白いスペクトルの魔法使いの年(2003.7.26 - 2004.7.25)
このページでは、身の回りに起こっている様々なシンクロニシティを、思 いつくまま書き留めて行く予定です。その際、私たちが基本のカレンダーとして使っている『13の月の暦』の用語が頻繁に登場すると思いますが、特別な必要 性を感じない限り細かい説明は無しに書き進めていきますので、もし内容に少しでも興味を持つ事ができた方は、それをひとつのきっかけと思ってご自分で用語 や意味を調べてみて下さい(現在では、ちょっと探せば書籍でもネット上でも十分な情報が見つけられると思います)。今日は、最初のご挨拶という事でこれだ けにしますが、そのうち↓のおじさんについても詳しく書きたいと思っています。実は、私たちにとってとてもご縁の深い方なのです。お楽しみに!
とてつもなく電話の多い一日だった。そして、何故か上海でオンエアーさ れるTVに出演することになってしまった。上海では今『和』がトレンドらしく、番組は『和』を活かした東京の空間(レストランやインテリアショップなど) を紹介し、コーディネーターとしての蘊蓄を色々述べるというもの。しかし、いまや上海や北京には優秀なデザイナーが沢山いる時代だし、昔に比べたら情報も 格段に多い。京都のような古都ならともかく、25分にもわたって東京の『和』の空間の紹介というのが、私としては、いまいちピンと来ないでもない。・・・ が、このお話、喜んで引き受けることにした。だって今日は『青い惑星の夜』だからね。前回、私たちが中国に行ってから、丁度3スピン(780日)目に当た るのだ。時空のサーファーとしては、そんな日に届いた中国のお話なら断るわけには行かない。「25」分というのも、ちょっと長いかなーと感じるけれど、ア ルクトゥルスの映し絵、紫禁城とも関係の深い数だ。オンエアーは来月。でも上海(とその周辺)でしか観られません。残念。
今日は、ツォルキンで24番目の日付(ハーモニック・コンバージェンス の年を1スピン目とすると24スピン目のKIN24でしたが、最近PANひろばMLでは出雲を軸に神社と日本の神話の話が盛り上がっています。そんな 中、本日私の手元には日向国の宮崎神宮から新年特別祈願祭のご案内と御神札が届きました。夏に仕事の関係で宮崎を訪れた時に最初に立ち寄ってお参りしたの ですが、それは住所が「神宮2丁目4番1号」だった事と(自分の銀河の署名はKIN241)、何かとご縁の深い「神武天皇」がお祀りされている、という理 由からだったと記憶しています。そういえば、約2年前に訪れた出雲大社では、「2礼4拍手1礼」というちょっと変わったお参りの仕方をしました(出雲では これが正式とのこと)。ちなみに、23日前のKIN1の日にも、那智勝浦町那智山1番地の熊野那智大社から「那智暦」が届いたりしており、神社の住所と KIN番号(那智の場合はKINのキーワードと大社のご主神の働きも)がシンクロする現象が続いて起こっているのは興味深い事です。皇紀2600年生まれ の私の両親が、新婚旅行で橿原神宮や那智大社も巡っていた事を知ったのは割と最近の事ですが、2年前に他界した父は、私の名前を画数で決めたと言っていま した。それがアルクトゥルスと太陽の質量比としても知られる「24」という数字であった事が、私を「時空のサーファー」へと向かわせるシンクロの始まり だったかもしれません。
今夜は、外苑前のトスカーナ料理レストランで、たかちゃんと純子セラ フィーナさんと3人で祝賀会をした。私たちは、青木天外先生率いる天真書法塾で共に学んでいるのだが、今年、書道の本場である中国で行われた『鎮江市主催 米ふつ記念国際書法展』で3人揃って入選し、周りの人々を驚かせた(特に先生を)!「来年は個展をやりましょうね!」と木いちごの入ったバラ色のプロセッ コで乾杯。・・・もうすっかり本氣の私達である。何とおめでたいのでしょうか。それにしても、お料理は今夜も最高。「レストランは生涯この一件で良い。」 と思える程シェフは芸術的(かつ普通の感じなのがいい)。レシピなんて聞き出そうという気も起こらないなー。だって彼の作るお料理は、そういう次元の美味 しさでは無いからだ。いい店。気付いたら5時間もお食事していた。
私は、5という数とも何かと縁が深い。「13の月の暦」の誕生日は5日 で、おまけに25(5×5)週生まれ。グレゴリオ歴でも14日(1+4=5)。月は25相(「月の28相」高橋徹著「ムーン・カレンダー」VOICE参 照。)の生まれなので、これも5×5。ピタゴラス派カバラでみても、私の場合、今生は5でスタートし、9で完成という流れ。今日はKIN25(5×5) で、紋章は蛇=5。シェフの紋章も蛇だし、青木天外先生の紋章も蛇。たかちゃんと私と(「13の月の暦」で)5か月違いの5日生まれだし、純子セラフィー ナさんと私の誕生日は5日違い。どうりで恐ろしく盛り上がるはずだ。そして今日は倍音(5)の月の「蛇(5)の水晶の円卓」。5づくしの日なのであった。
