時間芸術学校クリカ「シンクロニックダイアリー」
黄色い宇宙の種の年(2005.7.26 - 2006.7.25)
■倍音の月7日(G11/21)1・風 KIN222 「風のウェイブスペル」(by L)
今日から風のウェイブスペル。遠くからのお客様の予定が続いている。詳しい事は書けないけれど、みんな何かを伝えにやって来てくれるのだ。
「Escape over the Himalayasーヒマラヤを越える子供たちー」の上映会は、昨日無事に終了。(チケットは早々に完売し、140名収容の会場はほぼ満席。自主上映ゆえ行き届かないところもあったと思いますが、日曜の貴重な時間を割いて駆けつけてくださった皆さん、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!)昨日は、NPO天真会・3Hスカラーシップの方々も沢山いらして下さっていたのですが、実は青木先生(NPO天真会代表)のおかげで、もうショック死寸前のビックリな出来事がありました。私だけでなく、きっと会場にいた誰もがドギモを抜かれたのではないかと思います。当日の様子は、KIKUのブログ(By HP担当のNちゃん)をのぞいて見て下さい!
■倍音の月9日(G11/23)3・種 KIN224 「シンクロ・ネットワーク」(by D)
今日は、横浜ナディアで「13の月の暦」のクラスがあった。少人数だったので、参加者の皆さんとアットホームな感じで時間を過ごさせてもらったが、「初心者向け」「テーマ別クラス」の2コマに続けて参加して下さったのは、Aさん唯一人だった。帰り際、私が普段どんな事をしているのか、という質問をAさんがしたのがきっかけで、名刺交換をした。聞けば、ちょうどナディアが出来た頃(10年前位)から、この付近に住んだり、仕事場が近くにあったりしたのに、ごく最近までナディアの存在すら知らなかったという(というか目に入らなかったようだ)。
一方、「13の月の暦」については、以前から多少興味を持っていて、昨年からは手帳も使うようになったとの事。新年(13暦での)を迎えて、どこかで今年のものも手に入れたいと思っていたら、ふと入ってみたナディアに手帳や暦も置いてあり、勉強会がある事もわかったので、タイミングが合った今日、初めて参加してみたという事だった。興味深い事に、Aさんの銀河の署名は、この日ナディアの店番をしていたKさんと同じ「赤い自己存在の月」(KIN69)だったが、実は、もっと驚くようなシンクロが起きていた事に、この時はまだ気付いていなかった。
帰宅後、頂いた名刺からネットサーフィンをしていて、Aさんが講師として紹介されているページがヒットしたのだが、そこには、数日後の「赤い月」の日に、ホゼ・アグエイアス氏(13の月の暦提唱者)とジョイント講演するエハン・デラヴィー氏の名前も出ていたりした。勉強会で話の通りが良かった印象から、Aさんに関心が湧いた私は、そのページに出ていた経歴等からさらにネットサーフィンで検索を進め、とある大学の研究室のHPにまで辿り付いた(年中、こんなストーキングしている訳ではないので、読者の皆さん安心して下さい(笑))。そこで、私は全身に電気が走るような発見をしてしまった。
何と、Aさんが学生時代に所属していた研究室のOB・関係者一覧に、今日手に入れたばかりの本『複雑ネットワークの科学』(産業図書)の著者名を見つけてしまったのだ!というより、よく見たらその研究室の教授ご本人も共著者の一人であった!最近没頭していた『SYNC(なぜ自然はシンクロしたがるのか)』(早川書房)を間もなく読み終えようとしていたので、関連書籍の中から、次なるターゲットとして絞り込んでいたのが、この『複雑ネットワークの科学』と『新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く』(NHK出版)の2冊だった。しかし、できれば、実際に中身を見てから購入したかったので、アマゾンでレビュー等を見たまましばらく放置していた。
