五芒星(☆)ひと筆書きの多様性

1週間くらい前だったかと思う。Lが☆マークをひと筆書きするのを見て、思わず「えーっ!そんな描き方するんだ!」と叫んでしまった。どこかで、「皆、自分と同じ描き方をしているものだ」という思い込みがあったのだろう。自分とは全く違う描き方をしているのを目にして、新鮮な驚きを覚えたのだ。

と同時に、「驚きは魂のごちそう」という標語をWEBサイトのトップにも掲げている私達としては、「これは美味しそうなテーマだ」とも思った。ちょうど「時のからだ塾」第5リズムの第5回目の日程が近付いていたので、そこで塾生一人一人にも描いてみてもらおうと決めた。

あらゆるタイプの「驚き」や「発見」を持ち寄る事で自律的相互学習を促すこの塾では、私自身、毎回様々な刺激を受けているが、今回一番驚いたのは、☆(五芒星)の描き方が全員違っていた!という事実。今回は全8名のメンバーのうち2名はお休みだったので、実際に描いたのは6名だったが、1人として同じ描き方をしなかったのである。

最後に自分とLも描いてみたら、私のはYさんと同じだったが、Lのものは6名ともまた違っていたので、結果、7つのバリエーションがあった事になる。ごく単純な「五芒星」の描き方に、これほどの多様性があるとは、全くもって予想していなかった。

Kさんが、「教えられていない事って、これだけバリエーションが出るんですね」と、深い感想を口にして下さったが、確かに「書き順を習っていない」からこそ、これだけの多様性が生まれるのだろう。何かを習うことの意味、教育の影響力について、あれこれ考えてしまいたくなる結果でもあった。

6名の塾生による星+Dの星(一番右)

ホワイトボードをそのままの状態にして、午後は「アルクトゥルスの天文暦」という切り口で「13の月の暦」の話。午後から参加された方のバッグに、☆マークがデザインされていたり、金星会合周期について伝える中で、五芒星を描く流れになったりしたのも面白い。もし、数日前にLの描く五芒星を見ていなかったら、そこまで意識する事は無かっただろう。

更に、この日(7/28)は、星型のアザを持つ人物ジョルノ・ジョバァーナが主人公のアニメ・ジョジョ第5部「黄金の風」最終話の放映日でもあった。毎週、金曜深夜だった放映が、最終話だけ日曜ゴールデンタイムに移動し、「時のからだ塾」第5リズム第5回、五芒星のテーマとも完全にシンクロしてしまうのだから、ただただ驚くしかない。

ドリームスペル(13の月の暦)』が定義する「銀河の第5の力」は、「五次元の組織的な力、重力としても知られる。」となっているが、まさに、そういう力が働いたかのようだ。ジョジョで言うところの「引力」も同じようなものだろう。

加えて、ラストシーンはローマとネアポリス(ナポリ)。放映日のぴったり40日前のKIN236に私達はローマに到着し、このブログをUPしたKIN18(5・鏡)からぴったり40日前のKIN238には、まさにナポリを訪れていた。ジョジョ第5部はナポリから始まりナポリで終わる。

ジョジョの原作でジョルノが「僕はギャングスターになります!」と宣言したナポリのサンタルチア付近

いつの間にか五芒星の話からすっかり脱線しているが、ついでなのでもう少し書いておこう。ジョジョの作者・荒木飛呂彦氏の誕生キンでもあったKIN10(7/22)、私達は、伊勢125(5×5×5)社の中心で、自分達の本籍地でもある内宮(鰹木10本)に参拝していた。

その前夜、内宮を流れる五十鈴川上流のご神域エリアにあるお宅に泊めて頂いていた事も含め、この一連の体験全てが、まさに「ゴールドエクスペリエンス(黄金体験)」であった。星、五芒星、五十鈴、125社、第5部、第5リズム第5回。全ては「銀河の第5の力」としての「重力」がなせる業なのかもしれない。

ジョルノ・ジョバァーナのプロフィールは、コミックス63巻(最終巻)186ページに紹介されていて、「一番欲しているものは希望である」とwikiに書かれていた。現在の自分の道筋はKIN186で、これは、今回のイタリアの旅のきっかけとなった作曲家のエンニオ・モリコーネ、そして没後500周年を迎えていたダ・ヴィンチの誕生キンでもある。そして、「希望」はイタリア帰国直後に開催したシャンバラ教室展で、L(李紗)こと蘭禅が出品した書作品のタイトルである。

このようなリアリティを生じさせる働きこそが、「銀河の第5の力」なのであろう。トップ画像は「赤い宇宙の月の年」の「13の月の暦タイムスコア」より「倍音の月」のイラスト(みよこみよこさん作)。(D)

磁気の月5日 5・鏡(KIN18)

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