★やはりただ者ではなかった純子セラフィーナさん著「ファッションドール大図鑑」同文書院。マニアにはたまらない一冊!マニアでなくても、お人形の世界の奥深さに開眼させられる本。ウォーホールまでもがバービー人形を描いていたと知って驚きました。
親友から、宮崎の田中農園の密柑が一箱届く。農薬を一切使わずに、84 歳のおじいさんが大切に育てた密柑だという。箱の中には、枝葉のついたもの、色んなサイズのものが入っていて、密柑山の風や光が、そのまま我が家に届いた みたいで楽しい。そして、一年かけて蜜柑を作った田中おじいさんの愛情や、蜜柑への優しさがぎっしりと詰まっているのが感じられる。この蜜柑たち、蜜柑と いうよりも何か別物の感じ。田中おじいさん、どんな魔法を使ったのかは知らないが、毎回感動してしまう。
親友にお礼の電話をする。彼女は今、ダマヌールの過去生ワークにはまっているのだが、彼女の反応が毎回傑作である。今回は何と怒っていた!今回知った過去生(これで4人目か?)はロシアのシャーマンで、「全てを知る存在」だったとの事。「だったら、何で今(今生)ここにいるのよ? 何でまたここからなのー?って感じよねー。わからん!」と電話の向こうでプリプリしながらも、自分にわからない事がある事を楽しんでいる(←ここが大事だ と思う。)様子であった。ちなみに、私達は過去数限りなくファミリーだったらしい(光栄です)。確かに彼女とは今生も沢山の旅や経験を共にしていて(マ チュピチュでは2人して高山病で死にかけた仲)、もう8年以上も前になるが、ご主人の病院の改修工事のデザインも手掛けさせて頂いた。普通に考えたら、ちょっと 難しい要素のある仕事だったにもかかわらず、その時も互いの力を存分に出し合って、沢山の奇跡が起こせた事を覚えている。私たちの過去のご縁の賜物 か?・・・今度彼女に、田中おじいさんと蜜柑はどんな関係だったのかを聞いてみよう。
★改修後の病院ロビー。壁の絵は、この改修のテーマとなった「胎児に語りかけるための絵本」(足立幸子著)。 2人とも同時にこのインスピレーションを受け取り、全館全てに足立幸子さんの絵を使う事にした。
久しぶりに2人揃って新体道の稽古に参加した。寺崎先生のクラスでは、 杖術の指導をして下さるのでとっても楽しい。私はまだビギナーだから、杖に触れるのは今日で2度目。「大志」という型の最初の部分をちょこっと教えて頂い ただけだが、すっかり杖好きになってしまい、これからやみつきになりそうだ。(惑星の猿としては、孫悟空の如意棒みたいに杖が使えたら面白そうー、と勝手 にイメージを膨らます。)寺崎先生は私よりずっと小柄でいらっしゃるが、堂々と明るく大きく見える。動きにも華がありカッチョ良い!最近なかなか週末の時 間が自由にならないが、これからは何としても真面目に通おう。
稽古の後は梅が丘で食事。ある鮨どころの総本店を初訪問したが、お鮨屋と いうより、まるで水族館か魚河岸!野性的な方には、多分限りなく食欲の湧くお店だろう。私には、わが街渋谷にある小さな支店の方が魅力的かな。空間の締ま り具合というか、 密度・明るさの加減がキリリとして心地良い。お茶の後、駒場公園に行く。帰りの井の頭線の中で、駒場公園敷地内にある旧前田侯爵邸洋館の案内広告を見てそ のままふらりと寄り道したのだが、これがとても素晴らしかった!洋館もさることながら、円形の芝生の庭や、隣接する和館も、静かで落ち着いてとても良い雰囲気。こんなに素敵な場所 が、こんなに近所にあったなんて!オーバーかも知れないが、ハイドパークかセントラルパークの超ミニサイズという感じ。樹木と芝広場のバランスが丁度良い のだ。おまけに、週末だというのに人も少ない。この公園も今日が初めてだったが、これからはもっと来よう。早速「大志」復習と称し、誰もいないのを良い事 に丸い広場の中心で杖を振り回す私達であった。
★大きないちょうの樹が作った、コンパスで描いた様なまあるい黄色の絨緞。風も無く穏やかな一日。
中目黒で「時空のサーファークラス」と「7:7::7:7を知る会」が ありました。初めてお会いする方、久しぶりの方、色々な方々と共に過ごせてとても楽しかったです。皆さまありがとうございました!今度は、もっとゆっくり お話しできる時間があるといいなーと思います。今日はお天気も良く、会場の窓からは、朝から富士山がバッチリ見えました。(他に色々な理由が重なっている のですが)7:7::7:7のお披露目に相応しい美しい一日。4年前、テレクトノン日本語版の完成を祝う勉強会も同じ会場で行われたのですよ。なつか しー。 ちょうど2週間前の今日、私達は東京・目黒にある「日本・雲南聯誼協会」 を訪れていました。