アテネ五輪女子マラソンで優勝した野口みずき選手。早速、銀河の署名を調べてみたら「白い月の世界の橋渡し」。弛まぬ努力と練習が大前提であろう が、マラソン当日の(当地の)日付が「13・世界の橋渡し」(KIN26)で、惑星ホロンも日本のエリアに相当していた事を考えると、「世界の橋渡し」の シンクロパワーが追い風になった可能性も否定はできないだろう。それは、野口選手のメダルが、今大会の日本選手13個目の金メダルで、同時に(金銀銅合計 で)26個目のメダルだった事からも、シンクロニックに証明されている。
さらに、野口選手の出身校が三重県伊勢市の宇治山田商業高校である事が判明。5ヶ月程前、伊勢神宮にドリームスペル(銀河の署名も惑星ホロンもこ のゲームに由来がある)が奉納されたという点からも、このシンクロにはただならぬものを感じる。また、アテネという都市名は、ギリシャ神話における知恵と 戦いの女神アテナに由来すると言われているが、マラソン(そしてオリンピック)発祥の地で21世紀最初に行われたオリンピック女子マラソンで、女神アマテ ラスのお膝元(日本のしかも伊勢)に縁を持つ女性が優勝した事は、これからの時代の大きな流れを予感させる。
ドリームスペル奉納から約1ヵ月後の「みどりの日(2・猿)」、入籍と同時に伊勢の御神域に本籍地を移したばかりの私達(しかもLの道筋は1・橋 渡し)にとって、月(2)の月の最初に知ったニュースが、このようなシンクロに満ちたものであったのは望外の喜びであるが、ほぼ時を同じくして、この「み どりの日」が実は年に4,5回しか無いという「天赦日(天がすべてをお許しになる日。婚姻にとっては最高の日らしい。)」だったという事までわかって、ま すます「シンクロ=繋がる=ツイてる」の法則を実感した一日であった。きっとこの日記を目にした方も「ツイてる」人に違いない。
遅れ馳せながら、私も先日の誕生日から天真書法塾に 正式に入門した。元々は自分が紹介したのであるが、仕事の都合やら何やらでモタモタしているうちに、L、たかちゃん、Kちゃん、KOZOさんらに先を越さ れてしまったので、皆の弟弟子になったことになる。ところで、この塾、フツーの書道教室とはちょっとばかり趣が違う。それは一番の目的が「本当の自分にな ること。宇宙とひとつになること。自分自身の字を書けるようになること(全部同じ事の言い換えだが・・・)。」だという面からも伺い知れるが、入門して最 初にやるのが「生命の実線」という、ひたすらに線を引き続ける練習だったり(これがとても面白くてあっという間に時間が経ってしまう)、同じ教室内で各々 が全く違う進度で多様な書体に取り組んでいたりする、という極めてオリジナルでユニークな方法が取られているからである。
もちろん、字を上手に書けるようになりたい(特に自分で解読作業が必要 な位の乱筆な私としては切実な願い)とか、中国書法の技法を基礎から学びたい、という方にとってもお薦めの塾ではあるが、氣の武道家・書道家として知られ る青木宏之(天外)師に直接指導を受けられるというのは、他の何にも変え難い特典と言えよう。青木師についてご存知ない方もいるだろうが、1984年に筑 波で行われた「科学技術と精神世界」というシンポジウム(各ジャンルの世界的な学者が集まった)で、幻の秘技「遠当て(触れずに倒す技)」を披露して氣ブー ムの口火を切り、ソニー創業者の故・井深大氏や京セラの稲盛和夫氏らに強い支持を得た他、トランペッターの近藤等則氏などは、青木師が創始した「新体道」 の稽古法で世界に通用するレベルに達した事を明言している、というような伝説の名人なのである。もちろん、書物や人伝えの話だけではなく、私たち自身が「さすが本物の達人!」という場面に直接何度 も触れている事は言うまでもない。また、師はご自身が達人であるだけに留まらず、人の良いところ(その人らしさ)を引き出す名人でもある。実際、天真書法 塾では多くの生徒がわずかな期間で驚くべき進歩を遂げているし、今をときめく武術家の甲野善紀氏や世界的に活躍しているソプラノ歌手の川副千尋さんなど が、その頭角を現す前から師に将来の活躍を予言されていた事からも、師が人の才能(その人らしさ)を見抜く名人である事がよくわかる。
