輝きを授ける「倍音の月」聖観自在菩薩の灌頂

昨日から『13の月の暦』では、輝きを授ける「倍音の月」に入った。その初日にぴったりシンクロして、ダライ・ラマ法王による「聖観自在菩薩の許可灌頂」がパシフィコ横浜国立大ホールで行われた。法座のテーブルには灌頂で使われるクジャク(倍音の月のトーテム)の羽。何から何までピッタリだった。

灌頂時に使用した儀式セット

チベットで観音(観自在)菩薩の化身と信じられているダライ・ラマ法王から灌頂を授かると思うと、それだけでありがたい気持ちになるが、法王が繰り返し強調されていたのは「ただ信心するだけでなく、教えをよく分析しながら実践し、日常に活かす」という点。

この姿勢こそが、仏教の仏教たるところだと思うし、他のあらゆる分野にも応用可能な本質的教えだと私は思う。しかし、『13の月の暦』をマヤ暦だと信じ込んでいる人が未だに大勢いるように、実際には「ただ無闇に信心する人」が多いから、世の中、嘘まみれになってしまっているのだろう。

立派な法話用のテキストは7ヶ国語対応

ものごとのあり様をよく吟味検証する仏教的な姿勢を身につければ、心は解放されて自由になるし、それ以前に安っぽい嘘やデタラメにいちいち反応する事も無くなると思う。そういう意味でも、ナーランダーの伝統を引き継ぐチベット仏教のアプローチには学ぶべき所が多い。

さて”輝きを授ける”(ドリームスペル日本語版の訳に従っている)「倍音の月」の始まりに、5000人もの人々に灌頂を授けられたダライ・ラマ法王は、KIN14生まれの14世という時点で『13の月の暦』との親和性が極めて高い事を示されているが、法話の中でも沢山の共時的エピソードをお話して下さったので、以下にいくつかメモしてみたい。

・ナーガルジュナ(竜樹)の「空」について(「赤い竜」は惑星ホロンもチベット&インドエリア)
・ダライ・ラマ5世がヴィジョンの中で授かった教えについて(5は倍音)
・ゾクチェンの「光明の心」との関係について
・光を放つ白檀からつくられた3つの仏像について
・ナーランダーの大成就者17名について
(『20の銘板』の見方で法話が始まった自己存在の月はKIN17に対応し、17週目にも入った所)

そして、今日は『13の月の暦』提唱者の一人、ロイディーン(KIN22)の105回目の銀河の誕生日。ロイディーンもホゼも、米国にチベット仏教を伝えたチョッギャム・トゥルンパ・リンポチェに直に学んでいた経験があり、その影響は『ドリームスペル(13の月の暦)』や『テレクトノン』にも色濃く反映されている。

だから、そういう背景を知らずにただマヤマヤ言っている人々は、まさに「無闇に信心する人」であり、本来の『13の月の暦』について、殆ど何も分かってはいないのである。

尚、トップのイラストは『13の月の暦TIMESCORE』からのもので、「倍音の月」のトーテムであるクジャクと「宇宙の年」にちなんだカメが登場している。みよこみよこさんとクリカのコラボで制作しているこの卓上カレンダーは、現在アマゾンで入手可能。人気イラストレーターみよこさんの作品は後でハガキとしても使える優れもの。原画も入手可能なので、関心のある方はみよコロニーから問い合わせてみて頂きたい。

最後に、おまけのメモ。ダライ・ラマ法王来日法話の初日はKIN20で、KIN241の私にとって「神秘のパートナー」。会場のパシフィコ横浜国立大ホーの住所はみなとみらい1-1-1で、KIN111は私にとって「反対のパートナー」。そして、KIN22は銀河の母ロイディーンで、地球の母は今も横浜に住んでいる。(D)

倍音の月2日 9・風(KIN22)

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