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時間芸術学校クリカ「シー」
黄色い宇宙の種の年(2005.7.26 - 2006.7.25)


月の月17日(G9/8)5・星 KIN148「ヒマラヤを超えるこどもたち」(by L)

ヒマラヤを超えて亡命するチベットの子供達を追った短編ドキュメンタリー、「Escape over the Himalayas」が上映される。日本では、バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバルで、過去一度だけ上映された幻のフィルムだ。


★G11月20日にはチベットポートグループKIKU主催に よる上映会を行います。上映会のスケジュールはこちら→クリック

私がこの映画の存在を知ったのは、約半年前の事。リー ディングにお見えになったお客さまから伺ったのだが、その時から、まだ観たことも無いこの映画のことが、寝ても覚めても心から離れなくなってしまった。と はいえ、その時教えて頂いたのは「雪のヒマラヤを超えて亡命するチベットの幼い子供達を追ったドキュメンタリーが在る」ということだけ。映画のタイトルすらわからなかった。

・・・しかし、そんなことで怯む私ではないのよ。「観たいと思うのだから絶対に観る事ができる」ただそう信じ、心の中にビジョンを 保ち続けていたら、あれよあれよという間に、奇跡に満ちたシン クロ(話せばドラマチックで長い)によって、映画の方から私たちに近づいて来てくれた。そして何と!多くの仲間達の献身的なサポートにより、この秋、関東と関西、そして北海道での上映が決定した。本当に嬉しいことだ。

上映に先駆け、
先日試写を観たのだが、この映画は、これを観た 人の人生を変える。私の生涯でも3本の指に入る珠玉のドキュメンタリーと言うべきだろう。これを制作した勇気ある監督やクルーにも限りない尊敬の念を覚える。チベットか ら亡命する幼い子供達の現実をとらえた貴重なフィルムを、ぜひ皆さんにもご覧頂きたいと思う。


月の月21日(G9/12)9・人
 KIN152「ホピと911の祈り」(by D)

昨日開催された「第2回横浜すぴこん」で、シンクロについてのお話させて頂く機会 があった。当日は世界中で様々な祈りが捧げられていたと思うし、日本では今後の流れを決める総選挙が行なわれていた事もあったので、セミナー中、少し時間 を頂いて「銀河の7方向への祈り」を参加者の皆さんとさせて頂いた。「13の月の暦」(以下13暦)では、4年ごとに同じ紋章が巡ってくるので、911に 刻まれた時空の記憶をあがなう意味でも、特に意識的に調和の時間を過ごしたいと思ったのだ。それは、自分に縁の深い横浜という場所で、このタイミングにお 話をする事になった(主催者からの依頼だったので、私の意思で決まった日程ではない)という事も大きく影響している。細かく書いていくとキリが無くなるの で、以下私的なメモ書きと思って、興味のある方だけ流して見ていただければ幸いである(あまりに多重にシンクロが起きていてなかなか整理がつかないの だ)。

13暦で見ると、911があった年は「9・種の年」であり、今年は「13・種の年」である。2週間ほど前、北海道のレクチャーでご 一緒した辻麻里子さんは、『22を超えてゆけ』という本を書かれているが、その本の中には、(9+13)+1という意味深長な数式が登場する。911を 「13の月の暦」に置き換えると、220(月の月20日)となる事、崩壊したツインタワーはそれぞれ110階建てで、合計220階であった事などを考える と、「22を超える」という意味を、また別な角度で捉えなおす事もできそうである。マヤの預言周期が完了したというハーモニック・コンバージェンス(以降 HC)は、13の天国の時間と9の地獄の時間が経過して、そこを抜けたタイミングで行なわれた平和の祈りだったが、後述するように、これら一連の出来事 は、キチェー・マヤに伝わる伝統的マヤ暦の一つと13暦を組み合わせてみる事で、より明確にその繋がりを見出す事ができる。

さて、4年前 の911当日は、「4・猿(KIN251)」であり、昨日は「8・猿(KIN151)」であったが、共通しているのは、その日の「紋章」(猿=魔術・遊 ぶ・幻想)や青(変容)だけではない。音の「4」と「8」は、いずれも「形」と関係があり、「形を見出し実行する」という繋がりを持っている(レベルやス ケールが異なっても形がテーマという事である)。このことと911にあった出来事をどう結びつけてイメージするかは、個々人に委ねられている事だが、私の 場合は、以下のような発見をしたことで、さらにイメージがはっきりしてきた。例えば、今回のすぴこん会場が「横浜市中区新港 2-2-1 ワールドポーターズ」という所だとはっきり意識したのは、当日場所確認をする時に初めて気がついた事だが、「221」はテロの時の自分の「運 命の道筋」にあたるし、ワールドポーターズのポーターは、「荷物運搬人」という他に「門番・守衛」という意味がある事を知って、2本の柱のように建ってい たワールドトレードセンター(ツインタワーの正式名称)の事をい浮かべずにはいられなかった。