そして今日、予定より少し早く横浜に着いてしまったので、ダイアモンド地下街にある有隣堂に寄り道し、この2冊を見つける事になったのだった。『複雑ネット~』の方は、今の私には少々難しい気もして、一瞬購入をためらったが、手に入る時に入手しておかないと後悔する事があるので、とりあえず2冊とも購入する事にした。従って、今日、暦のクラスをやっていた時、実は自分のカバンの中には、上記2冊の本が既に入っていたのだ(ついでに読み終える直前だった『SYNC』も)。もし、レクチャー中にAさんに見せていたら、もっと面白い事にもなっていたかもしれないが、今、気がついてもこんなに興奮しているのだから、きっと話がとっ散らかってしまっただろう。そう思うと、やはり然るべき時に気付いたように思う。
日々、シンクロニシティの波でサーフィンしている私も、今日は久々のビッグウェイブに乗った気分で、なかなか興奮が収まらなかった。ジャンル的に見て、いずれは興味を持ったり、関わったりする人物や本だったとしても、今日という日にそれが一気に繋がってしまうのは、そうある事ではないだろう。それに、実際にAさんに会っていても、最後に名刺交換する流れにならなければ、このような事には気がつきようも無いのだ。シンクロやネットワークの本を持ち歩いていて、シンクロが起こる。なんとも楽しい一日だった。
後日談。この興奮をAさんにお伝えしたところ、暦のクラスに参加した4日前、卒業後何年かぶりで研究室に教授を訪ねたばかりだったという(その間一度も訪れていなかったとの事)。一体これらの事象を繋げている仕組みは何なのだろうか。私は、素人研究者なので、ジャンルにとらわれず好きな形で探求を続けているが、今のところ、それを解き明かすヒントになりそうな事は、上記に挙げた最新の科学的アプローチと、不思議研究所の森田健氏の研究アプローチ、そして暦を使った実験的アプローチ辺りにあるのではないかと期待を寄せている。なんだか益々面白くなって来そうな気配がするこのごろである。
■倍音の月14日(G11/28)8・月 KIN229 「銀河の寄り合い」(by D)
今日は、オーストラリア在住の友人(このHPの事でも色々助けてもらっている)が、同じくオーストラリアでキネシオロジーをやっているBさん夫妻と仕事仲間のTさんを伴って遊びに来られた。お昼にはまだ少し早かったが、以降の予定の関係で、「マダムジェイド・アイリ」で早めのランチを頂く。私たちのテーブルを担当してくれた女性が中国の方だったので、香港出身のBさんの奥様は、中国語でのコミュニケーションを試みたが、北京語と広東語では相当ギャップがあるようで、「ちょっと難しい」という事だった。場所を移して、Bさんが希望されていたBA波動測定を体験して頂き、その後、私達もキネシオロジーを体験させてもらった。お互い、簡単なテストをしただけだったが、どちらのアプローチでも、同じような情報が得られる可能性を感じあえて、なかなか有意義な時間だった。
日が暮れる頃、新横浜へと向かう。これまで何度か、北海道(帯広)でのクリカ・ワークショップを主催して下さっている瀧川さんの呼びかけで、辻麻里子さん(『22を超えてゆけ』の著者で、この夏、北海道でのイベント「アルクトゥルスへの誘い」でもご一緒した)、トーラスさん(数と形の研究家。プロジェクトメタトロンHPは圧巻!)と急遽集まる事になったのだ。しかしながらこのメンバー、なかなかにギャラクティックである。それに応えるかのように、適当に探して入った広東料理のお店には(何故か今日はチャイニーズ。よく考えたら自分達も北京でそれぞれ別な時に入手した上着を着ていた)、楕円形の大きなテーブルが用意されていて、他に殆ど客はいなかった(しかし料理は美味しかった)。8つある席の5つにそれぞれが座ってみると、8年で5会合という金星周期やフィボナッチ数列、黄金比などがイメージされてしまう。まあ、そんなメンバーなので、Lが「これは、銀河の寄り合いだね」と言っても、「うーん、いいネーミングだ」と皆納得してしまう始末だった。
