夏目雅子が三蔵法師を、堺正昭が孫悟空を演じた先のテレビシリーズを、私はリアルタイムで夢中になって見ていたが、レビュー等見ても、以降リメイクされたあらゆるバージョンの中で、やはり一番の呼び声が高いようだ。役者も脚本も音楽も見事に揃ったという意味では、最もシンクロ率の高い「西遊記」だったと言えるだろう。数ヶ月前、三蔵法師玄奘が持ち帰った経典を収めたという、西安(長安)・大雁塔の近くに宿泊し、『不東庵日常』を持ち歩いていた私達には、三蔵法師を演じた夏目雅子の事がとても気になった。調べてみると、1957年12/17、輸入雑貨商「亀甲屋」の子として生まれた彼女の署名は「黄色い倍音の星」であり、1985年9/11「青い磁気の猿」に他界している事が分かった。生没共に金星と関係する日だった訳だが、今日ももちろん、金星と関係する猿の日である。こうして、諸々の繋がりを見出せたのも、永田町駅に西遊記のポスターがあったからこそと思うと、目にする全ての情報に鍵が潜んでいることが改めて実感される。
そういえば、今日は私の銀河の父、ホゼの銀河の誕生日でもあった。銀河の母、ロイディーン(白い太陽の風)と別れてから、「銀河のチョイ不良(ワル)お猿」になってしまった感じがするのは、ロイディーンがパートナーとしてだけではなく、孫悟空ホゼに対しての三蔵法師役もしていた事を暗に示しているような気がしてならない。追記しておくと、今日は、中華人民共和国(かつて三蔵法師が活躍した舞台がかなり含まれるエリア)が誕生したKINでもある。これだけマジックの起こりまくる日に申請したパスポートで旅をしたら、きっとガンダーラにも行けてしまうことだろう。
■電気の月8日 KIN12 黄色い水晶の人「インカ・コーラ」(byD)
我が家のカレンダーは、殆ど「13の月の暦」で占められているが、一部通常の?カレンダーも存在する。その中に、昨年の書法塾発表会の時に、未来創庵の一色宏先生から副賞で頂いた「人生哲学365日 一日一訓 心暦(こころごよみ)」という日めくりカレンダーがある。古今東西の箴言・名言・詩歌から、一色先生が選び出されたものが一日一訓ずつ書かれているのだが、13暦中心で生きている私達は、時々めくるのを忘れてしまったりする事がある。今朝も2日間めくるのを忘れていた事に気づき、昨日(9/26)のメッセージから見返してみると(めくり忘れた分もまとめて目を通すようにはしている)、「勇敢で高潔な人物の特徴は 逆境においてみせる忍耐にある」という素晴らしいメッセージが書かれていたのだが、私がインパクトを受けたのは、それが「インカの箴言」からの引用だった事の方であった。
というのも、実は昨日、パスポート申請の帰りに、ちょっとお茶でも飲んで行こうかという事になり、東京フォーラム内のカフェに立ち寄ったのだが、そこで私が選んだ飲み物が「インカ・コーラ」という代物だったからだ。自他共に認める新しモノ好きの私は、昨日も、カウンターに一番目立つように飾られていた、いかにもインカ文明っぽい缶のデザインに目を奪われて「コーラなんですけど、ちょっとオロナミンCっぽい味がします」というお姉さんの説明もそこそこに、それを飲むことに決めた。しかし、よく見るとそのジュースはアメリカ製で、全然インカとは関係無い上、黄色4号なんていう着色料まで使われていて、見た目から身体によろしくない感じ。味もそれ相応で、結局飲みきれずにギブアップ(好みもあろうが多分オロナミンCの方がうまい)。上っ面につられてチャレンジしてしまった自分がマヌケなのだが、まずは試してみる主義なので仕方あるまい。
それにしても、インカ・コーラも珍しければ、インカの箴言も珍しいのに(少なくともこれまで270日程めくってきてお目にかかった事は一度も無かった)、それが同じ日に出会ってしまうのだから楽しい。しかもそれに気づく日も、わざわざ着色料にシンクロさせるかのように、昨日ではなく「黄色い日」の今日なのだから笑ってしまう。まあ、日記をUPしていない日も大体こんな感じの毎日だから、自然な時間とは、こういうシンクロニックな性質を持っているのだ、と考える方が納得が行くというものだ。
■電気の月23日 KIN27 青い磁気の手「タクツァン」(byD)
タイトルの「タクツァン」は、タクアンの打ち間違えでも、啄木さんの江戸っ子読みでもない。その昔、チベット仏教のスーパースター、パドマサンバヴァが虎に乗ってやってきたという、ブータン最高の聖地の名前だ。その故事にちなんでか「虎のねぐら」という意味を持つという(注:タイガーマスクが修行したのは「虎の穴」)。
