ガビチョウ〜時空を超えた美声の共演
4月2日は、クリカの無料メルマガ『Happy シンクロ Days♪』vol.96の配信日だった。ここ1年余り連載してきたシンクロニック・ジャーニーのコーナーは、この号で現シリーズ最終回となる【 古事記の世界へ（9）】。その中で、別府「乙原の滝」付近（別府ラクテンチ裏手）で耳にした美しい鳥の歌声について触れた。
全ミッションが完了したようなタイミング（2020.6.22）で聞こえて来たそのさえずりは、日本では聴いたことが無いような美声で、何かお喋りをしているようでもあり、あまりの可愛らしさに思わすスマホを取り出して録音したほどだった。
それから2年弱の月日が流れた4/2（KIN214）の朝、メルマガの配信完了を確認してから出掛けた先は「こどもの国」。辺り一面に咲き誇る桜を楽しみつつ、何十年ぶりかで訪れた事もあって「こんなに広い敷地だったろうか？」などと思って散策していた時だった。どこからともなく綺麗な鳥の声が聴こえて来た。
導かれるように近づいて行くと、何と、別府で聴いたのと同じようなさえずり方をしている！出がけに配信して来たばかりのメルマガに書いた鳥と同じだとしか思えないその美声に驚きながらも、すかさず録音を開始。別府以前にもそれ以降にも出会った事がないその声の主に、このタイミングで再会するとは何とも信じがたい流れだ。
一旦録音を終え、その後も聞き耳を立てながら歩いていたが、以降二度とその声を耳にする事は無かった。最初に惹きつけられた瞬間に録音しておいて良かったとつくづく思う。シンクロを含む自然現象に「また次の機会」は無い、と常日頃言っておきながら、どこかで「これだけ森が広ければまた鳴いてくれるだろう」などという自分都合な予想を立てていた事に気付かされた。
この綺麗な声でおしゃべりをする鳥の名を知りたくなった私は、4/2（土）のうちにツイッターで、翌3日（日）にはFBグループ「13の月の暦 水晶の円卓」で、美声が録音された2つの動画を添えつつ「多分、同じ鳥だと思うのですが、もしご存知の方がいたら鳥の名前を教えて下さい」と呼びかけた。
すると、以前からクリカのクラスに参加して下さっているOさんが、「断定はできないのですが、ガビチョウという鳥さんの鳴き声かな？と思います」と書き込みを入れつつ、以下の動画をシェアして下さったのである。
視聴してみると、ビンゴ！声もさえずり方もそのまんまであった。その後、ガビチョウ（画眉鳥）について調べてみると、分布や特徴も合致していたので、おそらく間違いないと思う。別府とこどもの国の両方で耳にしたフレーズがこの動画の中からも聴き取れたので、それがガビチョウ本来のさえずりだと思うのだが、他の鳥の鳴き真似などもするらしいから何とも興味深い。
しかし、もっと興味深いのは、Oさんんがガビチョウについて知ったタイミングとその背景だ。最初の書き込みから暫く後に「わたしが、ガビチョウとその鳴き声を知ったのは、実は今朝(日曜朝)です。土曜日の早朝、近くの河沿いを散歩していて、美しい鳥の鳴き声を聴いて、その姿を撮影、今朝、写真を見返していて、鳥さんの特徴からガビチョウだと特定して、鳴き声を調べ、上に添付したYouTubeにたどり着いた次第です」と書き込みがあったのだ。
何と、Oさんご自身も、ガビチョウという鳥について知ったのは、私が円卓に投稿した日の朝だったのだ！しかも、私がガビチョウの声をこどもの国で聞いていたのと同じ4/2に別な場所でその声を聞き、さらに撮影にも成功していたのである（トップ画像はOさんが4/2に撮影したまさにその一枚）。このシンクロ率は強烈である。
OさんはOさんでご自身のタイミングと知的欲求により探求を進めていた訳だが、私は私で自らに起こったシンクロを通じて「今、その声の主を知りたい」と完璧なタイミングで問いかける事ができた訳である。
結局、これは私の探求心だけでも、Oさんの探求心だけでも成立しないことで、さらに言えばガビチョウ達による見事な連携が無かったら成り立たなかった事なのだ。自然界全体がシンクロニシティ（テレパシー）で出来ているというアグエイアス夫妻の言葉は、単なるたとえ話ではないのだ。
誰かが特殊な能力で「引き寄せ」を起こしているのでもなければ、誰かがシナリオを書いて人を駒のように動かしているのでもない。互いに、それぞれの自由意志で動きながら完璧に調和している。この事実に気づくためのツールとして『13の月の暦』は存在しているのである。
そして、心身が自然状態にある人なら『13の月の暦』を使っていてもいなくても、こういう現象は普通に体験できるものなのだ。それが分かっていながら何故人にこの暦を勧めるのかと言えば、体験をさらに深めたり集合的に加速したりする効果についても、私が実感して来ているからである。（D）
惑星の月5日 12・太陽
《News》
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・ドリームスペル（13の月の暦）で見る日本と皇室
・「パカルの特別な13日」の由来と真の意味
