ルネサンスの都へ(3)
★こちらの記事は、クリカのメルマガ”Happy シンクロ Days♪”Vol.65(青いスペクトルの嵐の年 律動の月3日 10・竜/2016.12.15)からの転載です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆シンクロニック・ジャーニー 【 ルネサンスの都へ(3) 】byD
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
旅に出ると、そこでしか味わえないシンクロを「これでもか!」という位沢山体験させてもらえます。国内・海外問わず、スピリチュアルで美味しい旅の話を、シンクロ体験満載にてお届けします。
【 ルネサンスの都へ(3) 】
ダ・ヴィンチに関する本(*1)を読んでいるうちローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港に到着。予めホテルに頼んでおいたタクシーは、ボックスタイプのベンツでナンバーは331。ドライバーはイタリア人にしては寡黙なおじさんだったが、長時間のフライトでちょっと疲れていた私達には却って有難かった。テルミニ駅に近いアストリア・ガーデンホテルは、その名の通り中庭のあるホテルで、案内された203号室からも、都会のオアシスのようなその庭を眺める事が出来た。
宿そのものを楽しむことが目的の旅ではないので、元々そこに力を入れる方針は全く無く、交通の便とリーズナブルさ、そして住所の数字(8=星=美)などで選んだホテルだったが、想像していたよりもずっと素敵な部屋でちょっと驚いてしまった。後で調べてみたら、予約していた部屋の3倍以上もする(おそらくはそのホテル最上の)部屋に、予約通りの代金で泊めてくれた事が判明。どおりでフロントのお兄さんが「いい部屋ですよ」とわざわざ言っていた訳だ。
そうしてくれた理由は不明だが、ヴァチカンの特別聖年という事で、例年以上に混み合っている様子のローマ。手頃な値段で部屋が取れただけでも御の字だったのに、こんなサプライズまであるとは、かなり歓迎されている感が強い。その日は、駅近くのベジカフェで軽く食べて早めに就寝。KIN255(G8/31)はホテルでモーニングを頂き、早めに地下鉄A線でオッタヴィアーノ駅へ。そこからヴァチカンの城壁が見えるところに行くまでに23という数が表示されたバスに2回も出会った。
おそらく、このエリアを巡るバスの路線Noなのだろうが、それが今の教皇フランシスコ(KIN23)とシンクロしている所が何とも興味深い。これに関して、思い出した事があるのでここでメモしておこう。5月の伊勢志摩サミットで来日したレンツィ伊首相の現在の道筋はKIN23。レンツィ内閣は2014年2月22日、青木先生78才の誕生日に成立していて、私はその翌日から青木先生らと共にトリノを訪れている。そして、サミットのあったスペクトルの月は、青木先生の誕生キンであるKIN245に対応する1ヶ月でもあった。
その中頃のKIN146(G5/14)、私達は伊勢内宮に参拝したあと、新幹線で”フランシスコ法王は12日、バチカン(ローマ法王庁)は女性を助祭(聖職者の位階で司祭の下)に任命する可能性について検討すべきだとの考えを述べた”というニューステロップを目にした。同じG5/12(KIN144)、秋篠宮さま(KIN191)がバチカンを表敬訪問されていた事も後で知ったが、気になって調べてみたら秋篠宮さまはKIN241の道筋を歩んでいた。
ちなみに、紀子さま(KIN216)の道筋はKIN161だったので、この時は、ダブルドラゴン状態でフランシスコ法王(KIN23)を訪問された訳だが、驚いたのは眞子さまの誕生キンがKIN23で、その時点での道筋がKIN203だった事だ。少し話が逸れたが、私達はローマのホテルの203号室からヴァチカンに向かっている途中で23番のバスに2回出会ったのだ。8:30前に現地に着くと、博物館の入口前には既に長い行列が出来ている。だが、Lがネット予約をしてくれていたお陰で、その行列とは無関係にすぐに入場する事が出来た。基本は9時開場なのだが、ネット予約者は先に入れてくれるらしい。
楕円の螺旋階段を登りきると、何故かマザーテレサの映像が大きなプロジェクターに繰り返し流されている。この時はその理由が分からなかったが、4日後のKIN259(G9/4)、1997年9月5日にマザーが亡くなってから満19年目を迎える前日に、フランシスコ教皇によって聖人に列せられたというニュースを、私達はフィレンツェで知る事になる。コードNo19の嵐の年の嵐の日、死後19年で聖人に列せられたのだ!前号で注目していた「19」のサインは、これを示していたのだ。そもそもヴァチカンは、1929年2月11日(KIN19)に締結されたラテラノ条約をきっかけに生まれた国。何と美しいシンクロだろうか!