夕方、チベットサポートで知り合ったおフランス人女性らとピースカフェでしばしお茶の時間を楽しむ。用事で一足先に帰った私は、ふと「The Spirit of Tibet」という写真集を手にした。久しぶりにパラパラとめくって、ディルゴ・ケンツェ・リンポチェ(=DKR=ダイアリートップの写真のおじさん)や、そのお孫さんに当たるクリ坊(と勝手に命名しているが実はこちらも偉い坊さん)、そしてタクツァンの絶景などを眺めてから仕事に取り掛かった。実はこの写真集、昨年、KIKUの久保さんがお土産に買ってきてくれたのだが、私に遅れること30分程で帰宅したLによると、ちょうど河原の道を家に向かって歩いている途中で、その久保さんから電話が入ったとの事。
夜、食事時にNちゃんが録ってくれたディスカバリーチャンネルのビデオを観ていると、何と、そのタクツァンが登場!しかも、クリ坊やDKRの転生者とされる少年までドアップで映っているではないか。グラーツやウィーンでの出来事(12・嵐の年、倍音の月「ディルゴ・ケンツェ・リンポチェ」参照)を彷彿させるような4次元的な魔法で、またも私達を楽しませてくれた。本当にお茶目なマスター達だ。このビデオのテーマとなっていた「増えすぎた転生活仏(トゥルク)」については、私も色々と思うところがあったが、長くなるのでまた機会を改めたいと思う。それにしても、楽しいチベットシンクロな一日だった。
■電気の月24日 KIN28 黄色い月の星「ファミリーランチ」(byD) カンボジアから帰国中のSさんと、そのお友達Rさんと4人で、エテルニータ・ランチへ。興味深いことに、Sさんは私の父と、そしてRさんは私の母と同じ誕生日(共に365日の)。しかも、学生時代からの友人同士であるお二人は、私の弟と同じ年の生まれでもあった。私の親同士が同い年であった事なども考えると、なんだか4次元的に私の家族とランチをしているような気がしてきた。そういえば、今日は、13暦では、「信号の地球家族(空歩く者、鏡、夜、星)」に当たる日だが、私の両親、弟、そして当然目の前にいるお二人も、皆「信号の地球家族」だ! お二人のご都合とこちらの予定が上手くかみ合ったのが今日だった訳だが、こうして見ると、日付の力に導かれた感じもする。
夕方、ネットで調べ物をしようと、某家電量販店のサイトを開いていたら、その量販店の渋谷店から電話が入った(サイトは、この時のみの必要性で観に行っていただけなので、普段見る事はまずないし、時間的にも10分もかからない用事だった)。修理に出していたデジカメが直ってきたとの事。「ひと月近くかかるかもしれない」と言われていたので、2週間もかからずに出来上がってきただけで嬉しかったが、ツイている事に、ちょうど明日は渋谷に出る用事もある。日々の生活の中に織り込まれたこういうシンクロは、楽しくもあり、また便利でもある。
■電気の月25日 KIN29 赤い電気の月「12年に一度を掴んだ男」(byD)
久しぶりに、友人S君から電話が入った。興奮気味に話す内容を聞いていると、どうやらイメージしていた通りのお相手と劇的に出会えたらしい。Lに予言されていた12年に一度のラッキー・ウェーブが、完全に過ぎ去ってしまう直前に、ギリギリセーフで、しかしながらキッチリとその波を掴んだのだ。もともと、波乗り上手な彼ではあるが、ここぞという時のシンクロ力は流石である。
今日は、電気の月の「赤い電気の月」の日。同じ「音」が重なる「魔術のカメの日」の上、「紋章」の方もこの一年と重なる「赤い月」だから、かなりマジカルな日なのは確かだ。しかも『時間の法則の20の銘板(以下、20の銘板)』の見方では、今月はKIN120(黄色い電気の太陽)とも対応している。これって、S君の「銀河の署名」そのものではないか!つまり今月(G9/20~10/17)は、13暦的に見ても、S君のパワーが最も高まる月だったという訳だ。『20の銘板』の実践期間16年の中で、彼のKINがリンクするのはこの一ヶ月だけだから、12年どころか16年に一度の波を掴んだとも言える。
さらに言えば、私は、『20の銘板』の再配布に向けて、データの編集が可能かどうかの調査依頼を彼にしており、現在、その元データの殆どが、彼の手元にあるのだ。彼は、「13の月の暦」について興味は持っているものの、それ程詳しい訳ではない。『20の銘板』についても、上記の情報は意識していないはずだ。しかし、こういうシンクロが起きるのは、そういうデータを手元に置いていた事とも関係なくはないだろう。情報は様々な次元で交流しているものだ。
常々感じる事だが、「13の月の暦」から見た波であれ、西洋占星術から見た波であれ、自分の心の声に忠実(自分に素直)な人は、概して時空の波乗りが上手い。そして、そういう人は皆、様々な意味で感性が鋭い。これは、資格やマニュアルに寄りかかるのとは逆の方向性なので、一般化するのはかなり難しいだろう。だが、逆に寄りかかるところを無くしていく事で、無理やりにでも磨く事はできるかもしれない。まあ、難しい事はさておき、メデタイ話はいつ聞いても良いものだ。話す人から溢れ出る喜びが、聞く人にも伝わって、喜びの輪が広がって行く。この日記からS君の喜びを感じ取れた人は、きっと12年に一度の波も掴み取れるに違いない。