ティミの街角で2
〜ティミのお散歩の続きです。前回のお話はこちらへ〜
ティミは古からの陶芸職人の街。寺院から続くなだらかな階段を登り丘の上に出ると、「ティミセラミクス」の看板が。工房を覗いてみることにしました。
お話を聞いてみると、こちらの会社はネパール国内の需要だけでなく、欧米や日本など海外からのオーダーを受けて、モダンなデザインの製品を作っているそう。(ティミセラミクスで検索すると、日本のフェアトレードのお店の画像がたくさん出てきます。)しかし、作り方や素材はティミの伝統に則り、今でも一点一点職人さんによる手作り。王道ですね。
と、ここで驚くべきシンクロが!滞在先のゲストハウスで使われているマグと同じ形を発見〜〜〜〜〜!
実は私はこのマグが「とてもとても好き」になってしまい、毎朝このマグで熱いチャイを頂くたびに「一体ネパールのどこで手に入るんだろう?これ欲しいなあ、でもきっと外国製なんだろうなあ」と思っていたのです。が、ところがまさか、ふらりと訪れた先で出会えるとは!
マネージャーの女性に「滞在先のマグと同じですよ!」とゲストハウスの名前を出すと「えっ!ボダナートのですか?それ間違いなくうちの製品です、オーダーいただいてこの工場で作っているんです!」と彼女もびっくり。そして満面の笑み。
ショールームには、残念ながら希望色の在庫が無かったので購入を控えましたが、かわりに小さなボウルを手に入れました(帰国後、我が家でヘビロテ中であることは言うまでもありません)。私の中の「とてもとても好き」になる感覚よ、いつも面白いことに出会わせてくれる魔法をありがとう。(L)
律動の月6日 2・魔法使い(KIN54)
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