さて、塾での授業の前半には、体を柔らかくほぐす運動と瞑想の指導が必ず行われる。体中に氣血を巡らせ、瞑想で集中力が高まった状態になってから筆を持 つ、というのもこの書法塾の大きな特徴のひとつ(というかエッセンスと言っても良いかもしれない)。場合によっては、書法を始めとする様々なお話も入っ て、実際に筆を持つのは授業時間の半分位という時もあるようだが、授業中に筆を持っている時間が長いかどうかはあまり問題ではないようだ(練習は授業外に 各自で行ってきているという前提もあるが)。いかに深くかつ集中した意識状態で書くか、エネルギーを滞らせずに書くかがポイントになっているように思われ る。また、師は冗談まじりに楽しく語られるので、ある程度意識的に聞いていないと、場合によっては無駄話のように聞こえてしまうかもしれないが、そういう 言葉の中にさらりと極意を込めておられたりするので、こちらとしては一言たりとも聞き漏らすことはできない。
とまあ、こんな感じで大そう面白い塾なので、興味が湧いた方は一度覗きに来て見る と良いだろう(見学可)。また、師は「新体道〜智慧をひらく身体技法〜」(春秋社)「からだは宇宙のメッセージ」(地湧社)等、既に何冊も本を出されてい るが、最新刊「運をつかむ瞑想法」(青春出版社)は、実際に新体道や書法塾で行われている瞑想法をとても分かり易く解説して下さっているので、まずはこの 本を手にしてみるのも良いだろう。そして、この日記を読んで下さった方の中から、共に道を歩む仲間が一人でも出てきてくれたら嬉しい限りである(だって弟 弟子、妹弟子ができるからね(笑))。
「運をつかむ瞑想法」(青木宏之著/青春出版社)がリリースされた。瞑想法一つ一つについて詳しく書かれている本。シンプルかつ効果絶大!おススメです。 ところで、今朝セッションに見えた方の銀河の署名も、青木先生と同じKIN245/赤いスペクトルの蛇。もちろん今日リリースのこの本をオススメした。 きっと良い運を沢山つかまえる事でしょう!(更に言うなら、この方は次のお誕生日にカレンダーラウンドを迎えるので、その日もやはり「赤いスペクトルの蛇」となる。)
セッション中、私たちのある友人(←銀河の署名が私のカレンダーラウンドの年のKIN)の話を少し紹介したのだが、終了後、急用を済ませに郵 便局に行くと、なんとその友人がいた。近所なのでバッタリ遭遇しても不思議は無いけれど、ホンの数分前に噂をし、スグ目の前に現れるなんて魔法みたいだ。今 日はお互い予定があるので「またね〜!」と別れ、そして家に戻るやいなや、今度は青木先生から突然のお電話。すぐに地下鉄で出かける予定だったのでタイミ ング良すぎ。さすがだ。頂いた電話の内容は、私たちが密かに抱く夢(野望?)の一つに関係がある。実現を思いきり楽しみに祈ろう。
その後、四ツ谷で今やダマヌール・フリークとなった友人と久しぶりにお茶。イタリアか ら来日中のフェニーチェ・フェルチェ氏の講演に誘われているのだった。講演会場のエイトスターへ行くと、古くからの知人Fさん(←銀河の署名は「黄色い宇 宙の人/KIN52」で、52はカレンダーラウンドを示す数字である)がいらした。実は我が家では、Fさんから頂くお線香をホントに毎日毎日焚いているの だ。私はそれが大好きで、旅先にも外国であって も必ず持参する。Fさんのお顔を見るのは 七夕以来。バッタリお会いできて嬉しくないはずがない♪
そして、フェルチェ氏のお話は、分からなくも無かったし参考になる部分ももちろんあっ た。ビジョンを形に変え続けて来られたエネルギーや行動力には素直に尊敬を覚えた。しかし、何といっても私の魂には響かなかった。みんながどう思いどう感じるとしても、それが私にとって の真実だ。自分が何に同意して生きているのかに意識を向け、それを自覚してみるのに良い夜だった。
今日はKIN30。ツォルキンの中でたった1KINだけある、私の「神秘のパートナー(プラスして261になる関係)」のKINだ。それなのに、朝からなぜ赤いスペクトルの蛇(KIN245)に関 係が深い日だったのか?と不思議に思っていたのだが、それにはやはり予期せぬワケがあった。赤いスペクトルの蛇は、私のKINとの接点は全く見いだせないが、Dの今年の道筋(KIN16)に対しての神秘の パートナーなのであった。(16+245=261)時間の法則おそるべし!
