華厳世界のゴールデンブッダ

先日カトマンズを訪れた際、「This is for both of you！」と、ドルカ（*）がややドヤ顔で得意そうに手渡してくれたのは、華厳世界で微笑みをたたえるゴールデンブッダ！

最初に包みを開けた時にはびっくりしすぎて、正直どうしよう〜？と思ったものですが、透明のアクリルのドーム型のこの置物、手のひらの上で揺らしたり豪快にひっくり返したりすると、ドームの中の金粉が一気にブォォォォォオオオオーーーーっ！！！と乱舞して華厳世界そのもの！いつのまにかその様子にすっかり心を奪われ、今や私の机上になくてはならないアイドルとなっています（笑）。

（*）ドルカは、NPOクリカがサポートするマナサロワールアカデミーの卒業生で、現在中学生。卒業した後も、私たちがマナサロワールアカデミーを訪れるたびに母校まで会いに来てくれます。彼女が4歳の幼稚園生の頃から知っているので、成長をした姿を見せてもらえるのは本当に嬉しいことです。しかし、中学生の女の子がこのような置物を私たちのために選んでくれるあたりが、さすがチベット人だなあと、今日も華厳世界の仏陀を見詰めながらしみじみ思うのでした。（L）

倍音の月25日6・蛇（KIN45）

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