天真書法塾(青木天外塾長)の仲間たちが、私達のデザインしたチベット難民のためのチャリティーグッズをたくさん購入して下さったの で、その収益を寄付するために理事長の初鹿野さん(雲南省のご出身)を訪ねたのです。当初、チャリティーグッズの収益は、国を追われてインドに亡命してい るチベット人の子供たちをサポートする基金を中心にカンパしていくつもりだったのですが、中国国内に残るチベット人も国外に亡命した人達と同じかそれ以上 に厳しい状況に置かれているという事を知り、また同じ頃に青木先生から「日本・雲南聯誼協会」の事を教えて頂いた事もあって、今回の収益分はそちらに寄付 させていただく事にしたのでした。その日、初鹿野理事長からお礼にと、トンパ文字(雲南省ナシ族が今も使用している象形文字)が刻まれたブレスレットとカ メのストラップを頂いたのですが、恥ずかしながらナシ族やトンパ文字の存在については、この時初めて知ったのでした。そして今日、コンビニで珍しく手にし た「週刊朝日」のページをめくると、「中国雲南省・理想郷を行く」というタイトルで、5ページに渡ってカラー写真が掲載されていました。世界遺産に指定さ れたばかりの梅里雪山(こんな形の山が存在するのか!というインパクトがあります)、シャングリラという町の郊外に立つ雲南チベット仏教の寺院、そしてナ シ族。昨夜、当HPのライブリーコーナーに「クリカ」の由来を整理した時、シャンバラ(=シャングリラ=理想郷)についても書いていた私には、なぜ普段あ まり手にする事の無いこの雑誌にふと手を伸ばしたのか、ようやく合点がいったのでした。 今日は倍音の月の「魔術の亀の日」KIN31(5・猿)。KIN231 (10・猿)の私にとって、神秘の4つ組の一つだ。昨日のKIN30(4・犬)も、実は私の神秘の4つ組&神秘のパートナー(足すと261になる関係)の 日であった。2日続けてなかなか神秘づいている。・・・だからという訳ではないけれど、お部屋をクリスマスバージョンにした。師走という言葉にはかなり鈍 感な私だが、「クリスマス」とか「Holiday」とか聞くと、もう急にソワソワしてくる。20代の頃の、NYのクリスマスはすさまじかった。「本氣の狂氣」としか表現の仕様がないほど街中浮かれまくって、「だってクリスマスだもーん!」の一言で何でも片が付いていた。(あれに比べたら東京などはヒヨっ子 です。)クリスマスは、海外にいる友人たちと連絡を取り合う季節でもある。普段はメールでやりとりが出来るけれど、この季節のカードのご挨拶はやっぱり良 い。今年は、テキサスのステラ&ケビンに双子が誕生し、そして、NYのスティーブは初来日直前にエイズで旅立った。地球は「今という時間」を共有する時間 船なんだなー、とつくづく思ったりする。
倍音の月25日(G12/9) 4・犬 KIN30「中国雲南省」(by D)
倍音の月26日(G12/10) 5・猿 KIN31「神秘の4つ組」(by L)
倍音の月27日(G12/11)6・人 KIN32「ハルシュタット」(by D)
今日は、「世界の車窓から」という番組でオーストリアのハルシュタット(世界遺産)が放映されていたり、深夜のNHKでウィーンのオペラ座が登場したり(昨年の今頃、小沢征 爾氏が音楽監督として就任した関係)で、1年ちょっと前にダライ・ラマ法王による「カーラチャクラの灌頂」を受けにオーストリアを旅した時の事が思い出さ れました。ふり返ってみれば、この旅を通じて私達は「クリカ」の活動を決意したように思います。その辺りの経緯については、また機会を改めて整理したいと 思いますが、私達はグラーツでの灌頂の前に、このハルシュタットにも立ち寄りました。古い時代にはケルト人(13ヶ月の暦を使っていたと言われてます)が 住んでいた事もあるというこの街は、地質学的にも興味深く、切り立った山の中に塩坑があったりもします(塩坑見学のお土産にもらった5cmほどの塩の結晶 は今も私の部屋に飾ってあります)。しかし、その魅力は何と言っても夢のように美しい湖と山々の織り成す景観でしょう。あまりに美しいので、初めて写真で 見たときははめ込み合成かと思ったほどですが、本当に写真通りの景色と静かでゆったりとした時間の流れる素晴らしい街でした(夏は避暑地としてかなり混み 合うようですが、紅葉真っ盛りの秋は人もまばらで最高でした)。ちなみに、今発売されている地球の歩き方「ウィーン・オーストリア」の表紙絵は、このハル シュタットがモチーフになっていますが、この本の131ページには、私達が推薦したベジレストランも掲載されていますので(これも面白い裏話がありますが また後日)、オーストリア旅行の予定がある方はもちろん、ハルシュタットがどんな所かを知りたいという方も是非ご覧になってみてください。
★世界一美しいと言われるハルシュッタトの街並み。明け方は何もかもが蒼く染まり夢の続きの様。湖の対岸にある鉄道駅までは小さなボートでミニ・クルーズ。