2日程、調子を崩して家で静かにしていた。というか、一昨日は起きていられずに昼過ぎ からぐっすり。夜、ふと目覚めると、東の窓に白い大きな満月。薄墨の雲間からほんの一瞬の輝きだった。寝ぼけつつ「ここよ〜。」とお月さまに挨拶し、また 眠り、そして沢山たくさん夢を観た。
この秋、再びインド・ヒマラヤに行く。ダラムサラでダライラマ法王やTCVを訪ねるの をとても楽しみにしている。当初、インドからの帰り道は、スリランカのレイコちゃんのところに遊びに行こうかなどと考えていたのだが、今回はヒマラヤを もっとディープに探険することになってしまった。
昨年の宇宙の月、魔術の亀の日に、旅の相談でチベットハウスを訪ねた時の事だ。代表と ルントックさんに、ラサからの亡命タンカ絵師に、私たちの結婚の記念に「パドマサンバヴァ」のタンカの制作依頼をしており、今秋ダラムサラでそれを受け取 る予定だと話すと、今年は「申(さる)年」なので、パドマサンバヴァのテルマ(埋蔵経)が沢山発見されると信じられており、ダラムサラの人々は皆こぞって レワルサル湖に巡礼に行くのだ、と教えてくれた。(パドマサンバヴァとは、チベットに仏教の教えを運んだとされる謎に満ちた伝説の開祖である。)
「なぜ、今年レワルサル湖なのですか?」と伺うと答えはこうだった。チベットの伝統に よれば、パドマサンバヴァは申年の生まれであり、申年の今年はテルマの扉が開くとされている。一方レワルサル湖(チベット名:ツォペマ/蓮華湖の意)は、 パドマサンバヴァ生誕とされる湖(伝説では、湖に飛来した赤い流星が蓮となり、その華からパドマサンバヴァが生まれた)であり、それ故、今年はレワルサル 湖に巡礼に行くに相応しいのだ、という事であった。(ご存知の方も多いと思うが、特に銀河ツール「7:7::7:7」とパドマサンバヴァ=蓮華生の関係は とても深い。)
そのレワルサル湖は、ダラムサラから「ベリー・クロース!」是非行くようにと、お2人から口を揃 えて薦められたのであるが、ロンリープラネット等で調べてみると、彼等の仰るベリー・クロースというのは、ヒマラヤのデコボコ道を現地バス(金槌で尾テイ コツ叩かれ続けの乗心地)で東南に約5時間の距離なのであった。・・・た、確かにとっても近い、世界地図を広げてみれば5時間なんて。帰ってからこの事をDに話すと迷 う事無く「行こう!」。今度の旅はあのインドバスに乗り続けになるのだろうか。
昨日やっと時間ができたので、レワルサル湖からデリーへの帰りのルートを調べた。3つ ある。5時間掛けて来た道をダラムサラまで戻り、そこから更に12時間の夜行バスに乗るか、レワルサル近郊から18時間の夜行バスに乗るか。インドの場合、 バスは比較的時間が読めるのだが、日本のバスとは「似ても似つかない」シロモノなので、乗り物が苦手でない私でも結構悩む。そして列車(バスよりは楽かも)という手もあるには あるが、この場合はルートが複雑だ。もともとオンタイムが期待できない列車をパッチワークに乗り継いだところで、いつデリーに着くかわからない。結局どれ も選びたく無いというのが本音だ。何か他に方法は無いものか?・・・あるはずだ。
幸いな事に、レワルサルから、元に戻らずに更にバスで3時間程ヒマラヤを奥地に入った ところに空港があるのを発見!奇跡だ!そこからプロペラ機が週3便飛んでいる。これならデリーまで1時間強のフライトだ、ああ良かった♪と単純に喜んでい たら、実はここがとんでもない場所だとわかる。
このヒマラヤの奥地には、シャンバラ(伝説の不可観の聖地)を求めて 探険したことでも知られ、「13の月の暦に替える平和の運動」にも大きな影響を与えたレーリヒ(※)の作品が展示されているギャラリーがあるのだった。 ニューヨークのアッパーウエストサイドにあるレーリヒ美術館はよく知られているが、こんな僻地も僻地に彼のギャラリーがあるなんてちょっと信じられない。しか し。ここにあって当然なのだった。この場所こそ、彼が晩年を過ごした地、彼の到達したシャンバラ、そして生涯を閉じた場所なのである。彼はここで荼毘にふされヒ マラヤの一部となって眠っているのだ。