さ らに、3,4日前にPANのメーリングリストに投稿されたメッセージには、次のような事が書かれていた。「911にアイダホ州サンバレー(太陽の谷)でダ ライラマ法王が平和の祈りを行ないます。この場に、『水からの伝言』で知られる江本勝氏が主催者の招きで参加する事になりました。」これは、私にとって は、かなり驚きだった。というのも、この1年、チベットサポートの関係でダライラマ法王には何度もお目にかかっているし(謁見したのは一回だが)、江本氏 といえば、私の元ボスである(拙著の後書きにも登場している通り)。その二人が911に同じ場所にいるというのだ。しかも江本氏は横浜市の出身。このメッ セージを江本氏の代理人として投稿した根本さんもまた、横浜に住んでいた事があるようだ。ご本人に確認した訳ではないのだが(何度かお会いしていて直接面 識はあるが)、先の辻さんとお話していて、実は私と辻さんと根本さんは、ある時期、横浜市の某所で半径1キロ以内に住んでいた、という事を耳にしたのだ。 さらに付け加えれば、クリカでクラスを開催している「新体道」が、青木宏之師を中心に創造されたのも横浜なのだ。

すぴこん会場では、主催 者によって適当にブースが配置されるのだが、私達は今回「33番ブース」で、これは911→220をPCU(こよみ屋さん手帳P6 )に変換した時のKIN番号になる。あるいは、ツォルキンを調波に分けた時の中心(ゼロポイント)とも言えるかもしれない(確かホゼの解説の中には、秘儀 参入者の数というのもあったと思う)。開催直前に、近所で建設中の高層マンション(○○タワーという名前がついている)の前で学生証を拾って、その持ち主 の誕生日が911だったり、同じ日に、その学生証と同じ大学敷地内にあるレンタルスペースから資料が届いたり(こちらはチベットサポートの件でひと月以上 前にWEBから問い合わせた事に対する返事だった)、とにかくありとあらゆる事が繋がってきて、2012年や、2013年は、こういう感覚がもっと加速し た世界になるのだろうか、等と想像が拡がるばかりである。

ところで、肝心のホピとの関係であるが、すぴこんハンドブック第9号で特集された 私達の記事(柴崎さんのマンガが超オススメなので是非手にしてみて頂きたい)の直後に、『ホピの預言』の記事があった関係で映画を観に行き、その後のシン クロで葉山のカチーナ展にも足を運んだのだが(この辺りは磁気の月にも少し書いた)、その場で最初に目にしたカチーナが、最近頂いたIさんの名刺に使われ ていたものそのものだったり(後日、これがカチーナでつくった名刺の最後の一枚だったと判明)、今回、日本でのカチーナ展示の最初が関西で、それをIさん が観ておられたり、とにかく色々と繋がってきているなーという印象があったので、先週大阪のクラスにIさんがご参加下さった際(何年も前からの知り合いで あるのに、このタイミングに参加して下さったのも不思議な事だった)、ホゼさんの最新著『Time and the Technosphere』の翻訳をしてみる気があるかを伺ってみたのだった。彼女にしてみれば、唐突な話だったと思うが、実は、前からホゼの本を原 書で読んでいて興味があるという事。そうこうしているうちに、出版社との話もついてしまって、「半年〜1年位のうちには出せるかも」という事になってし まった。

『Time and the Technosphere』は、4年前の911をきっかけにして、その直後に書き上げられたもので、エハン・デラヴィさんの新著『太陽の暗号』にも大きく 紹介されているが、ホゼさんの本は用語が難解だったり、図版が多かったりで、なかなか出版社も翻訳者も手を出し辛いようで、これまで出版までこぎつける事 ができないでいた。それが今回、911の直前に急遽出版の話が決まったのである。そう思うと、ホピやマヤの精霊達の導きがあったかもしれないなー、という 感想を持っても不自然ではないだろう。このつながりについてはもっと詳しく書きたい所だが、あんまり長くなりすぎてしまうので、最後に13暦とキチェー・ マヤに伝わるロングカウント法での繋がりを記して終わりにしようと思う。

◆広島原爆投下            13暦「3・鷲」 ロングカウント「4・猿」
◆ハーモニック・コンバージェンス   13暦「3・鷲」 ロングカウント「1・竜」
◆911テロ              13暦「4・猿」 ロングカウント「6・竜」
※「6・竜」は『7:7::7:7』で2012年冬至を含む「時間をはずした月」に対応する。

追記:日本に最初に「13の月の暦」を紹介した高橋徹・いづみ夫妻は、そもそもホピの村に滞在した事がきっかけで、「13の月の暦」を知ったのである。詳しい経緯については『マヤの暦はなぜ2012年12月に終るのか』(VOICE)をご参照いただきたい。


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