『テレクトノン』を活かす銀河的循環

テレクトノン

一昨日、KIN239(5・嵐)、神楽坂セイ・ギー・ヒーで「13の月の暦」ワークが行われた。そこからぴったり20日前のKIN219(11・嵐)、仙台から2通のメールがあった。いずれも面識の無い方で、仙台からのメール自体おそらくここ何年も無かった事だ。その上、同日、剣武天真流の稽古に向かう途中に後方から声をかけて来た道友は東北大の出身者だった。何かあると思わせる共時性。

仙台からのメールの一つは、Angel WhisperのTさんという方からで、倉庫を整理していたら『テレクトノン』が4つ出てきて、これをどうしようかと思って調べるうち、クリカのHPに辿り着いたとの事。15年位前に『テレクトノン』を友人から預かって、かつてはご自分でも配布をされていたらしい。

確かに、私は今も時空のサーファークラスなどを通じて、「13の月の暦」や銀河ツール(ドリームスペルやテレクトノン)について伝え続けているし、Lもボランティアでパン・ジャパン・ライブラリーの管理をしていたりするので、私達にアクセスして来られたのは、『テレクトノン』を預かった責任を果そうとする誠意ある姿勢の現れと受け止める事が出来る。

ただ、私達は既に公式配布が終わった銀河ツールの再配布窓口を引き受けている訳ではない。それで、もしFBを使われているのなら、FBグループ「13の月の暦 水晶の円卓」で呼びかけてみては?と提案させて頂いた。そこなら、本来の形で『テレクトノン』を活用して下さる方が応答する可能性が高いと思ったからだ。

転売アプリで売買するような無明な人々が多い中、カンパとボランディアで制作され、無償配布されたこの銀河ツールを、その趣旨に沿って活かそうとする方がまだいて下さった事に励まされる思いがしたが、Tさんご自身はもう「13の月の暦」を積極的には活用されていないとの事で、送料も負担するので出来ればクリカで預かってもらえないか、と打診をして来られた。

結局、お引き受けする事にしたのだが、一連のやり取りの中で、Tさんと神楽坂セイ・ギー・ヒーのJUNさんがFB友達である事を知った。その瞬間、4つのうちの一つは、前々から「もしテレクトノンの情報があったらぜひ教えて下さい」と念押しされていたJUNさんにお渡ししようと決めた。

実は、時折そういうリクエストを受ける事はあるのだが、その殆どは面識もなければ『13の月の暦』の理解度も分からないような方々ばかり。私的判断を入れず、公平に無償配布をして来た結果、偽マヤ暦ユーザーが箔づけに使ったり、転売したりする現実を見せられ続けて来た立場としては、少なくとも人柄が分かる程度にはコミュニケーションした事がある方に届けたいもの。

その点、セイ・ギー・ヒーのJUNさんは、ここ数年私が講師を務める暦のワークを主催されているだけでなく、自らも毎回その場に参加され、十分に「13の月の暦」の背景を理解されている。Tさんとの繋がりがどの程度あるのかは分からなかったが(FBでのみという事もありうるので)、結果として完璧なタイミングで手渡す事が出来たのだった。

Tさんからコンタクトのあった日から6日後の2/22(KIN225=4・蛇)午前中、未開封の『テレクトノン』4つが届いた。ちょうどこの日は、天真書法塾発表会(2/21~23開催)がセイ・ギー・ヒーから徒歩圏の会場で行われていて、午後からそこに向かう予定だった私達は、少し早めに出て『テレクトノン』を直接JUNさんに手渡して行く事にした。

突如お店を訪れた私達に、JUNさんは少しビックリされていたが、事情を伝えて『テレクトノン』を手渡すと、大層喜んで下さった。何しろずっと待ち望まれていた銀河ツール。その上、この日はJUNさんのお父様のご命日でもあった事を、その場で教えて下さった。

Tさんの事もよくご存知とのことで、15年以上前からヒーリングの研修でJUNさんYUKAさんご夫妻と一緒だったり、海外に一緒に行ったりもした仲らしい。ただ、『テレクトノン』を配布していた事は全く知らなかったというのだから、宇宙の采配は面白い。その日のうちにFBでテレクトノンの事をUPしたJUNさんの記事を目にしたTさんも、送った直後にそれを手にした人物が、思いがけず心友夫妻であった事を知って驚かれていた。

それにしても、4・蛇(KIN225)の日に、パレンケとして知られるナー・チャン(蛇の館)を通じて伝えられた預言である『テレクトノン』が4つ届くとは、やはり驚きである。加えて、この日は天真書法塾塾長の青木先生の84歳の誕生日でもあった。テレクトノンは、地球と天王星を繋ぐ次元間通路の名でもあるのだが、天王星の公転周期は84年。完璧すぎるサインだ。

これら全ての条件は、狙ったって整えられるものではない。15年も埋められていた『テレクトノン』がこのタイミングで発掘され、この日の朝届いて、3日間だけ行われている書法塾発表会の会場が、セイ・ギー・ヒーから徒歩圏にあったという事実(思えば東京だって結構広いのだ)。そして、私達がその発表会に出品していて元々会場に行く予定であったという事実。その日、青木先生が生誕84年を迎えらたという事実。これら全てが完全に噛み合っていないと生じない出来事なのだ。