ここで行なわれた極秘会議の内容については、然るべき時が来るまで明かす事はできないが(という程大げさな事でも無いのだが)、何か楽しい事が起きそうな気配を感じる方は、アンテナに磨きを掛けておくと、いち早く情報をキャッチできるかもしれない。お店を出てすぐ、「横浜330 11-22」のナンバープレートをつけたタクシーが目に入ったり、あざみ野から乗った田園都市線が「22:22」発だったりすると、銀河から「今日の会議、グッジョブ!」と言われた気分になってしまうのは、普段飲まないお酒が入ったせいだろうか。それにしても、まさに「銀河の日」に、普段名古屋にいるトーラスさんともタイミングを合わせて、集合を掛けてしまう瀧川さん(ご本人も普段は北海道)は、この「銀河の寄り合い」でも”座長”と呼ぶに相応しい活躍ぶりだった。実は、シンクロがあり過ぎて全然報告できないままになっているが、夏のイベント時にあったある経緯から、瀧川さんは「座長」と呼ばれる事になったのだ(もちろん内輪でだけど)。
帰宅後、ほぼ毎日見に行く「不思議研究所」のHPを訪れると、中国に不思探索調査に行っているもりけんさんが、初の海外生放送を”北京”から行なった直後だったので、すぐに再生してみた。それにしても、便利になったものである。最新の不思議研究を、ほぼリアルタイムで現地からキャッチできてしまうのだ。今や殆どテレビを見ることが無くなった私達だが(ニュースもネットで事足りる)、よほど質の高い(内容があって面白い)番組でも作らない限り、今後も見る事にはならないだろう。広告(視聴率)やら政治、諸々とのしがらみで、質の良くない情報を垂れ流しているマスメディアより、真摯な個人が、しがらみなしで発信する情報の方が、遥かに新鮮で面白い(もちろん、個人の嗜好で偏りは出るだろうが)。もりけんさんについて色々言う人もいるが、私は彼のスタンスに心地良いものを感じているし、その命がけの探求には敬意を抱いている。最新著『自分ひとりでは変われないあなたへ』は、スピリチュアルな情報や不思議な事に関心のある方から、「そういう世界はどうも」という方まで(このHP読んでいる方には少ないと思うが)、是非読んでみて頂きたい一冊である。
■倍音の月20日(G12/4)1・鷲 KIN235 「ワシのウェイブスペル」(by D)
天真書法塾の臨書作品発表会最終日、青木天外塾長による講評会があった。自分の作品に対する講評はもちろん、他の方の作品に対する講評を聞かせて頂くのは、何よりの勉強になる。結局、「見方」が分からないと、作品をどうやってより良くするのかも分からないからだ。そういう意味で、この書法塾は、塾長が苦心して掴んだ極意を、惜しげもなく教えて頂ける、大変貴重でありがたい塾だと思う。しかも、その「見方」は、単に書道の世界に留まるものではなく、あらゆる世界に応用が可能なものばかりなのだ。文武を極め、ジャンルを越えた広大な世界を探求された師だからこそ為し得る離れ技と言えよう。
夕方、片付けを終えて、鎌倉へと向かう。友人の木村悟郎さんとエブリーヌさんが夕食に招いて下さったのだ。悟郎さんとは、新体道と書法を通じて、エブリーヌさんとはチベットサポートを通じて、それぞれ別々に知り合っていたのだが、お二人がパートナー同士である事を知ったのは、しばらく後になってからだった。ちょうど、昨日から鎌倉の「ギャラリー楓」で、エブリーヌさんによるチャリティ写真展「チベットの子供達」が始まっていて、今日は、ビデオ上映のヘルプで、KIKUの久保さんやNちゃんも一足先に鎌倉に駆けつけていた。駅まで迎えに来て下さった悟郎さんによると、熱心な方が集まって素晴らしい会になったとの事。そして今しがた、写真展に顔を出された作家の渡辺一枝さんをお送りしたばかりだという。横須賀線の中でLが読んで来たのは、その一枝さんの作品「わたしのチベット紀行」だったのだから、驚いたのは言うまでも無い。
静かな山間のお宅で、久保さん、Nちゃんと共に、エブリーヌさん&悟郎さんがふるまって下さったお料理を味わいながら、チベットのことや「書」について色々と語りあって、楽しいひと時を過ごさせてもらった。エブリーヌさんは、かつてアジアを長期旅行した時のハードな体験(乗っていた列車が降りた次の駅で爆破されたとか)を笑いながら話してくれるし、悟郎さんは悟郎さんで、厳寒時の滝行の話や写真を喜んで見せてくれるしで(彼は新体道の指導員として各地で活躍している他、滝行では先導をする位豊富な経験を積んでいる)話題は尽きなかったが、電車の時間もあるので、私達と久保さんは、悟郎さんの車で大船まで送ってもらう事にした。
