『銀河のマヤ』発刊10周年で戦士になる

水のメッセンジャーとして世界的にその名が知られる江本勝氏との共著『銀河のマヤ、聖なる時の秘密』は、10年前の今日、2012年11月30日(KIN186)に発刊された。

本書で触れている『ドリームスペル(13の月の暦)』では「時間においては全てが同等」と考えるので、人間だけでなく本にも誕生キンがあると見做すことが出来る。その視点で言えば、『銀河のマヤ』の誕生キンはKIN186(4・世界の橋渡し)で、10歳を迎えた今日から「運命の道筋」はKIN196(1・戦士)という事になる。

「365×5=260×7+5」という関係から、5年経つと5日、10年経つと10日というように、260日暦の日付と365日暦の日付はズレて行くので、『銀河のマヤ』の誕生キンは10日前の11月20日に巡って来ていた事になる。実は、その日はチベットサポートNPOクリカの設立16周年記念日に当たっていた。

こうしてみると、この本は今年「16」という数で強くコード化されているのに気付かされる。何故なら、今日は倍音の月16日、KIN196(1・戦士)で、紋章コード番号16から始まる「黄色い戦士のウェイブスペル」は、16番目のウェイブスペルでもあるからだ。

実は、この太陽暦(365日暦)の日付と「紋章コード番号」のシンクロは、「倍音の月」の初日から始まっていて、『テレクトノン』における「失われた7つの世代」と「預言の7年」が同期しながらその最終ポイントを迎える、倍音の月20日、KIN200(5・太陽)まで続く。

以下は、【銀河マヤ暦『ドリームスペル』で王の封印を解く】に書いた事とも重複するが、現在航行中の「倍音の月」全体が、劇的な倍音共鳴場に浸されている事を再認識しておくためにも、改めて整理しておきたい。

ツタンカーメン王墓開封100周年(KIN192)、パカル王石棺開封70周年(KIN193)というビックトピックスに続く形で、KIN194(12・魔法使い)に「水晶の円卓の日」を迎え、そこから「失われた7つの世代」に対応する7日間が始まった。この7日間について言及されている銀河ツール『テレクトノン』では、毎月の14日〜21日は「預言の7年(1993〜2000)」と呼ばれ「失われた7つの世代」を取り戻す期間ともされている。

もう少し詳しく書けば、マヤ長期暦(約5125年)を260キンのツォルキンに置き換えた時、パレンケの「碑銘の神殿(パカル王墓)」が完成した9.13.0.0.0がKIN193に当たり、続くKIN194〜200が「失われた7つの世代」と呼ばれる7カトゥン(7200キン)に対応する事になる。

この7つのキンが、倍音の月14日から20日までの7日間(預言の7年の期間)に完全同期するのは52年に1回のことで、このシンクロ期間の仕上げとなる倍音の月20日、KIN200(黄色い倍音の太陽)は、月日の「銀河の音」が「倍音(5)」で重なる「魔術の亀の日」で、「輝きを授ける」働きが最高潮になるのだ。

「水晶の円卓の日」も「魔術の亀の日」も、その主目的は「共有すること」にある。「共有」こそが私たち個人個人に起こっている出来事の関係性と意味を互いに明らかにし、全ての人の脳が共鳴して働く「銀河脳」そして「惑星マニトウ(グレートスピリット)」を顕現させるのだ。

「水晶の円卓」で始まり「魔術の亀の日」で終わるこの7日間、どんな小さな気づきや喜びでも、まずはシェアしてみる事をお勧めしたい(FBグループ「水晶の円卓」などで)。どんな形であれ、実際にやってみた人は、新しい何かを発見し、体験する事になるだろう。

”『七つの世代の書』とは、「預言の7年」を指していたのです。つまり、それは1993年から2000年の7月25日までの期間のことだったのです。さらに「預言の7年」は、ツォルキンの中では10番目の柱の最後の7つであるキン194から200までに対応していることもわかりました。13バクトゥンという大きな歴史周期全体の中からみると、この最後の7カトゥンというのはパカル・ヴォタンの墓が完成した後の7つの世代に対応しています。ですから、キンとしては7つ分しかありませんが、カトゥンとしてはひとつの世代(約20年)に対応していて、全部で7世代を表すということになります。
そして、最初の世代はキン194の「白い水晶の魔法使い」に対応していて、そして最後の7番目の世代は、キン200の「黄色い倍音の太陽」に対応しています。”
パン・ジャパン・ライブラリー《7日間セミナー・第3日・テレクトノン》より)

尚、「失われた7つの世代」は、上記アグエイアス夫妻の講演録によると、『マヤ神話ーチラム・バラムの予言ー』(ル・クレジオ原訳/望月芳郎訳/新潮社)のP80で『七家系の書』と訳されているものに対応する事が分かる。

ただ、この本の前後の文章を読んでみても、それが「碑銘の神殿」完成後の7カトゥンに対応するという記述は見られないので、7カトゥンとの対応は、あくまでアグエイアス夫妻のチャネリング的な情報だと考えられる。とはいえ、スペイン人襲来後も残されていたマヤ先住民の記憶の片鱗が記されている本書もまた、多分にチャネリング的である。

結局、私たちは今も各々自分の神話(夢の魔法期=ドリームスペル)を生きているのであって、それを共に響かせてこの世界を共同創造しているのだ。「共有」はそれをリアルに実感することが出来る、シンプルかつ奥深い技法なのである。(D)

倍音の月16日 1・戦士(KIN196)

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