セイ・ギー・ヒーを後にして、書法塾発表会会場に向かう途中で「405(=4・蛇)」の車がやって来たのも、「すべては数字。神は数字だ。神はすべてに存在する。」と書かれているテレクトノン小冊子(預言を語る石)のメッセージを再確認させられるような体験だった。

尚、残る3つの『テレクトノン』も、すぐに配布先が決まって既に配布が完了している事を記しておく。もちろん、むやみに配った訳ではなく、私の暦クラスに複数回出席していて、今も学習中のメンバーに対して、「自分は以下の条件を満たしていると思える人は連絡をください」と呼びかけたのである。

・キットを実際に使い続ける意志がある
・将来的に、人々に伝えて行くツールとして活用する意志がある

キット制作チームの一員として、銀河ツールの趣旨に賛同された方々からのカンパと、膨大な時間を要する無償の労力の提供によって生み出された背景を知っているだけに、少なくともこの2点を自らに約束できる人でないと、手渡す気持ちには成れないのだ。

ところで、一昨日(5・嵐)、セイ・ギー・ヒーでの暦ワークに向かう前に、私は『世界でいちばん美しい村』というドキュメンタリー映画を観ていた。コロナウイルス騒ぎで家にいる子供たちのために、3/6~8の3日間だけWEB上で無料公開されているのを知って、7日に半分、8日の昼間に残り半分を観たのだ。

5年前のネパール大地震直後から、震源地近くの村の復興の様子を捉えた大変興味深く美しい映画だったが、何より驚かされたのは、【19がその番をする】というブログにも登場してもらっている大阪アマントのJUNさんが、エンドロールに登場した事だった。

このブログを書いてる途中で出会った19バス

何故なら、私はその映画を見る前に、昨年夏に書いた【19がその番をする】というブログ記事を、ツイッターやFBでシェアしていたからだ。シェアした理由は、その日が「青い嵐」で、紋章コード番号は「19」であった事と、ブログの内容がアマントで発掘された『テレクトノン』についてのもので、JUNさんにも登場してもらっていたからだ。

セイ・ギー・ヒーのJUNさんとアマントのJUNさんは全くの別人で、直接面識も無いお二人なのだが、テレクトノンの回路を通じてお二人のJUNさんが繋がって来るとことが何とも興味深い。そして、大阪アマントには、まだ200個以上の『テレクトノン』が埋まったままになっている事も、この機会に書き添えておきたい。

昨年夏、眠ったままになっていた『テレクトノン』を解放する機会として【銀河マヤの埋蔵経典『テレクトノン』発掘配布会】をアマントで行い、その一部は当日の参加者に、背景を含む解説付きで配布する事ができたのだが、残りの『テレクトノン』はまだ眠ったままなのである。

私は配布会を行った折、その場でアマントJUNさんと話をし、残りの『テレクトノン』について、然るべき説明ができるPANメンバーの元に送ってもらえるよう約束を取り付け、PANメンバーには送料を負担してもらう点も了解してもらって、すぐに動かせるよう話をしてあるのだが、JUNさんは未だにそれを実行してくれていないのである。

確かに世界を駆け回っていて忙しい人なのだが、協力者もたくさんいるのだから、本気で取り組めば僅かな時間で済む作業である。責任をもって配布してくれると申し出てくれたPANメンバーにも申し訳ないので、折を見て連絡し、早く送ってもらうよう何度もJUNさんには伝えているという事を、この機会に明記しておきたい。

もちろん、アマントでもまた配布会ができるよう、十分なストックを残す計算で配布の話はしてあるし、必要とあらばいつでも配布のための協力は惜しまないことも伝えてある。あとはアマントJUNさん次第なのである。

本来は「銀河の同期」とアグエイアス夫妻が定義していた2013年よりも前に、完全に配布が終わっているべき銀河ツールが、まだまだこうして日本各地に埋蔵されてままになっているのは、今回4つの『テレクトノン』が然るべきタイミングで解放されたように、まだ、そのプロセスが必要であるからなのだと私は思っている。

しかし、地球環境の劇的変動や今回の新型ウイルスの伝搬など、人類に残されている時間はいよいよ少なくなって来ているようにも肌で感じる。今、『テレクトノン』を解放しないで何時解放するのか?という気持ちになるのは、私だけではあるまい。

手にして自己満足するだけのような人の手元に渡って、転売されたり捨てられたりするよりは、然るべき時までストックされている方が良いのかもしれないが、この銀河ツールを有効に働かせる事ができる期間は、そう長くなないと思う。銀河的な知恵は、時に適い、正しく活用されてこそ活きるのである。

もともとKIN239(5・嵐)のうちに書き上げようと思っていたこのブログ、思いの外長くなってしまって、結局、自分の71回目の銀河の誕生日(7・竜)のUPになってしまったが、KIN239にセイ・ギー・ヒーで行われた暦ワークに参加されていた出雲出身のYさんがKIN71(6・猿)だったことを「今日でよし」のサインと受け取ることにして、この記事を終えたいと思う。(D)

太陽の月4日  7・竜(KIN241)

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