シャンバラの「時の輪」が収束する日
共振の月5日(G1/14)、KIN136(6・戦士)はLの太陽暦誕生日だった。誕生日はもともと記念すべきお祝いのタイミングだが、今年は特にスペシャルだったので、忘れないよう記録しておこうと思う。
私達がクリカという名前で活動を始めるきっかけとなったオーストリア・グラーツでのカーラチャクラ灌頂が完了したのは、満月の2002.10.21(KIN136)の事だった。今回の誕生日は、ダライ・ラマ法王14世(KIN14)による27回目のカーラチャクラに当たっていたその時から、ちょうどツォルキンが27回巡ったタイミングであった。
このシンクロが吉祥である事を示すかのように、ボン教ゾクチェン修行者の箱寺さん(2・猿)が、2つの目出度いニュースをシェアしていた。1つは、ご本人も執筆者の1人である『ボン教:弱者を生きるチベットの知恵』(1/14当日がアマゾン発売日)がアマゾンのチベット仏教カテゴリーでベストセラーになったこと、もう1つは、皇居宮殿での「講書始」において、天皇陛下(KIN166)や皇族方に進講されたテーマの1つが「ボン教研究の新段階」(御牧京大名誉教授による)であったことだ。
学術分野での世界的な潮流もあるとは言え、10年来の友人でもある箱寺さんが孤軍奮闘的に取り組んできた日本でのボン教普及活動が花開きつつあるのを知ってとても嬉しかったし、何よりそのタイミングが、共通の友人Tさん(5・猿)&L(10・猿)の太陽暦誕生日にシンクロしていたのだから、「猿の創世記」の始まりの「猿のウェイブスペル」中という事も含め、目出度いことこの上ない(参考:西洋占星術では見出せない「13の月の暦」ならではの関係性)。
グラーツでのカーラチャクラ(時の輪の教え)会場やホテルで、箱寺さんの師匠であるロポン・テンジン・ナムダク・リンポチェとお会いしていたのも美しい「時の輪」の巡りである。といっても、箱寺さんと面識を得たのは2011年頃だから(参考『マヤのリズム』)、お二人の師弟関係について当時は知る由もなかった。
一方、共振の月5日(G1/14)は、2006年に「チベット暦木酉(鳥)の年、2132年11月15日、仏陀入滅2550年、ダーニヤカタカ(アマラヴァティ)にて完璧に灌頂を授与しました!」とダライ・ラマ法王が宣言された日でもある。チベット暦での日付とは言え、G暦11/15に剣山に登頂した後でこの日付を目にすると、深遠な流れを感じる。
シャンバラのスチャンドラ王の請願によって、ブッダが初めて時の輪の教えを説いた地という伝説もある南インドのアマラヴァティで、法王による30回目のカラーチャクラが行われるのを知った私たちは、2人の友人と共に灼熱の南インドへと向かった。その経緯は『シンクロニック・ジャーニー』に記してあるが、友人の1人は今、別府でマナブレッドという美味しいパン屋さんを開いている事を書き添えておこう。
アマラヴァティでのカーラチャクラ灌頂が完了した2006.1.14満月から正確に16年(16は戦士)のタイミングが、グラーツでのカーラチャクラ灌頂の完了から27銀河スピン(27×260)にシンクロしてしまったのだから、2つの「時の輪」がこれ以上ない美しさで完全同期したKIN136(6・戦士)だったのである。
その日の夜、お祝い時によく訪れる三茶のシバカリーワラを訪れると、「本日のスペシャルメニュー」は南インドチキンマッパスで「クリスチャンのカレー」と書いてあった。思えば、アマラヴァティでは毎朝、テント村の近くにある教会の拡声器から大音量で超音痴な賛美歌が流れていた。まるでその事を思い出すために作られたかのようなメニューは、もちろん大変な美味であった。
この日、カトマンズにいる道友・悟郎さんが、友人に頼まれて郊外のヴァジュラ・ヨーギニ寺ー院を車で一緒に訪れた事をFBに書いていた。何とその友人とは、NPOクリカで教育支援をしている子供達が通うマナサロワール・アカデミーの校長先生の親戚で、1/14当日が誕生日だったらしい。
ヴァジュラ・ヨーギニー寺院は、数年前(ネパール地震の後)に悟郎さんに頼んで連れて行ってもらった聖地で、私たちにとっての最初のカーラチャクラの旅(2001年)でご一緒した方が、ご自身で修行している行法と深い関係がある寺院だと教えてくれた事があった。