(※レーリヒの平和条約と平和の旗について、また、13の月の暦に変える平和の運動との関係については、PAN Japan Libraryのサイト、青い宇宙の嵐の年・資料 「マトリクス・サービス:青い水晶の夜の布告:文化を通しての平和、惑星暦(こよみ)委員会を召集する」 を参照。その中では、「ドリームスペル・キットの贈り物は、文化を通しての平和を確立するレーリヒのビジョンの実現、そのはじまりです。」と述べられている。目にされた方も多いと思うが、ホゼは講演中、必ずレーリヒの平和の旗を掲げている。)
レーリヒの著書「シャンバラの道」をかつて読んだ時には、彼にとってのシャンバラ は、果てしなく連なるヒマラヤ山脈の「何処か」にあるのだなと朧げに知っただけだった。その時にはまったく現実感が感じられず、そこに行ってみたいという 僅かな憧れの気持ちすら湧いて来なかった。しかし今となっては、それは「何処か」では無く、今まさに私たちが向かおうとする旅の時間の中にあるのだった。 時が熟す、という事なのだろう。
そもそも、新婚旅行にかこつけて、ダライラマ法王の住われるダラムサラに行こう、とい うところから始まった旅の計画である。ダライラマ法王はシャンバラと深く関係するカーラチャクラの教えの86代目の継承者であり、パドマサンバヴァはチ ベットに仏教を運んだ開祖だ。そしてレーリヒは13の月の暦にも関係の深い、最高に芸術的なシャンバラ探検家である。こうなると、この旅そのものが、私たちにとってテルマの様に感じ られてくるのだった。2つ目の満月にはレワルサル湖にいる。そして出発は、ダライラマ法王の次のお誕生日(新月)から丁度1スピン前である。
12日のダイアリーにも書いていた通り、今日から宮古島へ行く予定だったのだが、台 風18号の影響で飛行機が欠航になり、やむなく延期。天気予報が雨でも、その場に行くと晴れてしまう事の多い私たちにしては珍しい事だし、直前のシンクロ からも流れは宮古島にあったが、あれこれ考えても仕方がない。こういう時に、波の変化をしっかりつかんで、いかに鮮やかにターンできるかを追求するのも、 時空のサーファーの楽しみのひとつだ。というわけで、今日は「ガイアシンフォニー第5番」を観に東京フォーラムへ行くことにした。
冒頭に登場したのは、西表島の染織家、石垣昭子さん。宮古島の隣が石垣島で、その隣が西表島だから、どうやら上手く波に乗り続けているようだ。以降、1 番から4番までの出演者も交えながらパッチワークのような形で話が進む。考えてみると、私はこの映画に相当影響を受けている。学生の頃、大学構内で行われ た第一番の上映会がファーストコンタクトだったと思うが(そういえば、この時ゲストスピーカーとして来場していたフロームゆかりさん・・・現・龍村監督夫 人が、第五番では自ら出演されていたのは感慨深いものがあった)、そこで取り上げられていたハイポニカ栽培には後に仕事で関わる事になり、野澤先生に直接 お目にかかって貴重なお話を何時間にも渡ってお伺いしたし、第2番に出演された佐藤初女さんの「森のイスキア」を訪ねてその手作りのお料理を頂いたり、ダ ライ・ラマ法王にカーラチャクラの灌頂を受けたりと、私の人生とは切っても切れない関係がある(ちなみに、チベットサポートのためのカーラチャクラTシャ ツは佐藤初女さんと関係の深い方がつくって下さっていたりする)。結局、龍村監督とアンテナ(興味の対象)が近いという事でもあるのだろう。
