ドリームスペルのキーワードは文章でつかむ「 鷲はヴィジョンを創り出す」

「ちょうど隼が旋回に入るとき、以後、戻ることのない回転が生じるように、ひとたび惑星キンが回転の城の、磁気の竜の門に入ると、もはや戻ることはなく、強大な時間船地球2013のはてしなくかぎりない城の尖塔を通る回転、さらなる回転があるだけである。

時間船地球。ドリームスペル創世記の螺旋旋回のような道筋でひとつにまとめあげられている、計り知れない壮麗さを持つ5つの堂々たる城。1度でなく、2度でもなく、3度で、この創世記は始まった。」

【ドリームスペル日本語版/時間船地球2013の旅】冒頭より〜

視覚やイメージ、音楽やリズムは記憶と直結する。ドリームスペル冒頭の「隼(原文ではFALCON)」という文字を目にする度に私が思い浮かべるのは、古代エジプトのファルコンのシンボルである。ファルコンといったらこれ。美しさにおいて圧倒的だからだ。(先日セッションにお見えになった方とお話しする中で、古代エジプトとスカラベのことが話題となり、この小さな本のことも思い出した。私の宝物の一冊をメモのためにもシェアしておきたい。今日のトップ画像もこちらの本から。)

Sacred Symbols: Ancient Egypt
by Thames and Hudson

さてシンボルということで、13の月の暦の「太陽の紋章」それぞれのキーワードを【どのように掴むか】ということに触れてみたい。以下はfacebook内の「13の月の暦 水晶の円卓」いうグループに書いた文を一部アレンジしたものだが、こちらのブログに書いていなかったので、残しておこうと思う(2018.6.13/KIN126に投稿)。

「水晶の円卓の皆さま、こんにちは。ご紹介する写真は、私が20年以上前に出会った、オリジナル(英語版)ドリームスペルの、太陽の紋章チップの裏側です。

ドットとバーのマヤ数字は、太陽の紋章のコード番号を示すものですが、注目して頂きたいのはその下に書かれている3行の文字。特に2行目がわざわざ【主語が三人称単数の動詞】であること。つまりこれは文章だと受け止められます。

初めてこれを目にした時、例えば「EAGLE CREATES VISION(鷲はヴィジョンを創り出す)」のように、それぞれの紋章(主人公)の担う力が、ひとかたまりのエネルギーとして目に飛び込んできました。そこには、ブツ切れの単語をキーワードとして認識するのとは全く違う感覚が生じますよね。

「EAGLE(鷲)」、「CREATES(創り出す)」、「VISION(ヴィジョン)」、とバラバラに並べるのと、「EAGLE CREATES VISION(鷲はヴィジョンを創り出す)」と比べるとどうでしょう?もし、英語のドリームスペルに出会う機会があれば、ぜひ言葉の扱い方にも注目していただけたらと思います。

ドリームスペルをどう使うか、どう見るかは使用者の自由だ。しかしそれぞれの紋章のキーワードは、ブツ切れに単語を覚えたり認識したりするのではなく、ぜひ文章で掴んでみてほしい。少なくとも平面が立体になるはずだから。

ちなみに、「使用者が英語の原点に辿れるように」というのもPAN翻訳チームの重要な指針の一つであった。読みづらくなる部分はあったとしても、あえて意訳はしない。色はつけない。もともと全く異なる言語体系を、言葉のリズムやニュアンス、文化的背景まで含めて完璧に訳すことなど不可能だろう。従って、現在のドリームスペル日本語訳は原典に忠実であるという意味において完璧だ。最高のテクノロジーは、だからテレパシーということになる。(L)

月の月14日 3・鷲(KIN55)HC45スピン

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