帰宅後、悟郎さんのお誕生日から銀河の署名を調べてみたら、何と久保さんと同じ「青い律動の鷲」である事が判明!今日から鷲のWS(ウェイブスペル)、即ち、「鷲の魔法が掛かった13日間」に入った所だが、まさにそのエネルギーに刺激を受けたかのような発見だった。というのも、久保さんと悟郎さんは、チベットサポートを通じて数ヶ月前から互いに顔見知りだったし、私達はお二人の事をもっと前から知っていたからだ(なのに悟郎さんの署名は今日まで調べた事がなかったのだ)。ワシのキーワードは「ヴィジョン、創り出す、心」だが、この13日間、一体どんな楽しいヴィジョンがやってくるのだろうか。初日から期待させてくれる展開だった。
■倍音の月24日(G12/8)5・嵐 KIN239 「クリエイティブな魔法期」(by D)
鷲の13日間(WS)に入った翌日、Lのリーディングには、苗字に「鷲」が付く方がいらしたりして、何かと鷲のエネルギーを感じる日々であるが、WSの初日とパルサーの関係で結び付けられる5日目の今日は、やはりこの13日間に「輝きを授ける」ような感じの事が起きるから面白い。
夕方から渋谷で年内最後の書法塾。去年のダラムサラツアーで知り合い、チベットサポートグループKIKUの活動を通じて友人になったCちゃんが、何と今日から書法塾に参加する事に!実はCちゃん、私と同じ大学の書道科を卒業しているので、この道に関しては私達より全然先輩なのだ。しかし、塾のカリキュラムでは、どんな書道歴の人でも、最初は「生命の実線」というまっすぐな線を、ひたすら引く稽古から入る。その線を見て、先生がCちゃんに向かって「あなたは、クリエイティブな才能をすごく持っているねー」とおっしゃった。先生には、その人の才能から今の体調まで、線一本から見事に見抜かれてしまうので、隠し事はできない(だからこそ、それぞれの人にとってベストな指導が出来るのだろう)。
彼女は現在、プロ仕様のパン用オーブンを販売する仕事をしているのだが、パン作りもプロ並で(というか、その味はデパ地下にあるフランスの有名パン屋のものを上回る位)、それを見るだけでもクリエイターぶりは十分に感じられていたのだが、どうやらもっと色々な面でも才能を開花させる可能性があるようだ。ちなみに、鷲のキーワードには「創り出す(Creates)」という言葉が含まれているから、このWSに入塾すると決めた事も、シンクロニックな波に乗っている証拠と言えよう。
ところでこの日、「青い律動の鷲」の悟郎さんから、面白いシンクロ報告があった。彼は、初夏に暦のレクチャーをさせて頂いたほびっと村で、新体道のクラス(週1、月1、スペシャル等)を常時開催しているのだが、今日は、エブリーヌさんから頼まれて、チベットのポストカードの納品も行なったらしい(ほびっと村は、チベットサポートにも色々と協力されていて、KIKUで扱っているグッズも店頭に置いて頂いている)。その時、納品書の見本としてお店のMさん(暦レクチャーのきっかけを作って下さった方でもある)が見せてくれたのが、なんと「時空のサーファー」(モデラート)だったとの事!たまたま納品書の束の一番上にあったという事らしいが、それも含めてバッチリシンクロしているのがスゴイ。
その後、もともと購入しようとしていた拙著「宇宙の暦は13ヵ月」を店内で探すと、隣に「時空のサーファー」が置いてあるのを発見。「さっきの本だ!」と思ってパラパラめくると、それが暦の提唱者であるホゼ博士の本で、後書きを私が書いている事にも気付き、こちらもご縁があると思って購入されたとの事だった(感謝!)。悟郎さんは、クリカのサイトを見に来た際、「時空のサーファー」という言葉には気付いていたけど、それが本のタイトルで、私が解説を書いている事までは知らなかったのだ。しかし、新体道と滝行を徹底的にやり込んでいる彼にとっては、「天地人々」つまり「宇宙(自然)」とか「時空全体」とかとの一体化(シンクロ)は、お手のもの。こういう人がカレンダーを使うと(いや、使おうとするだけでも)、益々それが加速するから、目が離せない。