911の祈りから「世界同時瞑想」へ

9/11になると、110階建ての貿易センタービル2棟(ツインタワー)が崩壊した時の様子を、今でも映画のワンシーンのように思い出す。もう18年も経つのかと思うとただ驚くばかりだが、2013年に現地に足を運んだ事で、それが映画でもフェイク映像でもなく、現実の出来事だった事が実感できた。

どんなにVRが進んでも、やはりその場に行かないと分からない事があると思う。特に体技を稽古しているとそれを強く思う。映像から想像しているのと実際にその場に立つのとでは天地の差があり、はたから見ているのと実際に触れるのとでは全く違うからだ。

先週末の剣武天真流本部稽古で、同じ人と同じ組手を、意識だけ変えて行う機会があった。どういうつもりでその動きを行うかで、全く違った印象や感覚が伝わって来たり、場が生み出されたりする奥深い稽古だったが、これも実際にやってみない限りは、いくら説明されても分からないのではないかと思う。

「祈り」や「想い」の働きについて検証する実験は色々あって、かつて私が江本勝所長のもとで行っていた「水の結晶実験」もその1つと言えるが、その場でダイレクトに違いを実感できるという意味では、この組手稽古をやってみるのが一番早いように思う。

「想い(祈り」」によって確かに違いがあり、伝わるものがあるという実体験は、それだけで重要な意味を持つ。人は一般に、様々な想いが実現しなかった経験を重ねると、次第にその働きについて疑念を抱くようになる。祈っても無駄じゃないか、祈りなんか通じないじゃないか、と。

しかし、「実際に何かが伝わる」という体験をした人は、少なくとも「祈り」が無駄な行為だとは思わなくなる。たとえ、自分のイメージした通りにならない時があっても、祈り続けることに意味が感じられるようになるからだ。と同時に、過剰な期待をするのも筋違いである事に気付かされる。確かに伝わるが、それが全てではない事も実感できるからだ。

実際、結晶実験の現場でも、言葉や祈りによって生じる差は微々たるもので、写真集で強調されているほどには差が無い事については『霊性のアート』で触れた通りである。しかし、そのちょっとした差にこそ意味があるのだ。祈りの方向性や位相が揃ったら、微々たるものでも大きな働きになるかもしれないからだ。

1987年に呼びかけられたハーモニック・コンバージェンスは、その最初の実例と言えるかもしれない。以降、様々な形で世界同時瞑想が呼びかけられて来たが、剣武天真流の青木宗家が「12人のマスター」に選ばれ(この経緯については『天地人々ワレ一体』参照)、NY国連ビルでの会議やスペインでのシンポジウムに招聘された事とリンクして、現在、新たに「世界同時瞑想」が呼びかけられている。

目的や手法については、会議&シンポジウムにも同行し、現地で天真体道も伝えて来た吉田倫子剣武本部正師範が翻訳してくれた情報を文末にシェアするので、そちらを参照して頂ければと思う。倫子師範は、女性のために創作された剣武天真流二刀法の開発者で、9/15に新宿で行われる演武会は、その演武を間近でみられる貴重な機会となる。

また、今回のトップ画像は、剣武天真流の祈りの型とも言える「天地清浄祓い」からのものだが、当然、この型も演武会で行われる。映像とその場の違いを実感してみたい方は、ぜひ会場にお越しいただければと思う。

最後に、9/11は、「13の月の暦」の太陽暦(365日暦)だと「2/20」で、サイ時間単位はKIN33に対応し、この関係性は毎年崩れる事がないという事をメモしておこう。11,22,33という数秘的に特別な数が揃う事も活用して、平和の祈りを捧げたいと思う。(D)

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【世界瞑想について】

これから2021年まで毎月1回、地球と人類の平和を願ってその月の「1の日(1月1日、2月1日、etc.)、11分間」世界同時瞑想を行いましょう!

〜世界同時瞑想の意義〜
毎月1回、同じ時間に皆が一つにつながりポジティブな思いや行動を自発的に発信する事で、私たちの集団してのつながりは更に深まり、その影響力も何倍も強く大きくなります。
そしてそれは、地球が新しく再生するための活力を与えてれることでしょう。
つまり今後の人類と自然を救うために、世界瞑想を通して毎月1回、みんながスピリチュアル・レベルで繋がることはとても大切な時間になります。

〜どのように世界同時瞑想を行うか〜
毎月「1の日」「11分間」、人類・地球へ気持ちを向けましょう。
お祝いの気持ちでも、瞑想でも、お祈りでも、どんな形でも構いません。
もし可能であれば午後1時(協定世界時。日本時間はプラス9時間なので午後10時)の世界瞑想にご参加下さい。
その時間に瞑想を行うのが難しい場合は住んでいる地域の午後1時でも大丈夫です。
同じ時間に同時瞑想をする人が増えることで午後1時(協定世界時)に世界中でその時間、ポジティブ・エネルギーがピーク値に達します。
そしてその後も、それぞれの地域で午後1時に瞑想する方が1日を通して第2ウェーブを波及してくれることでその力は更に強化され続けます。

〜なぜこの世界同時瞑想を行うのか?〜
種が元気に成長するためには、まずは土地を浄化し、土壌を耕し、必要なお水とコンポストを用意しなければいけません。
これは時間をかけて、定期的に行う必要があります。
瞑想は世界中で沢山の方が行っていますが、だいたいの場合個人的に行われています。
この世界瞑想のゴールは人類が一つとしてつながり、普段、多種多様な方法で瞑想を実践している 人たちもこの時は共通の方向性を持って同時瞑想をすることです。
2021年までの数年間、毎月1回この世界同時瞑想を行い、一人一人の心の中に愛の種を蒔きましょう。

〜世界同時瞑想の方法〜
祈り、瞑想、サイレンス、歌、マントラ、ダンス、 絵を描く……など、方法は何でも構いません。
地球へのセレブレーションとして、心地よい形でご自分の瞑想を捧げて下さい。
一人でも、グループで行っても、どちらでも大丈夫です。
最低11分は続けて下さい。
瞑想の数分前から準備をし、その11分間をフルで味わえるようにして下さい。
もし職場にいたり忙しくしている場合は、どこか独りになれる空間をつくって下さい。
11分間独りになれる場所がつくれない場合は、1分でも良いので、つながるための沈黙の時間をつくって下さい。
キャンドルに 火を灯したり、お花や葉っぱを見つめたり、木や土に触れる、などでも構いません。
大事なのはこの11分間、「私、私たち、人類、そして地球」にポジティブなエネルギーを集中して送ることです。
瞑想をしながら、 この時間に同時に瞑想をしているみんなと自分のハートがリンクしていることを想像して下さい。
空から差し込む一筋の光が自分のハートを通り、体から足、大地へと通り抜けてゆくように。
そこからは、自分のやりやすい形で瞑想して下さい。

〜他の形でも貢献したい方〜
以下のウェブサイトに世界瞑想参加に関するメッセージを投稿する、または、このページに「いいね」をして下さい。
www.facebook.com/ALL1meditation
そして周りの方々にぜひこのメッセージをシェアして下さい。
大事なのは、より多くの 人々が、地球・人類のことを思って世界中で同時につながることです。
2021年まで徐々にこの活動を広げてゆくので、ぜひまずはご自分の周りから、この種を蒔いてゆきましょう!
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月の月20日 9・竜(KIN61)

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