5と7の橋渡しとしての高千穂

時のからだ塾」は定員8名限定で行なっているクリカの「会員制稽古」の1つだが、「白い世界の橋渡し」の紋章コードナンバー「6」とシンクロする第6リズム(第6期)は、何と8名中3名が「白い世界の橋渡し」という激しい偏りぶり。

日本の惑星ホロンが「白い世界の橋渡し」エリアに対応する事、令和の新天皇が「白い惑星の世界の橋渡し」である事、さらには火星(白い世界の橋渡しに対応)での発見が活性化している事などが関係しているように思えるが、それらを映し出すかのように、塾生同士の間にも初回から不思議な繋がりが見出されていた。

塾生同士は専用のMLで自由にやりとりができるが、実際に顔を合わせるのは月1回のみ。第6リズムの第1回はG10/6(KIN86=8・世界の橋渡し)に行われた。この日、遠路大分から初参加のTさん(2・世界の橋渡し)と、第1リズムから継続参加しているHさん(13・世界の橋渡し)が隣同士の位置に座った事で、多次元的な情報交流が始まった。

TさんはFBの「水晶の円卓」でHさんが呼びかけた事がきっかけとなって入塾した背景があるので、入塾前から既に縁があった訳だが、この日は開始前から互いに自己紹介しあって何やら盛り上がっていた。あまりに地元情報すぎる話題で細かい事は分からなかったが、「宮崎県西臼杵郡」という土地で繋がっているという点だけは、何となく認識できた。

それから20日ほど経った10/24(KIN104)、「13の月の暦タイムスコア」共同制作者で友人のみよこみよこさんから、彼女がクリカを通じて支援して下さっているチベット難民の子供達へのプレゼント(私達が預かり現地で子供達に手渡す)が届いた。一緒にLの大好物の栗のお菓子が入っていて、ふと製造ラベルを見ると「宮崎県西臼杵郡」という文字。

私の記憶力は相当怪しいので、もしかしたら勘違いだったかもしれないと思いつつ、そのラベルの写真を添付してMLで「第1回の時にHさんとTさんが口にしていた住所では?」と確認したら、Tさんから「私が生後半年まで住んでいたのが西臼杵郡日之影町です!七折という地名のようです」との返信があった。

更に、マロンハウス甲斐果樹園というのを目にしたTさんは、お父様が宮崎出身で、大分出身のお母様の旧姓が甲斐さんだった事も知らせて下さった。『シンクロニック・ジャーニー』にも書いたが、伊勢内宮の奥にある高麗広で、ホゼが生涯最高の出来だったと自賛した講演の通訳は、宮崎出身の甲斐さんという友人だった(最近は全然会わなくなったが今も徒歩圏のご近所さんのはず)。

一方、Hさんのお父様は西臼杵郡五ヶ瀬町のご出身で、幼少の頃、親戚の甲斐さんとい方の所で育ったのだとか。世界の橋渡しコンビHさん&Tさんのこのような繋がりが明確になったのがKIN105(10/25)、「燃える青い西の城」の52日間、「時間トンネル」の28日間の初日に当たる特別なタイミングだった事もあって、私はその土地についての位置関係を調べたくなった。

そして、以下のような事が明らかになったのだった。まず、五ヶ瀬町(西側)と日之影町(東側)は、高千穂町を挟む対称の位置関係にあり、甲斐果樹園のある日之影町大字岩井川(南側)と日之影町七折(北側)は、五ヶ瀬川を挟んで南北に対称の位置関係にあるという事。そして、高千穂峡は五ヶ瀬川が産んだ景観だったという事も、地図を眺めていて初めて知った。

七折育ちのTさんの誕生キンに当たっていたKIN106(10/26)には、五ヶ瀬町生まれのHさんのお父様が、甲斐果樹園の栗羊羹に影響を与えた(らしい)老舗の菓子店(五ヶ瀬にある)のすぐそばに住んでいた事も、追加情報として教えて下さった。宮崎や大分には甲斐さんという苗字の方が比較的多いようであるが、それでもこうした繋がりはやはり面白い。

しかし、私が何より驚いたのは、まだ一度も訪れたことのない高千穂に絡んで、今のタイミングで「5」と「7」という数字が登場した事だった。というのも、私の現在の「運命の道筋」はKIN31(5・猿)で、三十一文字(57577)と直結しているだけでなく、「大嘗祭」から始まった今月「倍音の月」も、私が制作世話人を務めた『時間の法則の20の銘板』の見方では、まさにKIN31に対応する月だからである。

そして「倍音の月」が完了する明後日の満月には、20日暦と28日暦が、以下のような美しい関係性でシンクロする。

「28×5=20×7=140」

この5:7の比は、同時に260日暦と364日暦の比でもある。

「5:7=260:364」

アグエイアス夫妻は、365(364+1)日暦は3次元的な肉体を持つ私達が太陽や自然と調和するための周期、260日暦は銀河の普遍的な定数を保持する4次元的な心の周期だと説明していたが、私の感覚でそれを要約すると、5(260)は見えない世界、7(364)は見える世界と関係している、という事になる。

