浦島太郎のわくわくセカンドライフ

今日、ついに『13の月の暦』でのカレンダーラウンド(52歳)を迎えた。26歳でこの暦に出会った頃は、遠い将来のことと思っていたが、ふと気づけば26年も経過していて、まるで浦島太郎の気分だ。

この喩え、亀がモチーフにもなっている『13の月の暦』で、「赤い竜」として人生の半分を過ごして来た私にとってはかなりリアルな表現で、時間の密度が違う世界(竜宮)でちょっと遊んでいたら、こちらの世界では26年が経っていた、という感覚に近い。

と同時に、私が生まれた当時には、この暦は存在していなかった訳で、「磁気の月18日、KIN241(7・竜)」という組み合わせは、実は『13の月の暦』の使用歴上初めて体験するパターンでもあるのだ。

もちろん、自己紹介の場面では「磁気の月18日、KIN241(7・竜)」生まれと言い続けて来たが、52年前にはそのように数えている人はどこにも居なかったという事実を、改めて確認して新鮮な気持ちになっている。

そして、これは誰もが馴染んでいるグレゴリオ暦(やその前身であるユリウス暦)についても言える事なのだ。タイムスケールは違えど、お釈迦様がダルマを説いていた時代に、日本で今日と同じような太陽の軌道を描く日を「8月12日」と数えていた人々は、この星には居なかったのだ。全ては誰かがある時点で決めた相対的なルールに過ぎない。

さて、せっかくなので、ここで『13の月の暦』とマヤ暦のツォルキンの違いをはっきりさせてみたいと思う。グレゴリオ暦の方を8月12日と固定して、今日と52年前の今日で比較してみよう。

★1969.8.12
13の月の暦 → 7・竜(KIN241)
マヤ暦 → 1アクバル(KIN183相当)

★2021.8.12
13の月の暦 → 7・竜(KIN241)
マヤ暦 → 1キブ(KIN196相当)

これらの結果は、パン・ジャパン・ライブラリーのトップページや【「13の月の暦」のアプリ】で紹介している「KIN3D」「MAYA3D」で簡単に調べられる。

ご覧の通り、グレゴリオ暦との関係性を一定に保つ(全世界的な暦のシフトを意図した背景から)『13の月の暦』のツォルキンでは、52年前も今日も同じKIN241となる。

一方、グレゴリオ暦など全く関係なく独自のルールで時を循環させていた古代のマヤ暦(遺跡に残っているもので日本に出回ってる偽マヤ暦とは別)では、52年前と今日では、ぴったり13日のズレが生じている事が分かる。

これは、全世界がグレゴリオ暦から13の月の暦にシフトした暁には、(4年に一度1日ではなく)52年に一度13日の閏調整をする事で、閏日調整が可能だと言われていた話が、分かりやすい形で確認できる良い例だと思う。この調整方法に関するより詳細な推測については、日本にこの暦を紹介して下さった先達・高橋徹さんの『ワクワク・セカンドライフ』に記されている。

そして、この本のタイトルの通り、私は今日から「ワクワク・セカンドライフ」に入った事になる。トップ画像はそれを祝して「時のからだ塾」の塾生有志(卒業生含む)から届いたプレゼント。第1リズムから現第9リズムまでの塾生(&昨年の大分ツアーの仲間たち)による寄せ書きと、逆回転時計、亀井野珈琲、亀友トートバック(ジョジョラー御用達)などなど、ありがたい限り。

さらに、現役塾生の1人Kさんが、「ちょうど今、焼津へ向かっているところですが、地名を数字にすると812、そして毎年、8月12日、13日は焼津神社のお祭りで、焼津市民にとってはスペシャルな日でもあります」と教えて下さった。

御祭神の日本武尊は、天叢雲剣で草をなぎ払い、火打ち石で逆に敵に向かって火を放ち窮地を脱することができたという神話で有名な存在だが、これが「焼津(やいづ)」という地名の由来となり、「三種の神器」の1つ天叢雲剣が「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」と呼ばれるようになった事を知っていると、深く響くものがある。

何しろ、私は5日前(G8/7)に剣武天真流の演武会を終えたばかり。今年は蒼天支部道場長だけでなく、本部正師範として全体の総指揮も担当していたので(多くのメンバーに支えられつつだが)、誕生日に「草薙の剣」と接続してくるこの話題には、強いインパクトを受けたのだった。

G8/7は、時から有志の贈り物作戦を主導して下さり、現在は蒼天道場生でもあるSさんの誕生日でもあったが、同じく元「時から生」で、現・蒼天道場生でもある望さん(13・竜)は、何と妹の七瀬さん(13・鏡)と共に鹿島神宮に参拝していた事を知らせて下さった。鹿島神宮は、今年のトーテムとも言える「鹿」がその文字にも含まれる神社で、52年前に私が生まれた常陸国(茨城県)の一宮。

更に、鹿島神宮の御祭神である武甕槌大神の佩刀は「韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)」。『古事記』の神武東征の場面では、その力で悪疫を退散させ、平和をもたらす特別な剣として描かれている。これはコロナ禍にある現在とリンクするだけでなく、大分在住の時から生Nさん主催の高千穂ツアーとも深く繋がっているからだ。

「韴霊剣」は高天原から降ろされ、この剣の持つ不思議な力によって兵士たちは疫病から力を取り戻して蘇り、無事に大和の平定を達成したのである。これを成し遂げたのが、高千穂から東征した初代・神武天皇である。そして、神武天皇が橿原宮で即位した時の年齢は52歳とされる。

最後に、高天願と52という数から、どうしても書いておかなければならないのは、日航機事故の事である。詳しくはブログの過去記事に譲るが、36(6×6)年前の今日、JAL123便が高天原山(御巣鷹山は誤報道)に墜落し、520名の方が亡くなられたのだ。その日が16(4×4)歳の誕生日だった私は、KIN101(10・竜)の「運命の道筋」に入ったところであった。

KIN101といえば、『13の月の暦タイムスコア』の共同制作者でイラストレーターのみよこみよこさんの誕生キン。最新のメルマガにも記している通り、みよこさんは高千穂の旅とも深く関係している。そして、トップ画像を撮影してくれた蘭禅は、みよこさんの反対のパートナーのKIN231で、画像はメールに添付すると偶然にも231KBであった。

こうした一連のシンクロにどういう意味を持たせるかは、各人の自由である。しかし、自分1人では選べない多くの要素がひとつの物語を形づくるとき、そこに天意が働いていると感じるのはある意味自然な事であるとも思う。「一年の計は元旦にあり」というのと同じで、セカンドライフの初日が次の52年の流れを予兆するものだとすれば、「神話」と「剣」は引き続き鍵となるという事であろう。(D)

磁気の月18日  7・竜(KIN241)

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