これからこの映画をご覧頂く人のために多くは語らないが、今日のタイミングで観たというのは、やはりシンクロ以外の何者でもなかったという事を少しだけ 書かせてもらいたい。映画の中で、ジャック・マイヨールとラズローを繋ぐ楽曲として、ベートーベンのピアノソナタ14番「月光」が登場する。また、ダラ イ・ラマ14世の来日講演(チベットサポートで協力して下さっているマリアさんやチベットハウスのルントックさんはバッチリと、私たち自身もチラリと映っ ていた)や伊勢神宮訪問(G11/4・・・この日は父の3回忌でもあったので私には特別な繋がりが感じられた)の様子なども紹介され、「14」がひとつの キーナンバーになっていたが、今日から始まった今週のコドンナンバーは「14」で、タイトルは「人々の知恵」なのだ!しかも、今日は月の月の「赤い月の 竜」の日。「月光」や龍(竜)村監督との繋がりも見逃せない。さらに、PCUまで「黄色い月の星」でトリプル魔術のカメの日だったわけだが、先述の石垣さ んの旦那さんは金星さんというお名前で、「黄色い星」の紋章は「金星」と対応していたりもする。「13の月の暦」を使っていると、このように「全ては繋 がっている」という実感が湧いてくるが、これは第五番のテーマそのものでもあるのだ。
ストーリー展開に若干冗長な印象を受けはしたが、宝のようなメッセージが一杯詰まった映画である事に間違いはないので、是非多くの方にこの映画を観ても らいたいと思う。最後に、コドン14「人々の知恵」にちなんで、ダライ・ラマ法王が伊勢神宮でお祈りして下さった内容を、この日記の読者へのプレゼントと して書き留めておこう。「伊勢神宮ではもちろん世界の平和を祈りました。それから日本の多くの人々が、ここで希望と霊感を得られるよう祈りました。」(ダ ライ・ラマ14世/KIN14)
今日はKOZO&WAKIKOとランチをし、ニコタマの河原にあるCAFEでPEACEな ひと時を過ごす。同じ日にガイアシンフォニーを観ていた私たちは、その話題にも花を咲かせていたのだが、お二人を見送った後、ポストからピックアップした 雑誌に、またガイア繋がりの情報を発見した時はさすがに驚いた。「アップル」というこの情報誌、無料配布されているものにしては、なかなか充実している。 パラパラめくって最初に目に入ったのが、手塚眞監督の「シンクロニシティ」という映画についてのページ。そして、次が「西表サンクチュアリーリゾートニラ カナイ」というリゾートホテルの紹介ページだった。2日前の日記に、ガイア5番では「14」がキーナンバーとして登場する事を書いたが、このホテル紹介 ページもまたP14だった。
★Wakiko,Kozo (with dogs),Lisa at Peace cafe.
最初は西表島という部分だけがシンクロしているのかと思っていたのだが、文章を よく読むと、聖地「月が浜」の目の前に最近建ったばかりだという事が判明。ガイア5番の中で、聖地「トドゥマリ浜」が大規模開発の危機にさらされていると いう描写があって、「いったいどこのアホがわざわざそういう場所を選んで開発するんだ!」と思わず力が入ってしまった私だったが、どうやら今読んでいる記 事がその答えらしい。念のためネットで確認してみると、やはり「月ヶ浜=トドゥマリ浜」で、このホテルこそが、映画の中で建築中だったあのコンクリートの 塊なのだ!それにしても、調べもせずにすぐ答えがわかってしまうとは、シンクロニック・ウェブは本当に便利この上ない。
ただ、自分への戒めの意味で注意しておきたいのは、このホテルが建つこ とで恩恵を受ける(助かる)人々が、島の外にも中にも現実にいるという事だ。映画の中で開発を危惧する立場にいた石垣さんも、若い頃は都会にあこがれてい た訳だし、一方からの視点だけで物事を見てしまうのは、テレビのニュースだけが真実だと思ってしまう事と大して変わりはない。実際、私自身も知らずに、聖 地を壊してつくられた場所に遊びに行ったり、泊まったりしているのかもしれないのだから、安直に批判だけする事はできないと思う。とはいえ、やはり人間は 知恵ある動物なのだから、自然界の絶妙なバランスについてもっと深く学び、多次元的な視点に立って一つ一つの行動を吟味していく必要はあるだろう。最近ま すますはまっている斉 藤一人氏の商人論に照らし合わせてみても、聖地に十分な敬意を払わずして長期的な成功は望めないのではないか、と思った次第である。