だからこそ両方を意識する事が重要なのであり、今回「高千穂」と絡んでこの数字が出てきたのは、そこが「見えない世界(5)」と「見える世界(7)」を「橋渡しする」地だからではないかと思ったのである。

それにしても、新天皇が「即位礼正殿の儀」や「大嘗祭」を執り行われるタイミングに入塾してきたTさんには、何かと驚かされる。Tさんは【GM108Xの導き(3)〜出雲と日向より】に記した通り、生まれたのは大御神社のすぐ近くで、その直後から
半年ほど住んでいたのが西臼杵郡日之影町七折。つまり、神武天皇の東征にまつわる日向や高千穂と直結している方なのだ。

ちなみに、Tさんの現在のお住まいは大分の七瀬川沿いにあって、七瀬川自然公園をよく集合場所にしているのだとか。それで書いておきたいのが、もう一人の塾生Kさん(13・竜)のこと。Kさんの妹さんは七瀬さん(13・鏡)というお名前で、命名をされたお父様は何とKIN77だとのこと(姉妹は銀河の音が同じ類似キンで海王星軌道に対応)。全くもって驚くべきシンクロぶりである。

カトマンズでのNPO活動を終え、フランシスコ教皇(KIN23)と同じルートで半日早く帰国した11/23(KIN134)は、天皇皇后両陛下が伊勢の内宮(国道23号終点)を参拝された日でもあった。266代教皇と126代天皇の数字の差は140(28×5=20×7)。

この日、Tさんが高千穂の注連縄が7:5:3になっているという情報をシェアして下さって、Hさん&Tさんの西臼杵郡繋がりが明らかになったKIN105が、「105=7×5×3」という関係になっている事に気づいた。7(364)が見える世界、5(260)が見えない世界だとすると、3(156)は何に対応するのだろうか?

13の月の暦 時空のサーファークラス

と思った時に、もう一人の塾生Bさん(KIN197)が、11/11(KIN122)に塾のMLに「ツォルキンには、まさに三種の神器が描かれていると思いました。中心に円=玉、そこを抜ける線=剣、そこから四方に広がる波=鏡」と書かれていたのが思い浮かんだ。天孫降臨の地「高千穂」からの流れである事を考えれば、やはりこれは「見える世界と見えない世界の橋渡し」の意味するのではないだろうか。

奇しくも七瀬さんのお姉さんKさんの現在の道筋はKIN156(52×3)で、次はKIN1(1・竜)の道筋に入る。高千穂は天孫降臨の地であり、初代神武天皇の東征が始まる地。塾生それぞれの存在や発見が、見事すぎるほどに日本神話に統合されて行く。

この日、たまたまコンビニで立ち読みした「卑弥呼」という漫画に、いきなり「五瀬」と「千穂」という具体的な地名が出て来た事にも大いに驚かされた。あまりにもタイムリー過ぎる。そして、私はなぜか漫画家の方ではなく、原作者のリチャード・ウーという人物が気になって調べてみた。

本名、長崎尚志氏は、1956年1月14日生まれの KIN226(5・橋渡し)。何と太陽暦誕生日がLと同じで、誕生キンの方は、この日、内宮(私たちの本籍地でもある)で儀式をされていた今上天皇の、令和最初の天皇誕生日(2020.2.23)となるキンと同じである事が判明。ただただ驚くしかない。

いつの間にか長い話になってしまったが、ずっと気になっていた情報を、何とか「倍音の月」のうちに解放できる事に、ホッとしている。何しろ、この内容はカトマンズに出発する11/17(KIN128)以前から準備していて、トランジットの間も書き続けていたものなのだ。

しかし、出発の時点ではまだ高千穂の注連縄情報も、「105=7×5×3」という関係性にも気づいて居なかったので、やはり、そこまで情報が出揃ってからこのブログを書くという流れで良かったのかもしれない。

11/17に、私達がネパールに向けて(タイ経由)出発した時の羽田空港の搭乗ゲートが「105」で、時間トンネルの入り口、そして「見える世界(7)×見えない世界(5)×その橋渡し(3)」になっていたのも、それにまつわる発見や気づき、塾MLでの情報共有がその前後に連発したのも、日本の神話世界からのメッセージのように思える。

私達は本来、無相の虚空から多様な世界を創造し、そのそれぞれに自在に同期できる存在であるからこそ、見える世界には多様性があり、異なる文脈の物語(世界観)がいくつも存在するのではないだろうか。見える世界へのこだわりは争いと衝突を生むが、見えない世界との関係性や比が適切であれば、それは多様性の美となる。

水平的なものだけではなく、垂直的な「世界の橋渡し」をいかにして行くか。未来への希望は、その辺りにあるように思う。(D)

倍音の月26日  8・猿(KIN151)

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