪れる観光客が殆どいないこともあるのか、なんともゆったりした時間が流れています。街の人々は、必ず目を合わせてそして挨拶してくれるのですよ。知らんぷりなんて、誰もしません。
特に、車の入ってこない旧市街は不思議な異次元空間。家々の壁は繋がってひと塊りに建てられていて、個別の小さな扉があるだけ。建物の外はみんなが共有する空間です。あらゆる境界線が柔らかく溶けていて、通りや広場で、リラックスして思い思いに過ごしている人々の様子にすっかり魅了されてしまいました。
写真を見ると、ティミの女性たちが殆どみな赤を纏っていることがわかります。おっさんカラーは私だけ(笑)。
律動の月6日 1・空歩く者(KIN53)
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木村悟郎さんの大切なプロジェクト(*)についてはまた改めてご紹介します。
ティミの街角で2に続きます。