しかし、この日最初の衝撃は、ダ・ヴィンチ作の『聖ヒエロニムス』に出会った瞬間にやってきた。飛行機の中でこの作品にまつわるエピソードを目にして来たばかりだった上、この絵がヴァチカンにあるとは思っていなかったからだ。しかも、この絵には、ライオンと岩が描かれている。台風10号ライオンロックとシンクロして成田を飛び立ったのは前日の事。さらに、博物館で最初に向かったのが絵画館だった事もあって、まだ入場者は殆ど無く、私達は貸し切り状態でこの絵と対峙したのだ。体験している出来事の文脈がひとつのメッセージになっているとしたら、ダ・ヴィンチから「よく来たな」と言われたようなものだ。
その後も怒濤の名作が続き、殆ど湯当たりならぬ「美当たり」状態になるほど、西洋美術最高峰の作品群に触れ続けた。その中でも、特に印象に残ったのは、ラファエッロの遺作『キリストの変容』、同じく『アテネの学堂』、そしてシスティーナ礼拝堂の『最後の審判』(ミケランジェロ)だろうか。教科書や画集で見ていたのとは、圧倒的にスケール感が違った。他に、地図のギャラリーや、各国から歴代教皇に贈られた品々が展示されているコーナーも中々興味深かった。レプリカも混じっていたと思うが、マヤの絵文書やケツァルコアトル像、日本の着物、甲冑、刀なども目にする事が出来た。
2冊のガイドブックに書かれていたシスティーナ礼拝堂からサンピエトロ大聖堂への抜け道は、扉が完全に締まっていたので、やむをえず入口の方に戻り、出口専用の円形螺旋階段を降り始めると、突然の激しい雷雨。ふと、数年前、サンピエトロ大聖堂に雷が落ちたニュースについてツイートした事を思い出す(ここで記事を書きつつツイログで再確認し驚愕する)。以下、2013年2月12日のツイートをそのまま引用してみよう。
”日本の建国記念日、チベット暦でのお正月、そして『13の月の暦』
でアラーの真実の日と呼ばれる「嵐」の日に、ローマ法王が退位表明。
その日にサンピエトロ大聖堂に落雷するなんて、もうジョジョ並みの
展開だ!何しろ、今週のコドンは「51/雷・わき起こる存在」(時間
の法則の20の銘板由来)。”
実際に落雷があったのは、前日の2013年2月11日だから、何とラテラノ条約が結ばれた日から正確に84年後のKIN259(12・嵐)!そこからさらに5銀河スピン後のKIN259(2016.9.4)に、マザーが聖人に列せられた事が、今、この記事を書いている最中に判明!さらに、AFPが「ダビンチの新たな素描、フランスで発見 18億円相当の価値」というニュースを12/14付けで伝えているのでそれもメモ。しかも、現地では12/13(=KIN99=8・嵐)に発表されたようである。台風(嵐)10号ライオンロックが、ここまでシンクロを呼び起こすとは!!
話をヴァチカン博物館に戻そう。まさに大聖堂に何度か落雷でもしたのではないか?という位に雷雨が激しかったので、しばらく出口手前で待機して様子を見ていたが、雨が止む気配は無さそうなので、少し降りが落ち着いた所で外に出る事にした。しかし、この急な雨のお陰で大聖堂への入場が速やかになったところも大いにあったようである。何しろ「聖なる扉」をくぐるために世界中のカトリック信者が大聖堂に集う「特別聖年」。数日後のニュースで見た大行列状態に比べたら、殆ど並ばずに入れたようなものだった。
ちなみに、聖年は1300年に始まり、基本的には25年ごととされるが、特別に制定されることもあり、前回は2000年だったらしい。今回はフランシスコ教皇が「慈悲の聖年」として特別に定めたもので、期間は2015年12月8日(KIN249)から2016年11月20日(KIN76)まで。聖年には信者が特別の赦しを与えられるとし、この期間中には、救済のための特別な扉である「聖なる扉(Porta Santa)」が開く。この扉、通常は聖堂内側がコンクリートで塗固められているとの事。
私達は信者ではないし、それを狙って来た訳でもないのだが、やはりそういうタイミングに出くわして扉をくぐれるのは嬉しい。しかも、くぐってすぐ右手に見えて来るのは、ミケランジェロの「ピエタ」だ。ガラス越しであっても感動的な作品。だが、私はこのピエタと聖なる門の両方が見える部屋の、真上に位置するドーム内面の青さにも感動を覚えずにはいられなかった。『13の月の暦(ドリームスペル)』的に見れば、12:60ピラミッドシステムの頂点そのものと言っても良いヴァチカン。しかし、そこは同時に、最高に芸術的なエリアでもあったのだ。(づづく)
(*1)『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309255663/
自己存在の月7日 12・嵐(KIN259)
《天真体道 瞑想クラス》
・10月31日(水)10:00 二子玉川(朝)
・11月1日(木)20:00 上野毛(夜)
・11月12日(月)20:00 上野毛(夜)
★人気ブログランキングへ
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