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白い月の魔法使いの年(2007.7.26 - 2008.7.25)

■銀河の月6日(G2/12)  KIN255  青い銀河の鷲 「コズイレフの鏡」(by D)

節分に、大阪で時空のサーファークラスを行った。7番目の月、28(7×4)週目、コドン21(7×3)という完璧なタイミングに『7:7::7:7』以下7777)のクラスが順番で巡って来た事、そして、定員ピッタリの7名の方が参加して下さった事に感謝。翌日は、立春の伊勢神宮にAさんと参拝。当初は車で深夜に出発し、早朝参拝をする予定だったが、雪で路面凍結の可能性があったので、朝、難波から近鉄での移動に変更となった。幸い風も殆ど無い好天に恵まれ、雪解け水でお宮も緑もピカピカ。団体のガイドさんの声によれば、前日は雪で滑って大変だったらしいが、足下もちょうど氷が融けて来た頃で助かった。



外宮、内宮でのお参りを無事完了し、おかげ横丁で甘酒や昼食を頂きながら手帳を確認すると、伊勢でダライ・ラマ法王をお見送りしてからピッタリ11週目だった事に気付いた。Aさんが、「じゃあ77日目だ」と教えて下さってハッとしたが、昨秋のヒマラヤの旅で「11」というキーナンバーがあったので、それに注目しすぎて77が見えていなかった。おかげで、77日前のその日はPCUが77だった事にも気付けた。こうなると、現実もそれに呼応してくれるもので、近鉄特急の座席は往路が33、34、復路は43、44になった。33+44=34+43で、77:77。狙ってもこうは取れないだろう。帰り、上本町行だったのを、乗換えし易い鶴橋(一つ手前)で降りて各駅停車に乗り込んだ瞬間、Aさんが携帯を特急車内に忘れた事に気付いた。慌てず上本町で降りて、既に行き先が鳥羽(反対方向)に変わっていた特急の車掌さんに事情を伝えたら、すぐに見つかって事なきを得た。お伊勢さんにおみくじは無いが、もしあったら「失せ物」の項は「すぐ出る」だったに違いない。

さて、お伊勢さんと7777から連想されるものに「鏡」がある。お伊勢さんはご神体そのものだが、7777との繋がりは一体何なのだろうか。それはロシア科学アカデミー、シベリア部門の学園研究都市・アカデムゴロドクにあるという「コズイレフ(コシレフ)の鏡」という装置だ。こっちの「鏡」について初めて知ったのは、確か『ベロボディアの輪』という、ロシアの精神科医が書いたノンフィクションの中でだったと思う。それは「アルミニウムに似た輝く金属で出来た巨大な筒状の装置」で、中に入った人は(意識との相互作用で)時空間に対する感覚の変容を体験するという話だった。そして、その装置は核物理学研究所の物理学者、ドミトリエフが中心になって研究が進められている、という描写がなされていた。

私はこの装置に非常に強い関心を抱いていたので、2000年にアグエイアス夫妻が7日間セミナーの為に来日した際、7777についての解説の中で、プラズマ宇宙モデルを唱えたロシアの地球物理学者、アレクセイ・ドゥミトリエフの名前が出た時(あるいはその前後に7777の下訳を見た時)、即座に、上記のドミトリエフと同一人物であると直感した。先の本の中では、イワン・ペトロビッチと名乗るシーンがあったり、勤務先も核物理学研究所になっていたりしたが、巻末に「プライバシーを守るために多少の修正は加えてある」と著者が断りを入れていたので、おそらくそれを適応したのだろうと私は思っていた。

その後、2001年にアグエイアス夫妻がアルタイへ旅した折にも、ノボシビルスク郊外で偶然ドゥミトリエフと出会った様子が報告されていたし、2005年5月には「Invitation to Participate in a Global Telepathic Experiment」という文書が、時間の法則財団(代表者ホゼ・アグエイアス)から送られてきて、その冒頭に「Russian Cosmism and the Kozyrev Mirrors」というタイトルが付いていたので、私は自分の最初の直感を益々確信するようになった。だが、最終的にこれらの断片をまとめ上げてくれたのは、ひとつ前の日記でご紹介した『2012地球大異変』という本だった。

この本には、アカデムゴロドクの事はもちろん、アレクセイ・ドミートリエフと「コズイレフの鏡」の事が、かなり詳細に紹介されていたからだ。本書に登場するドミートリエフの論文「地球と生命の惑星物理的な状態」は、7777のテキストにもそのまま引用されているし、「コズイレフの鏡」についても、『ベロボディアの輪』に登場した装置に酷似した描かれ方をしている。従って、ドミートリエフ=ドゥミトリエフ=ドミトリエフという推測も、ほぼ間違いないだろう。驚いた事に、この本には「鏡」を使った上記(2005年)のテレパシー実験の結果も報告されている。興味深かったのは、その結果が、時間スケールこそ違え、放射線医学総合研究所の山本幹男氏らが国家予算で行った「感覚遮断状態での対人遠隔作用実験」(新体道の先生方が被験者)で得ていた結果と、ある種の類似性を持っていた点だ。長くなるのでこれ以上は触れないが、私はそこに、人のテレパシックな能力に関する鍵が隠されているように思えてならない。

ところで、『地球大異変』には、ドミートリエフの先人としてV・I・ヴェルナドスキーという地球化学者も紹介されている。私はこの名を、10年以上前に高橋徹氏が翻訳したホゼの資料の中で、フランスの著名な古生物学者テイヤール・ド・シャルダンの名と共に目にした記憶があった。実際、ホゼが過去に発信した情報を、サイト上で整理保管しているPAN JAPAN Libraryの中や、アグエイアス夫妻による『新しい時間の発見』という本の中には、V・I・ヴェルナツキイという表記で同一人物が登場するので、興味のある方は確認してみると良いだろう。あのラブロックの「ガイア仮説」をいち早く世に紹介したという著者、ローレンス・E・ジョセフが、今頃になってその重要性を指摘している人物や情報を、10年以上も前に積極的に取り上げていた事や、それまでの業績も含めて考えると、ホゼが「惑星全体系文化人類学者」と自らを称したくなる気持ちも、少しは理解できる。それにしても「コズイレフの鏡」、極寒のシベリアにあるかと思うと少々気が引けるが(今の時期は特に)、是非一度、体験してみたいものだ。

■銀河の月8日(G2/14)  KIN257  赤い惑星の地球 「POLICEコンサート」(by L)

「スティング、超ーーーベリーーーかっこいいーーーー!!」



今宵、私が言いたいのはそれだけだ。
ああ、久々に踊りまくったバレンタインの夜。
おやすみなさーい。

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