2001年のブッダガヤは、これまで34回ものカーラチャクラ灌頂を行なってこられたダライ・ラマ法王14世が、唯一体調の関係で直前に中止されたケースだったが、そのお陰で私たちはその260日後に行われたグラーツに参加する事になったのだから、全ては美しい「時の輪」の中で生じている事なのだとつくづく思う(参考『シンクロニック・ジャーニー』)。
シャンバラはカーラチャクラで言及されている不可視の聖地の名だが、その教えの伝達と直結する2つの「時の輪」がシンクロしたこの日(共振の月5日)に誕生日を迎えたLは、現在、天真書法塾シャンバラ教室を主宰している。共振の月5日のサイ時間が常にKIN96で、96がシャンバラの数である事も含め、一連のシンクロはこの教室が実際にシャンバラと深く結びついている事を示している。
カーラチャクラとの関係はひとまずここまでだが、別な「時の輪」についてのメモを少しばかり書き添えておきたい。【壇ノ浦から鎌倉殿への魔術飛行】に登場してもらっている時のからだ塾卒業生のN子さんが三嶋大社を訪れた際、松尾芭蕉が1694.5.14(KIN136)に三嶋大社を訪れていた事を発見した。
それで思い出したのが、N子さんの引率で2020.6.20(KIN83)に訪れた高千穂の天岩戸神社で目にした「梅が香にのつと日乃出る山路哉」という芭蕉の句碑。芭蕉が九州を訪れた事はないはずだが、この句も1694(元禄7年)に読まれたものと判明。高千穂訪問直前に芭蕉は「はせを」と書くと教えて下さったのは天真体道創始者の青木先生(KIN245)だったが、何と先生の本年最初の講座テーマも芭蕉であった。
さて、ここでのポイントは、N子さんの太陽暦誕生日(G5/14)とシンクロする芭蕉の三嶋大社訪問(KIN136)から、Lの太陽暦誕生日(KIN136)までの間に、ドリームスペル・ツォルキンは460回転していたという点である。460=46(7・世界の橋渡し)×10(10・犬)。「世界の橋渡し」のN子さんと「惑星(10)」の音を持つLが生み出すシンクロなのが興味深い。
N子さんが時のからだ塾のあったKIN131(G1/9)にアポなしでランチに合流して来た時、Lが塾生に配ったお菓子をKさんがN子さんにも分けてあげていたが、そのお菓子の賞味期限もまた5/14であった事は、上記の関係性を知るともはや偶然では片付けられなくなる。
そして、その日の午後、時空のサーファークラスで『ドリームスペル』日本語版をお渡ししたMさん(KIN131→当日が誕生キン!)が、G1/14(KIN136)夜に、アニメ『平家物語』も『鎌倉殿の13人』に遅れる事3日ほど後のタイミングに放映が始まった事をFBで教えて下さった。その上、何と安徳天皇について学生時代からライフワーク的に追い続けている事も!
KIN131当日まで『鎌倉殿の13人』の放映自体を知らなかったが、まさにその日を境に劇的なシンクロウェイブが次々を押し寄せて来ている。あまりに強烈でメモしきれない事もあるが、書けるところから書いて行こうと思う。(D)
共振の月8日 9・嵐(KIN139)
追伸:トップ画像は北村公晴さんの作品「月を招く猿」
追記:アニメ『平家物語』のアニメーション制作は猿のロゴの「サイエンスSARU」。2013年に設立された会社で住所が吉祥寺北町3-1-1というのもキテる。3・11と見ればKIN211(3・猿)。紋章コード番号と見れば「青い夜」「青い猿」。2022年元旦は「青い夜」から始まり、放映は「猿の創世記」そして「猿のウェイブスペル」の4~5日目にかけて始まった。
2/11 スペシャルイベント
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・1/18(火)21:00~21:45 ZOOM 満月
・1/21(金)10:00~11:00 二子玉川
・1/25(火)18:00~19:00 上野毛
・1/30(日)16:40~18:10 横浜
《13の月の暦ワークショップ》
・1/30(日)13の月の暦レクチャー横浜
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