清める剣武「大剣祓い」
9/16(日)、2018年剣武天真流演武会「大剣祓い」が、新宿文化センターで行われた。
当日は裏方もしていた関係でバタバタしていたので、ご挨拶出来なかった方も多かった事と思う。この場をお借りしてお詫びすると共に、連休中の貴重な時間を割いてご来場下さった皆様に、心から感謝したい。
演武会の様子は、天真会のFBアルバムで公開されているので、雰囲気はそちら(←クリック)で味わって頂くとして、以下に、個人的な備忘録を少し記しておきたいと思う。
この日は、『13の月の暦』だと「赤い宇宙の月の年」の「赤い月のウェイブスペル(13日間)」の最終日で、「赤い月」のキーワードは「普遍的な水/清める/流れ」。つまり、「清める1年」の中の「清める13日間」の仕上げの日(KIN221)だった。
もともと、演武会はG暦年末(12月)に行われていたこともあって、私が「大剣祓い」という呼称を提案したのだが、それが秋の開催に移行してからも続けて使われているという経緯がある。
実際、剣武の演武には「清める」力があると感じるし、演武者が神(聖なる働き)の依代となって天地を祓い清める礼法の型「天地清浄祓いの型」も存在する(今回冒頭に本部正師範が行った「四方荘厳」もその一つ)。
従って、演武会に来て下さった方は、そうと知らずとも、何重にも「清める力」が働いた場に身を置いていた事になる。加えて、今年は青木先生が2年ぶりに真剣を手にして演武をされ、剣武成立の背景についても解説して下さったので、その場にいた方は、より多次元的に清められたのではないかと思う。
と言っても、それは「汚れていたものが綺麗になる」というような表層的なものではなくて、「その人自身になる」「その人そのものになる」という意味であり、剣武天真流(天真体道)が目指している方向性そのものとも言える。いずれにしても、あの時空を体験した方はとびきり運が良いと言えよう。
ちなみに、本部正師範の演武で使用された曲はビセンテ・アミーゴのROMAで、演出を手掛けたのは望月ウィウソン本部正師範。お気に入りの曲でイカした構成の演武に参加できた事に感謝したい。尚、ROMAはアルバム『TIERRA』の9曲目、今年一年をコード化する「赤い月」の紋章コード番号は「9」で、今日から『13の月の暦』では9週目に入った。
近く行われる新刊(『「天地人々ワレ一体」宇宙ととけあう究極の心法』)出版記念イベント(下記参照)も、様々な観点から特別なタイミングに設定してあるので、参加される方には色々な意味で「流れを良くする」影響がある事と思う。
天真体道(軽い体操や瞑想)を実際に体験して頂くほか、質疑の時間も多く設ける予定なので、瞑想だけでなく、剣や書に関心のある方も、大いにこの機会を活用して頂ければと思う。(D)
電気の月1日 4・蛇(KIN225)
追伸:写真は全て【天真会FBアルバム】より拝借しました(撮影:掘誠)
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