太陽(九)の落款印完成
天真書法塾シャンバラ教室の生徒たち(主に今年の新入生)のために、KIN81(9×9)の日に特別注文に出しておいた落款印が完成し届いた。全部で9つ。厳重な包みを開けると、ずしりと宝箱のように重い落款の箱が並んでいた。それがなかなか圧巻だったので記念にパチリ。
落款とは完成した書などの作品に作者の名前を書き入れることと、印を押すこと(sign and seal)。そしてその時に押す印を落款印と呼ぶ。つまり落款印は、書の作品を仕上げる時には無くてはならないものであり、自分専用のものが求められる。かつて、私もマイファースト落款印を作った時、そこに彫られた自分の名前を見てとても嬉しかったことを覚えている。
その後、私の印は雅号印も加わり大きさもデザインバリエーションも様々に増え、今後もそれは増え続けるだろう(というより積極的に増やして行きたいアイテムである)。しかし最初の一つは、私の書道人生を最初から見守る古い仲間の様な気がする。最近はもうほとんど使うことは無いけれど。
宝箱の中の印たちよ、持ち主のために大活躍しておくれ。それぞれが思い切り幸せな稽古人生を歩めるように。(L)
★2019年7月に、昨年同様、世田谷美術館ギャラリーにて天真書法塾シャンバラ教室展を開催します。今回仕上がった落款印は早速そちらでデビューの予定!みなさま是非ご期待ください!
銀河の月9日 9・空歩く者(KIN113)
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