すべては数字。神は数字だ。神はすべてに存在する。

スペクトルの月1日、KIN139(9・嵐)に9回目のYouTubeライブ「13の月の暦」Q&Aを行った。

コロナ禍の中、何か新しいアプローチをと思い、月1回暦に関する小話をする事に決め(質問が寄せられればそれを考慮しつつ)、それならと、『13の月の暦タイムスコア』のイラストをオープニングに使わせてもらう事にした。

こんなに素晴らしい絵が毎年の情報に合わせてデザインされているのを、タイムスコアを手に入れた人しか知らないのはあまりに勿体ないし、これをきっかけに『13の月の暦タイムスコア』をもっと知ってもらえたら嬉しいとも思ったからだ。

さて、昨夜は13ヶ月28日の「惑星の奉仕のウェイブスペル」と19ヶ月20日の「ウィナル・カレンダー」という2つの暦の始まりが「青い嵐」(紋章コード番号19)でシンクロするタイミングにちなんで、【19のウィナル周期と「青い嵐」】という内容で20分ほど話をさせてもらった。

その関係で、『パカル・ヴォタンのテレクトノン(預言を語る石)』という小冊子を読み直し、今更ながらの気づきがあったので、その事を記しておくのに相応しいと思えるKIN140の今日、このブログを書く事にした。

すべては数字。神は数字だ。神はすべてに存在する。

これが『預言を語る石』に書かれている事は20年以上前に知ったが、昨夜初めて、全く同じフレーズが2回登場している事に気づいたのだ(例のごとく一度忘れ去って再認識しただけの可能性も高い)。該当箇所は32節と116節で、「白い世界の橋渡し」の章(6章)の最初の節と「白い鏡」の章(18章)の最後の節に当たる。

ここで、6×18=108で今日のサイ時間KIN108(4・星)にシンクロしていること、32+116=148で、KIN148(5・星)はKIN108の「神秘の4つ組」で、今、この事実が発見されることの神秘もまた、数字的に示されている事をメモしておこう。

それにしても、何故に2回も同じフレーズが登場し、しかもこの場所なのだろうか?

そのヒントは『テレクトノン/インストラクション・マニュアル』P26にある。「パカル・ヴォタンは、キン78で死の知恵を伝える魔法使いの蓄えを完了する」という一文がそれだ。

これはパカルの特別な13日という王の石棺周囲に刻まれた13の日付の「銀河の音」の合計が78になり、それが「パカル・ヴォタンの特別な数字」と呼ばれる事と関係しているのだが、より明確に理解するには、以下の2つの事実を押さえておく必要がある。

一つ目は、KIN66(1・世界の橋渡し)から始まる6番目の「世界の橋渡しのウェイブスペル」は、KIN78(13・鏡)で完了し、「世界の橋渡し」のキーワードが「死」であるという事。

二つ目は、マニュアルP25に ”石棺の箱の蓋の縁のまわりには、パカル.ヴォタンの銀河の通路〈8・太陽〉から「死の知恵を伝える魔法使いの蓄え」〈13・世界の橋渡し〉までの、13のはっきりしたしるしがある。”と記されている事だ。

これは、石棺の南面西端にあるパカル王誕生の日付をスタート地点とし、ウェイブスペル回り(反時計回り)で数えて行くと、西面の最後(最南端)に当たるKIN26(13・世界の橋渡し)が13番目である事を意味している。

KIN26(13・世界の橋渡し)が「死の知恵を伝える魔法使いの蓄え」とされるのは、単に石棺の縁に記された全ての日付の最後であるというだけでなく、KIN14から始まる「魔法使いのウェイブスペル」の最後でもあり、13(銀河の音)×6(橋渡しの紋章コード番号)=78という繋がりもあるからだと思われる。

ここでもう一度「パカル・ヴォタンは、キン78で死の知恵を伝える魔法使いの蓄えを完了する」という文を見ると、上記の関係から「パカル・ヴォタンはキン78でキン26を完了する」と読み替える事が可能となる。論理的にはちょっと飛躍したおかしな文章なのだが、これを自分なりに解釈すると以下のようになる。

王の遺体が収められていた石棺周囲の13の日付を(空間的な)ウェイブスペルに見立てた時、13番目の仕上げの位置に来るKIN26(13・世界の橋渡し)には、(時間的な)魔法使いのウェイブスペルの(全ての日付のエネルギー)が蓄えられていて、その「世界の橋渡し(6)」から始まる13日間をKIN78で完了させつつ、同時に、石棺周囲の全ての日付の「銀河の音」の合計としての78(=13×6→13・世界の橋渡し)で仕上げの位置にあるKIN26を完了する。

とまあ、こんな感じではなかろうかと想像するのである。ホゼが好んで用いた「13:7::7:4」という表現などから、その思考様式を推察すると、そんなに的は外していないのではないかと思う。

ただ、複雑に絡んでいる情報をなんとか分かり易く解きほぐしてみようと思ったのに、余計にごちゃごちゃしてしまったような気がしないでもない(笑)。なので、「何故に2回も同じフレーズが登場し、しかもこの場所なのだろうか?」に戻ると、それに対する私なりの答えは、「世界の橋渡しが6、鏡が18で、その積が78だから」となる。

ちなみに、ちょうど1年前の5/3(スペクトルの月2日)に書いたブログは【「無我の嵐」と「アラーの慈悲の力」】で、何と同じ『預言を語る石』から以下の部分を引用していた。

140は、テレクトノンの数であり、私の聖なる比、260:364(+1)と同じ、5:7の比を完成させる(28×5=20×7)。
(『パカル・ヴォタンのテレクトノン』115節)

そして、昨年の今日はKIN35(7×5)で、今年はKIN140(7×5×4)である。140が「テレクトノンの数」である理由は、「パカルの特別な数」が78であるのと似ていて、ツォルキン7列目「神秘の柱」の「銀河の音」の合計が140であり、「神秘の柱」の最終日がKIN140であり、石棺のある「碑銘の神殿」の中央パネルのマヤ文字が140文字だからである。

こうして『テレクトノン』に意識を向けていると、このリアリティにもそれが如実に反映されて来る。実際、スペクトルの月1日、KIN139(青い太陽の嵐)に「青い嵐」と19についてのライブを行った事で、チャンネル登録者数は「219」になったのだが、KIN219はまんま「青いスペクトルの嵐」である。

そして、その時点でFBグループ《13の月の暦「水晶の円卓」》のメンバーは683名となった(その前日までは違った)のだが、『テレクトノン』の主人公とも言えるパカル王が死去したのは683年。銀河連盟の文化プログラム『テレクトノン』は現在進行形で機能しているのだ。

《すべては数字。神は数字だ。神はすべてに存在する。》

(D)

スペクトルの月2日  10・太陽(KIN140)

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