青い手が解き放つ「かたづの!」
私は常々、漫画文化は日本が世界に誇るぶっちぎりの視覚芸術だと思っている。想像をはるかに超える、視覚世界の広がりや度肝を抜かれるストーリー展開も、たった一人の「手」から生み出されるのだから驚くべきことだ。映画だとこうはいかない。
ところで、先日発行のクリカのメルマガで漫画『かたづの!』をご紹介した。以下はそのメルマガ記事からの引用。
『かたづの!』(里中満智子:著/ 中島 京子:原著 )
万葉集由来の新元号「令和」が発表になった時、真っ先に思い浮かんだのは、里中満智子先生のことでした。私は里中先生が32年間にわたって描き続け、完結させた「天上の虹」という作品の大ファンです。新元号発表後にネットで調べると、予想通り、万葉集由来の新元号を手放しで喜んでいらっしゃる里中先生のインタビュー記事がいくつも出ていてファンとしては嬉しい限り。
ある記事の中で紹介されていたのが、最新作『かたづの!』発刊だったので、お祝い気分で即購入。実は昨日届いて読み始めたばかりなのですが、すでに深く魅了されています。中島京子氏原作の「江戸時代唯一の女大名」物語に里中先生が漫画の魔法をかけるのですから、面白くないはずがありません!(この本の発刊日は、2019年3月5日で、今年は13の月の暦ではKIN131です。里中満智子先生は1月24日生まれですから、この日のサイ時間。13の月の暦での見方をするならば、里中先生のお誕生日に発刊!とも言えるのです。)これからワクワクと読み進めます!(L)
ところでその後、『かたづの!』発刊日についてDから鋭いツッコミがあり、(メルマガでご紹介した発刊日3月5日はアマゾンによるもので、それをそのままご紹介したのでしたが)自分の眼の前にある実物に記載されている発刊日は、なんと3月10日でした!(現物よく見ろ!←自分)
大切な日付なので、それに関するメモを加えておくと:
『かたづの!』2019年3月10日(KIN136)発刊。
『東京大空襲』1945年3月10日(KIN166=現皇太子殿下)から74年。
『チベット民族蜂起』1959年3月10日(KIN76)から60年。
『シャバラ教室開講』2010年3月10日(KIN231)から9年。(2010年シャンバラ教室開講当時の私の道筋はKIN176で、これは里中満智子先生の銀河の署名。)
この写真は!都内某所でお見かけした里中先生と、友人虹風さんとの夢の3ショット。当時「天上の虹」はまだ完成しておらず、「早く仕上げないと、さらら様に怒られる〜〜〜」と話されていましたが、通りで声をかけた私たちと、快く一緒に写真を撮らせてくださった里中先生に心から感謝です。(里中先生本当にお美しかったわ〜。)ちなみにこの写真の時の私の道筋はKIN76(チベット民族蜂起)、そして撮影日2014年7月24日はKIN7『青い手』の日。
里中満智子先生という一人の天才の手から解き放たれる壮大な世界を、万葉集が由来となった令和の世で、さらに楽しませていただきたいと、ファンとしては期待に胸を膨らませるのでした。(L)
惑星の月7日11・手
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